骨の癒合期間を最大で38%短縮してくれる夢の様な3Dプリントギブス「Osteoid」
またまたとんでもないニュースが流れてきた。3Dプリントされたギブス「Osteoid」。見た目はSF映画に出てきそうなデザインをしており、早くも厨二感がヤバい等と話題になっている。
なぜこんなギブスが治癒力を高めるのかというと低出力超音波パルス(LIPUS)の発信器を取り付け、1日20分間、微弱な出力の超音波をあてる事で骨折の治癒速度を最大で38%加速する事が可能で難治性骨折の治癒率を80%上昇させることができる。らしい。
作り方も3Dプリントと言うことでテンプレート設計図にその人用のデータを入力するだけで特注のギブスが簡単に作れる事が容易に想像出来る。低出力超音波パルス(LIPUS)を当てる装置自体は高そうだが、このギブス単体で考えたらコストパフォーマンスは良い方なのでは。
だが、このギブスを付けっぱなしにしていたらプラスチックだから蒸れるし、アトピーの人はどうするんだろうと思い浮かんだのだが、本人曰く大丈夫らしい。あまり理由は書かれてなかったがギブス中に穴があいており、その通気性と穴からかゆい所をかきかき出来るから従来のギブスから考えたらかなりマシになのかもしれない。
見た目はめちゃくちゃカッコいい・・・!!
ギブスのデザインをしたニズ・カラサヒンさん。イケメン。
トルコの工業デザイナー デニズ・カラサヒン(Deniz Karasahin)氏が、2014年「Golden A&
Design Award」の3Dプリンター& プロダクトデザイン賞を受賞した「Osteoid」出典:Could This 3-D Printed Cast Really Heal Bones Faster? Co.Design