「熊本地震の影響で多発!エコノミークラス症候群のリスクとは?」
エコノミークラス症候群のリスクは簡単に計算できます
熊本地震の発生後に、エコノミークラス症候群(肺塞栓症:はいそくせんしょう)と診断された患者さんが多く発生しています。実は、そのエコノミークラス症候群のリスクは、自宅で簡単に計算できるのです。
エコノミークラス症候群の前の段階として
エコノミークラス症候群の前の段階として、DVTという状態があります。足の血管に血の塊がある状態です(鼻血の時にドロっと出てくる、「あれ」です)。
あの状態が血管の中に長く伸びていると思って下さい。
さらに、その塊が肺まで飛んでしまうと急に呼吸が苦しくなり、場合によっては心臓が止まってしまいます(これがエコノミークラス症候群という病気です)。
しかし、DVTの段階で発見し治療すれば、何も起きずに治ってしまう病気でもあるのです。
【チェック】DVT(エコノミークラス症候群前の状態)リスクの調べ方
実は、自宅でも簡単にDVTのリスクを簡単に調べることができるのです。それが、「Well’s score(ウェルズ・スコア)」という質問票です。
早速、点数をつけてみましょう
▼ チェック9項目①ガンと診断されている(6ヶ月以内に治療などされている)
+1点
②麻痺がある、あるいは最近ギプスを装着したことがある
+1点
③ベットの上で3日以上寝たきり、もしくは手術後4週以内
+1点
④ふくらはぎを握って圧痛がある
+1点
⑤ふくらはぎ全体が浮腫んでいる
+1点
⑥左右でふくらはぎの大きさが3cm以上違う
+1点
⑦ふくらはぎのむくみ(指1本で5秒押して、離すと凹みが残ったまま)
+1点
⑧静脈が浮き出て見える
+1点
⑨他にふくらはぎの病気がある
-2点
【チェック結果】あなたは何点でしたか?
● 0点だったあなた:エコノミークラス症候群の可能性は「0〜5%」● 1〜2点だったあなた:エコノミークラス症候群の可能性は「17%」
● 3点以上だったあなた:エコノミークラス症候群の可能性は「17〜53%」!!
チェック結果が1点以上の場合・・・
エコノミークラス症候群のリスクがあります・・・。一度、医師に相談をしてみてはいかがでしょうか??
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