戦国時代突入!! ニュースアプリ まとめ。2014年上半期
2013年始めからポツポツと世の中に出始めてきた「ニュースアプリ」ですが、初期の頃は情報をキュレーションしてくれる便利なサービスとしてユーザーに受け入れられてきました。
現在もその流れはもちろんあるのですが、様々なニュースアプリが出始めて個性を出し始めています。情報はネットの中で並列化していくものですが、ニュースアプリ達が同じものを扱えば、みんな同じようなアプリになってしまいますので、各社でオリジナルの機能を全面に出して勝負に出ているのが伺えます。
そんな「ニュースアプリ」ですが、一旦まとめてみようかと考え記事を書いています。まとめると言っても全部まとめてはこんがらがってしまい、取捨選択が難しくなるので、この戦国時代で生き残っている?突出した?アプリを厳選して紹介をしていきます。
1. Presso
はてブユーザー必須のアプリとなっているのですが、一般ユーザーにも優しい設計となっており専門的な記事を表示するフィード(社会や写真・カメラなど)が豊富にあり、現時点では28種類ものフィードが存在しています。
使用感もかなり洗礼されています。記事内容を見ながら、はてブされたコメントが見れる仕様になっていまして、理解が深まるor議論の場としての側面も。
UIには少々の不満があるが(フィードの移動など)それ以外は洗礼されたデザインでまさに情報を得る事を集中できるように設計されおり、すいすい記事が読めるのも特徴です。
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Android版未リリース:
2. NewsPicks
確か去年の10月頃にリリースされたアプリなのですが、このアプリは攻めています。ユーザー登録が必要なのですが、ユーザーは有名人の割合が大きく、記事に対してしっかりしたコメントを読めるのが特徴。
どちらかというとSNSのような側面も持ち合わせており、フォロー概念とそのフィードでフォローしている人がピックした記事を読んでコメントを読む事が出来ます。
このサービスはまだまだ伸びるような気がしますね。スマートニュース、グノシーが一般向けに進んでいますが、ニューズピックスはビジネス向けに特化されていて、この層はネットでの影響力も強い方も多く周りの人達を取り込めている形に。
iPhone版インストール:NewsPicks: ソーシャル経済ニュースメディア
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3. Gunosy
2013年のニュースアプリの話題をかっさらったグノシー。ここに来て一般向けのサービスへ転換しに回っていますが、それが良いか悪いかは置いといてニュースアプリとしては中々良いユーザー体験が出来るアプリになっています。
初期の頃はSNSアカウントを紐づいてユーザーがどんな情報を好むかを探すアルゴリズムも弱く粗い印象でしたが、ここの所、アルゴリズムが強化されたのか求めている記事をピンポイントで拾ってくるようになりました。
それでも一般向けにシフトしたと言う事はやはり世界に向けての一手だったのだろうと思います。まだまだ期待のアプリなのでインストールしていない方はインストールをおすすめします。
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4. vingow
三行にまとめてくれると話題になったアプリですが、筆者のように特殊な情報を求めている人には特に三行だけで必要な情報を得る事は少ないなと使っていて感じました。普段の日常ニュースを読む人であればこのアプリは活きてくんじゃないかとは感じますが。
ユーザー登録がないから、ささっと試したい人には向いているところも良いポイント。カテゴリーの中にあるタグを選んでフィードで選んだタグに関連する記事が上がってくるようになっています。
大事な情報だけを抜き出してくれるので時間がない方にもオススメで、ポイントだけを知りたい場合はこのアプリが最速で記事を理解出来る所がこのアプリの良い所ですね。
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5. LINE NEWS
さすが、LINEと言ったところでしょうか。一般向けに完璧に設計されています。ニュースアプリとしてはほぼほぼ完成されていて、記事が読み見やすい。
読みたい記事を1つ選ぶと、続いて関連記事が連続で見れるのはかなり便利なんじゃないかなーっと。これはすごい。他のアプリにもこれは真似して欲しい機能です。
読み込みもとびっきり速くてこれで満足しないユーザーはいないんじゃないでしょうか?もちろん開発者向けの記事は1つも上がりませんが、一般の感覚を理解する為にインストールしたほうが間違いなく良いです。
iPhone版インストール:LINE NEWS / LINE公式ニュースアプリ
Android版インストール:LINE NEWS / LINE公式ニュースアプリ
6. Antenna
アンテナも他のアプリ同様に好きなカテゴリーを選んで自分好みの記事がフィードに回ってくるようになっています。他のアプリと違う所はUIでイメージを全面にだしてテキストだけで判断するのではなくサムネイルを見て選択出来るような仕様に。
アンテナ内で見ている記事がどのくらいクリップされているか、どの程度、注目されているかを確認出来るようにもなっています。話は戻るが、サムネが全面に使われているのにもかかわらずサクサク感があって記事を選んでいる時にストレスは少ないです。
記事内容に関しては一般向けとネット向けの半々と言ったところでしょうか。運営的には徐々にスポンサーになっている企業のサイト(記事)を閲覧しやすく改善を図っています。
iPhone版インストール:キュレーションマガジン Antenna[アンテナ]
Android版インストール:キュレーションマガジン Antenna[アンテナ]
7. SmartNews
ユーザー数がうなぎ上りのスマートニュース。一般向けに設計されていますが、裏の技術ははんぱないです。オフラインの時でも記事が読めるように設計されたスマートモードは他のアプリには見られない機能です。
スマートニュースのUIは他のアプリにも採用される程洗礼していて記事が読みやすい仕上がりになっています。前は上下のスワイプをするとつっかかる部分があったのですが、現在ではそのようなバグも潰されています。
チャンネル機能というのが新しく出来て有名なネットメディアを購読出来るようになっているのも特徴。まぁ、基本は一般向けなので読む回数は少ないんですけどね。
iPhone版インストール:ニュースが圏外でもサクサク読める!SmartNews(スマートニュース)〜プロ野球から芸能・天気まで〜
Android版インストール:ニュースが圏外でも読めるSmartNews/スマートニュース
8. Paper
Facebookがアメリカで公開した「Paper」はまだ日本に上陸していません。テスト運用と言ったところでしょうか。
Facebookは米国時間4月18日、同社の「Paper」アプリの最新版をリリースし、誕生日やイベントのリマインダのほか、フォトコメントといった馴染みのある機能を新たに追加したらしいです。
これからテスト運用が終われば世界に向けてリリースが行われますが、この「Paper」は既にFacebookのバックデータがありますので記事のマッチングはスゴい精度であることが予想出来ますので、今から注目していてもいいかもしれません。
FacebookのPaper特設サイト(英文):Paper
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