コレステロールが高い方へ/コレステロール数値改善する施策付き
善玉コレステロールとは?いわゆる“善玉コレステロール”とは、医学的には『HDLコレステロール』と呼ばれるものです。
カラダの中で、良い働きをするコレステロールの一種です。
コレステロールには「HDLコレステロール」、「LDLコレステロール」、「中性脂肪」の3つに大きく分けられます。
この中で、唯一高い数字を示す方が良いのが、HDLコレステロール(善玉コレステロール)です。
善玉コレステロールがカラダにいい理由と、その効果とは?
善玉コレステロールは、血管を詰まらせる原因となる悪玉コレステロール (LDLコレステロール)を血液の中から取り除き、肝臓や、副腎、卵巣や精巣などの様々な器官に取り込む働きがあります。そもそもコレステロールというのは血液中で分解されません。
“リポタンパク質”と呼ばれるタンパク質とくっついた状態で、血液中と細胞の中を行ったり来たりしています。
血管を詰まらせる原因となる悪玉コレステロールを体内から取り除いてくれる働きがあるため、善玉コレステロールと呼ばれています。
この働きにより、善玉コレステロールは動脈硬化を予防したり、心筋梗塞などの心臓病の予防にも役立っています。
善玉コレステロールの値が低いと記憶力の低下や痴呆のリスクが高まる、とも言われています。
健康な人においては、血液の成分のうち、約30%が善玉コレステロールからできていると言われています。
「アメリカ心臓病学会」では、善玉コレステロールの値を60mg/dl以上に保つことを推奨しており、男性では40mg/dl以下、女性では50mg/dl以下の場合危険な数値であるとしています。
善玉コレステロール値を上げるには?
善玉コレステロール値を上げるにはどのような事に気をつければいいのでしょうか?たくさんの方法がありますが、代表的なものとして、
・アルコールの摂取を少しだけ控える
・過度なカロリー摂取を控える
・トランス脂肪酸や、LDLコレステロールを多く含む食品の摂取を控える
・体重を減らす
・喫煙をやめる
・適度な運動をする
・可溶性の食物繊維と、オメガ3脂肪酸の摂取を増やす
あが挙げられます。
結局は適切な食生活と運動習慣に他なりません。
日々のちょっとした心がけの積み重ねで、数字は大きく変わる可能性があります。是非根気よく続けてみてください。
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