リーマン以来、年金運用損、5兆円を超えると報道されるGPIFの公表、安倍政権は参院選後に行うという自分たちの損失を国民に隠す最悪愚挙

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安倍政権が行っている・博打・、GPIF・年金運用は、株高前提で、急激に株安に成れば当然損をする。当然なことだ。アベノミクスも株高・円高・輸出産業任せの前提に伴うマジックネタで、今回の英国EU離脱で全ての損失が完全暴露される。5兆円強の原因は昨年の中国株安。アベノミクスの前提条件が以下に危険なリスクを背負い、メディアにも勝ち組部分を見せかけていたこと(特に戦犯メディアはNHKである)。GPIF/5兆円強の損失発表も・参院選後・という、安倍自民政権に配慮した卑劣なやり方だ。はっきりしたのは、アベノミクスがアホミクスとしての破綻を今回の英国EU離脱で証明されるだろう。このことは次の・参院選・で有権者がはっきり証明する必要がある。仮に、EUから他国が第2、第3の離脱をしたらどうなるか。株等はズタズタだ。日本経済、特に我々の年金が今後どうなるのか?安倍自民政権は、非常に危険な株取引に年金運用を利用しているのだ。もはや、言う事なしである。
ロイターより記事本文引用・・・

GPIF、昨年度の運用損5兆円台前半 円高株安で5年ぶり赤字

[東京 1日 ロイター] - 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の2015年度の運用損失が5兆円台前半となったことが分かった。関係筋が明らかにした。年度を通して赤字となるのは10年度以来5年ぶり。


英国の欧州連合(EU)離脱で金融市場はなお不安定な動きを続けており、積立金140兆円の運用は今後も厳しいかじ取りを迫られそうだ。


6月30日に運用委員会を開き、概要を伝えた。年初からの円高・株安の影響で、保有する国内外の債券、株式のうち国内債券以外の資産で赤字が膨らんだもようだ。

GPIFは、昨年12月までの3四半期で5108億円の赤字を計上。以降も米利上げに伴う世界的なリスク回避の動きが直撃し、日経平均株価.N225が1500円以上下落したほか、円相場が対ドルで8円程度上昇し、保有資産の価値が目減りした。

運用実績などを取りまとめた業務概況書は参院選後に正式発表される見通しだが、7月10日の投開票日を前に民進党などの野党は追及の声を強めそうだ。

GPIFは「昨年度の運用状況については7月29日に公表することにしている」(広報担当者)としている。

出典:http://jp.reuters.com/article/gpif-results-idJPKCN0ZG38Y

	
朝日新聞・記事本文引用・・・

2015年度の公的年金積立金の運用成績は、5兆円を超える損失となることが確定した。株安が影響したもので、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が30日の運用委員会で厚生労働省に報告した。だが、GPIFが公表するのは参院選後の7月29日で、野党は「損失隠しだ」と批判を強めている。

GPIFは国民年金と厚生年金の積立金約140兆円を運用している。30日の運用委員会は非公開で開かれ、GPIFが15年度の財務諸表を報告。関係者によると、運用損は総額で5兆数千億円に上ったという。


 中国が人民元を切り下げて世界的な株安となった昨年8月の「チャイナ・ショック」が影響し、昨年11月に公表された7~9月期の損失は7・8兆円だった。


 GPIFは将来の年金支給に必要な利益を確保するとして14年10月に運用基準を見直した。国内債券の比率を60%から35%に下げ、代わりに株式比率を50%に倍増。安倍政権は成長戦略にも位置づけたが、株価の影響は受けやすくなった。


 15年度の運用成績の公表日について、GPIFは3月末に7月29日と決めた。例年は7月上旬に公表しているが、今年はGPIF発足10年に合わせて保有株の銘柄なども新たに公表する予定で、その開示方法などを検討するのに時間がかかるためだと説明している。


 ログイン前の続きこれに対し、民進党は「損失隠し」と追及を続けており、岡田克也代表は30日の街頭演説でも「選挙に不利なことは隠す。安倍政権のやること、こんなことが多い」と反発。運用委員会の外部有識者からも「7月の末というのは遅いと受け止められるのは当然」といった指摘が出ている。


 GPIFの運用基準をめぐる議論も再燃しそうだ。


 岡田氏は「リスクが高い。(年金は)安定が必要なのに株に過度に依存している」という批判も強める。一方、安倍晋三首相は27日、自身のフェイスブックで「安倍政権の3年間で37・8兆円の運用収益が生まれました」と強調した。


 単年度の運用損がすぐに年金の支給に影響する状況にはない。リーマン・ショックのあった08年度は9兆円超の赤字だったが、14年度は15兆円を上回る黒字で、収益額は01年度の自主運用開始から昨年末までの間に50・2兆円まで積み上がっている。そのうち運用基準を見直した14年10月以降の黒字幅は9兆円近い。


 ただ、長期にわたって損失が続くようだと、将来の年金財政が苦しくなる。


 年金制度に詳しい日本総研の西沢和彦主席研究員は「与党はGPIFの運用基準を変える時、積立金のオーナーである国民に十分な事前説明をしなかった。野党も運用損で揚げ足をとって不安をあおるのは良くない」と指摘。そのうえで「積立金は国民のもの。財務諸表で年度の運用成績が分かるなら、速報値として開示すべきだ」と求めた。(久永隆一、河合達郎)


出典:http://digital.asahi.com/articles/ASJ6Z4C94J6ZUTFK004.html?rm=553

	







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