[七夕] 織り姫とひこ星、片道150年の別居暮らし
今日7月7日は七夕です。そこでちょっとした小ネタを紹介します。メイン画像:歌川広重「市中繁栄七夕祭」
二人は恋人同士ではなく夫婦
中国から伝わった七夕伝説は元々、仕事もせずに遊んでばかりいた仲のいい夫婦を引き離して、1年に1度のデート以外は仕事の毎日を強制するという儒教的思想の要素が強い話から始まったらしい
沖縄タイムス+プラス 二人が恋人同士ではなく、実は夫婦だということは案外知られていない | 沖縄タイムス+プラス Tanabata Festival (Dinner Menu)竹久夢二/昭和4年(1929年) 片道150年の超々遠距離別居この夫婦の距離は想像を絶する。きょう七夕の夜に天の川を渡って1年ぶりに会う織り姫とひこ星である。 | 沖縄タイムス+プラス ちなみに二人の距離はおよそ15光年。光の10分の1の速度(時速約1億800万キロ)の乗り物でも、実に片道150年かかる。現代風にいえば、電話も通じない超々遠距離の別居生活である |
織女星(ベガ)と牽牛(アルタイル)の間には天の川が流れています。雨が降れば、天の川の水かさは増し、川を渡ることができなくなるそうです。そんな二人のために、かささぎの鳥たちは天の川の中に翼を連ねて橋となり、織姫と牽牛のもとへ渡す手助けをしてくれるのだそうです。
不二三十六景 大江戸市中七夕祭
歌川広重/嘉永5年(1852年)
東京タワーは七夕から夏のライトアップになるのか〜、知らなかった。
。画像は短冊をつるした笹とともに写る竹久夢二と息子・不二彦。世田谷松原にあった自宅「少年山荘」にて撮られた写真です。七夕を描いた絵は多く、夢二の好んだ題材だったようです。pic.twitter.com/T0tRqABDEB
本日は七夕ですね。1年に一度しか会えない織姫と彦星に「かわいそ〜><」と言う人がいますが、彼らの寿命が80億年としたら80億回会ってます。全然可哀想じゃありません。会う人がいない私の方が可哀想です。人間に置き換えたら0.3秒に一回くらい会ってます。私の方が可哀想です。