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<・・・取り残しを作ってはならない!> 誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗 <福島の原発事故はいまだに被害拡大中!宮城の津波はいまだに復興ならず!どこがアベノミクスだ?目を覚ませ日本社会>

<・・・取り残しを作ってはならない!> 誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗 <福島の原発事故はいまだに被害拡大中!宮城の津波はいまだに復興ならず!どこがアベノミクスだ?目を覚ませ日本社会>

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<・・・取り残しを作ってはならない!> 誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗 <福島の原発事故はいまだに被害拡大中!宮城の津波はいまだに復興ならず!どこがアベノミクスだ?目を覚ませ日本社会>

丸5年を超えた東日本大震災・福島第一原発事故の復興政策については、世間の反応は実に穏やかに見える。すでに政府も集中復興期間を終え、やることはやったかのようであり、被災地もまた何かをあきらめてしまったかのようだ。 「この災害復興は失敗である」 何年もかけて反省をし、もうこれ以上の失敗を重ねないよう議論をしつづけ、制度にまでのせようと努力していながら、その反省を吹き飛ばすかのように最悪の結果を導いた、そのような失敗である。

この失敗の原因はどこにあるのか。何をどう問題視する必要があるのか。そのなかで震災時から災害の処理を担当してきた各政権をどのように見たらよいのか

津波被災地では、長大な沿岸に巨大防潮堤が延々と築かれている。だがこのまま建設をつづけても、その背後に住む人はほとんどいない、そういう事態を招きつつある。

奇跡の一本松で有名な陸前高田でも、いったいこの盛り土の上に誰が住むのかという奇態な高台造成が進んでいる。漁業や観光で生業を営んでいた人々にとって、復興事業が――正確には復興の前提となる防災事業が――復興の大きな障害になってしまった。被災地・被災者を応援するはずの復興事業が地域を死の町へと誘っていく。

福島第一原発事故の被災地では、帰還政策が盛んに進められている。除染とインフラ整備が復興の基本であり、この地への早期帰還が目論まれているが、廃炉にまだ何十年もかかる被災地に、おいそれと人が戻れるわけがない。

ましてそこで子育てなどできるわけはなく、帰還政策は早期決着による賠償切りと政府や東電の責任回避のためとみてほぼ間違いがない。

こんな政策で被害者の生活再建につながるわけはない。巨額な資金を投じながら、それらのほとんどが被災者たちのための復興ではないものに使われている。

一体何が起きているのか?

本来、仮設住宅は3年が限界と言われてきた。これは、建物の限界ではもちろんない。むしろそこに暮らす人の限界、もっといえば社会の限界である。

「仮の暮らし」を続けるのにはやはり3年が限界、そして地域の復興も3年を超えれば難しくなり、3年までにもとの地域を立て直し、なりわいを取り戻さなければならない。その限界が3年なのである。

にもかかわらず、なにか当たり前のように、5年経ってもまだ復興の目処はつかず、多くの人が仮の暮らしのままにある。私はここで「復興を急げ」と言いたいのではない。こんな復興政策では、いくら急いだって復興はできない。もっと原点から考え直さなければならない。政策そのものを立て直さなければならないはずだ。

今述べたのは津波被災地の実情である。原発事故災害の状況は、時間に関しては大きく違う。が、事態の根幹は同じようだ。

出典:誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗 「やることはやった」で終わっていい問題ですか? | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

	

原発事故についても政府はその復興をやたらと急いでいる。5年で避難元へと避難者を帰すという帰還政策が復興政策の柱だ

事態の大きさや、原発事故という災害の質から考えてそのような政策は無理である。帰還は簡単ではなく、すでに避難指示が解除された地域でも、まだほとんどの人が戻れていない。それは当然であり、ここでは帰還までに用意されている時間が短すぎるのである。

そもそも廃炉に30年はかかり、40年でも実現可能かどうかというのが公式見解である。撒き散らされた放射性物質も、半減期の長いものでやはり30年。さらに人々が気にするのは子どもたちへの影響であり、世代が一サイクルするのにやはり30年かかる。

しかもここでは自治体丸ごとの長期広域避難を余儀なくされ、地域社会はまるっきり壊れてしまった。いったん崩壊した社会の再生にもやはり、30年程度の時間がかかる。原発事故災害の復興にかかる時間は、つまりは最低限でも30年はかかるというべきだ。

事故から丸5年が過ぎた。少なくともあと25年はその事後処理をつづけなければならない。その覚悟が必要なのに、なぜか6年を目処に復興を終了させようとしている。そして帰還しようとしない被害者に対し、「なぜ帰らないんだ」とのイライラさえ政府の間で募りはじめてきた。

出典:誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗 「やることはやった」で終わっていい問題ですか? | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

	

今回の震災復興の失敗は、しばしば震災初期に掛け違えたボタンにたとえられる。それどころかこの震災では完全に古い体制を呼び戻して、誰にも止めれれない事態を作り出してしまったことになる<<相互無責任体制がもたらした失敗>>

「原発事故の日本」というイメージを早く払拭したいという海外に向けた体面が、帰還政策の根源にはありそうである。そこには、原発事故をいつまでも抱えていてはこの国の経済に悪影響が及びかねないという経済界の懸念もあるようだ。

また、海外に向けた体面とともに、国内における被災自治体の立場にも触れておくべきかもしれない。事故から5年が経ち、被災地ではこの復興を失敗だということは、面子としても難しい。

とくに福島県が「福島の安全」をことさら強調し、例えば風評被害の阻止に専心するのも、どこかで「安全だ」と言わねばならない難しい立場があるからだ。そこに現に暮らしがある以上、「今は心配ない」「不安に考える必要はない」と強調するのはおかしなことではない。

だがこの被害は実害であり、そのこともまた認識しているから、「イチエフは止まってはいない」「フクシマは終わっていない」「福島の現実を知ってくれ」という主張も同時に行われている。

しかしこれに対して暮らしの安全性を強調し、福島の生産物への風評被害撲滅をことさら運動することは、結果として被災地の安全性までも肯定することにつながり、政府の帰還政策を正当化して、帰還しない人々はその安全宣言に逆らっているのだという論理にまで行き着きいてしまう。福島県や県民自身が、政府や東京電力の責任逃れを助長している面が否めない。

結局、復興と称して多額の金をつぎ込みながら、現地復興には何ら寄与せず、被害者を守ることにさえ失敗し、大規模な土木事業を再開して、公共事業国家に先祖返りしてしまった。

出典:誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗 「やることはやった」で終わっていい問題ですか? | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

	

この復興政策の失敗を認めよう

失敗している政策をこれ以上進めるのはやめよう。失敗の責任を認めよう。その責任の所在は、この国にある。しかし、この国の責任とは、政府や省庁もさることながら、当然、国民自身にもその一端がある。相互無責任社会の責任は全体でとるしかない。

出典:誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗 「やることはやった」で終わっていい問題ですか? | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

	

この国はどうも、政治も国民も、そして行政も含め、本当のことを言い、本当の気持ちを伝え、本当に必要なことを一緒になってしっかりとやっていく能力に、大いに欠けているようだ

みなどこかで遠慮して、本音を言わずにすましている。しかし裏ではぐずぐずと文句を言い、政府は国民を、国民は政府を馬鹿にもしているのである。

そして結局、声の大きい人に引っ張られて、やるべきでないことを容認し、そしてやったことが失敗すると、誰かに――それもたいていはもっとも声の出せない弱者に――その責任を押しつけようとする。それもこれもすべて結局は、他人任せの国民性に由来する。 

出典:誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗 「やることはやった」で終わっていい問題ですか? | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

この見識には大いに賛成だ!幕末の時に通訳として日本にいた日系二世のアーネスト佐藤の日記に、この国の国民はなんと主体性のない性格だ・・・と驚いているが、同時に貧しくて食べ物さえない田舎で自分たちはヒエやアワビを食べながら貴重なコメを見ず知らずの通りすがりの客に与える優しさも他に類ないと書いている。今日の日本社会、まるで幕末のような激動を迎えようとしている。そして日本社会の国民性は200年前も今も変わってないように感じる
「帰還や復興に水差す」双葉郡首長ら 第一原発の「石棺」言及
 [福島第一原発事故]
福島民報 #311
	
民主党・野田内閣の時に大臣やってた人が、選挙直後に自民党へ入党だって
 どういう事?

菅直人内閣・野田内閣で内閣府特命担当大臣を務めたほか、復興大臣、東日本大震災総括担当大臣、内閣府副大臣、参議院農林水産委員長・予算委員長等を歴任
	
東日本大震災の復興を標榜しながら人口が200万人以上の宮城県や福島県の参議院改選数を2から1に減らして、被災地の声が中央に届かないようにした政府自民党ですが、震災復興は口先だけで本心は東北などを切り捨てるとの表明であろう。
	
【東北は野党が圧倒❗️自民1議席】東北6選挙区の与野党対決は与党が、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県を落とすなど1勝5敗に終わる惨敗を喫した。


まともに復興支援に取り組んでいないアベシ政権に反旗を翻した恰好。
この現実を関係地域以外の国民は殆ど知らない現実こそが復興を阻止する真因なのだ
福島・宮城・岩手で自民党が負けたのは当然。逆に言えば、この実態に気づかず、もはや被災地を見ようともせずに、自民党を勝たせてしまった他の地域の人々こそ自らの罪を自覚すべきだろう。★誰も語ろうとしない東日本大震災「復興政策」の大失敗
この現実が反原発や放射能汚染の拡大阻止にも失敗を続けている真因なのだ!反原発にもふたつのグループがある。ひとつは、気の毒な被害に合わせてしまった責任の一端を感じて義務感や責任感で反原発の立場を取る人々と、一方は、自分たちもあのような悲惨な被害にあいたくないと権利意識の延長で反原発の立場を取る人々。同じ反原発だと言っても呉越同舟にはなれないグループなのだ

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