SharetubeでAMPを導入できない理由

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AMPを導入すればユーザーにもコンテンツを早く届けられる

AMPを導入すれば検索流入も見込めてキュレーターの方の収益にも貢献できる

そう考えていましたが・・・

SharetubeでもAMPを導入しようとGoogleがAMPをリリースした瞬間に検討したのですが、AMPを調べれば調べるほど、導入できない理由が重なり断念しました。


どうゆうことでしょうか。

結論から言うと「一部の広告タグしか利用できない」から

下記で説明していますが、国内広告ではまだ「i-mobile」さんしか対応していないみたいです。(ふぁっきゅー)


もちろんGoogle Adsenseは対応しています。だってプロジェクトの核にいた立場なんですから。当たり前です。


では、なぜSharetubeではGoogle Adsenseを利用しないのか?

はい、ごもっともなのですが・・・これには理由がありまして。


やはり、キュレーション系のサービスです。僕だけがコンテンツを作成していく分には間違いなくGoogle Adsenseだけの方が利益率が高いに決まっているじゃないですか。


この利益率の高いGoogle Adsenseを捨ててまで僕はこの体系のサービスをやりたかったし、そもそもコンテンツを自由に作って欲しかったという気持ちが強いです。


Sharetubeにはチャンネルという概念がございまして、ユーザー登録するとみんな個人だと思っていますが、チャンネル的な使い方もできるようになっています。


簡単に言うなれば専門的なテーマを追っていくアカウントを複数作成して運用していけるようにいたしました。


Google Adsenseはネガティブ的だったり、ショッキングな事件などには厳しいのでGoogle Adsenseを利用しないというよりかは「利用できない」という見方の方が強いです。


Sharetubeでは現在SSPの広告を利用していますが、「SSP最高!!」と高らかに言える程ではありません。もっと良い案(マネタイズの)があれば誰かご教授よろしくお願い致します。


あ、ネイティブアド(まとめ作成+全ページ公開)の募集はいつでもやっておりますので、出稿したい方は是非お問い合わせお願い致します。(効果高くて安いよ!)

Google、AMPに完全対応した爆速表示の広告 A4A を公開した事だけが心の支え

Google (AMP Projectt) は、AMPページでも高速で表示される広告として、AMP for ads、略称 “A4A” を公開しました。


メインコンテンツの表示を遅らせることなく、広告のすばやい表示を A4A は実現しています。

出典:AMP Project

な・・・なんだって〜〜〜〜〜

まてまて・・・それはなんだ。誰が使えるかが問題だ。

AMP for adsは2週間前に公開されたばかりで、まだ正式に仕様が固まったわけではありません。

それでも、広告が重要なビジネスモデルになっているパブリッシャーにとっては、AMPで実現できる高速性を犠牲にせずに掲載できる A4A はとても魅力的に映るのではないでしょうか。


AMPはオープンソースなので、どの広告ベンダーでも A4A に対応した広告を配信できます。

これも優れた点といえます。


A4A の技術的な詳細は、Githubで確認してください。

出典:Github

その・・・つまり


-----୨୧-----୨୧-----୨୧-----‎

AMPはオープンソースなので、どの広告ベンダーでも A4A に対応した広告を配信できます。

これも優れた点といえます。

-----୨୧-----୨୧-----୨୧-----‎

という事は、近い将来AMPに対応してくれるSSPさんがぽこぽこと現れてくる!!という事ではないですか!


待つ!いつまでも待つ!!対応してくれたら秒でAMP導入する!!!

広告表示も爆速

A4A 広告 と A4A ではない広告の表示速度にどのくらいの違いがあるかをデモンストレーションしたアニメーションを、AMP Projectが公式ブログの記事で紹介しています。


左が A4A ではない普通の広告で、右が A4A 広告です。

ページの上部にデモ用の青いバナー広告が表示されます。

出典:Google、AMPに完全対応した爆速表示の広告 A4A を公開


それに対して、A4A 広告は0.5秒で表示が完了しています。

出典:Google、AMPに完全対応した爆速表示の広告 A4A を公開

海外SEO情報ブログ
早すぎわろた。

そもそもAMPとは?

GoogleやTwitterなどが、モバイルユーザーのユーザー体験向上を目的として共同で進めている「モバイル端末におけるWebページの高速表示プロジェクト」をAMPと称していたのですが、2016年2月24日にはGoogle検索に対応開始となったことで一般的にも広く知られるようになりました。

正確なAMPの発音は?

AMPを5Wに沿って説明

AMP(アンプ)は2015年末に登場した新しい仕組みで、WEB業界でもまだ認知度100%という程には浸透していないようです。

出典:AMPとは?AMPを5W1Hに沿って理解しよう!

2015年10月に公表され、2016年2月からGoogle検索結果ページでAMPページが表示されるようになりました。Googleだけでなく、Twitter、LinkedIn、Pinterest等さまざまなWEBサービスでサポートが始まっています。

Where(どこで)

AMPはアメリカで策定されました。AMPはオープンソースプロジェクトなので世界中の誰でも参加できます。そのため「アメリカ一国ではなく世界の英知が結集して作っている」と言えなくもないのですが、実質的にはGoogle社主導のプロジェクトです。


Who(誰が)

Google社が策定しました。ただし、オープンソースプロジェクトのため誰でも参加可能です。Google は、世界中のコンテンツ提供者、テクノロジー企業との議論をもとに、Accelerated Mobile Pages(AMP)というオープンソース プロジェクトを 2015 年 10 月に公表しました。


What(何を)

モバイルウェブ環境をより使いやすくし、モバイルコンテンツ配信エコシステムを強化するための取り組みです。2016年時点では、表示速度の飛躍的な向上を主目的としています。


Why(なぜ)

モバイル ウェブが遅すぎたからです。

出典:AMPとは?AMPを5W1Hに沿って理解しよう!

Crane & to.
							   

AMPプロジェクトを推進する会社

AMPプロジェクトには、前出したGoogleやTwitterを始めとしてIT企業9社が参加しています。

出典:AMPって導入すべき?3つのメリットとデメリットまとめ

IT企業9社を見てみると、「WordPress」が入っているのがポイントですね。

Wordpressは、通常のHTMLでつくったページをAMP HTMLに自動変換するプラグインも開発しているようです。これにより、Wordpressで構築した数多くのサイトがAMP対応しやすくなることは言うまでもありません。

出典:AMPって導入すべき?3つのメリットとデメリットまとめ


また、2度目のアクセスからキャッシュされることでさらに高速に表示がされます。※検索結果から遷移するとGoogleドメインに。


AMP対応の対象となるページは、ニュースサイトからの記事が中心になるようです。

出典:AMPって導入すべき?3つのメリットとデメリットまとめ

D2Cスマイル
											 								

2. 検索結果のカルーセル表示部分にサイトが表示される

AMP対応しているサイトは、モバイル検索結果に出てくるトップニュース枠のカルーセルの中にAMP対応した記事コンテンツを表示させることができます。(もちろん、必ず出るわけではありませんが)

出典:AMPって導入すべき?3つのメリットとデメリットまとめ


ただ、この表示になるには先導して対応した大手サイトのみな気がします。(半年間ググりまくった感覚)

3.検索結果の上位表示がされる可能性が高くなる

Googleは、AMPを検索順位に反映させることは「今のところは」考えていないと言っていますが、記事関連のキーワードは、突発的に検索クエリが発生することが多く、通常SEO対策で言われるような対応(強調など)をしているキーワードは少ないです。

そういったキーワードに対してGoogle側で表示をコントロールすることは、ごく自然の流れと考えられるので、通常のHTMLのコンテンツよりも「表示がされる」可能性は高いと言えると思います。

出典:AMPって導入すべき?3つのメリットとデメリットまとめ

D2Cスマイル
																						

AMP導入のデメリットは?

1. AMP対応前と対応後でデザインやコンテンツをうまく表現できない可能性がある

特に2次でコンテンツ利用を行っているサイトなどは、JavaScriptを多用している場合が多いため、表示できないコンテンツなどがでてくる可能性があるでしょう。

出典:AMPって導入すべき?3つのメリットとデメリットまとめ

D2Cスマイル
									

禁止されているタグ一覧

ぱっと見ただけでもシステム自体を大型改造をしないと対応できない仕様となっております。

2.今のHTMLとAMP HTMLを「2重」で管理が必要になる場合も

現在AMPは、発展途上のため、結局のところ現状のHTMLソースも管理し、かつ、AMP HTMLも管理するといった2重管理を行う必要が出てくると思われます。

出典:AMPって導入すべき?3つのメリットとデメリットまとめ

GoogleとAppleの戦争にインターネットユーザーを巻き込まないで欲しい。

まとめ

AMP自体のプロジェクトはほぼほぼ全員が幸せになる施策なので、大賛成です。対応したほうが正直優遇される可能性は少なからず、あります。


しかし、広告の部分でぎこちない仕様にしているという点はいただけません。背景にはやはりAppleが導入した「アドブロッカー」があるのでしょう。


これにAMPにちょうどよく便乗してAMP対応するサイトの広告はグーグルアドセンスがメインで使われるように仕向けた感じが否めないです。


ですが、上記にも書いたように「爆速表示の広告 A4A」に対応したSSP系の広告配信の企業さんが増えれば状況は一変して「AMPに対応していないサイトはやばい」という空気に間違いなくなるでしょう。


開発者・運営者は流れの早いインターネットの中で常に空気感を読みつつ何を拾って何を捨てるかを迫られます。


今回のAMPは絶対に拾わなければならない代物である事には間違いありません。みなさんもタイミングを見計らって導入を検討する事をお勧めいたします。



















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