91年の大人気ドラマ「東京ラブストーリー」に25年後の物語があった

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1991年の大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」。

当時、このドラマに影響された若者は数知れなかったという話です。(筆者はこのドラマをリアルタイムでは見ていません)

その「東京ラブストーリー」に、25年後のストーリーが存在するのはご存知でしたか?

『東京ラブストーリー』(とうきょうラブストーリー)は、柴門ふみによる日本の漫画。1988年から小学館『ビッグコミックスピリッツ』で連載された。1991年1月7日から3月18日にフジテレビ系でテレビドラマが放送された。

キャッチコピーは、「東京では誰もがラブストーリーの主人公になる」。

出典:東京ラブストーリー - Wikipedia

	

91年のドラマのストーリー

永尾完治を「カンチ」と呼ぶ同僚の赤名リカは、自由気ままに生き、まっすぐに恋をする。リカから想いを寄せられ、最初は戸惑っていたカンチもリカに惹かれるが、同郷の同級生である三上健一と関口さとみとの三角関係が絡み合い、恋は複雑に展開していく。

出典:東京ラブストーリー - Wikipedia

	
91年ドラマのおさらいとしてストーリを振り返りたいのですが。

あまりに長くなりそうなので、ドラマのあらすじを載せているサイトから、かいつまんで1話と最終話だけを引用させてもらいます。

1話

東京の会社に就職が決まり、愛媛県から上京してきた永尾完治(織田裕二)を会社の先輩、赤名リカ(鈴木保奈美)が空港まで迎えに来ました。


リカにカンチと呼ばれ始める。完治はリカに自分の高校時代の恋愛の事を話してしまう。


東京で同窓会が開かれることになっていた。そこで完治が好きな同級生のさとみに会うことができたので喜んでいる完治。


同窓会へ来る途中でぶつかったことからナンパ!?したリカを連れて三上(江口洋介)が来る。(他人の同窓会に行くなんて結構無理がありますね・・)


同窓会を抜け出して4人で飲みに行くが、三上は大学の研究室で一緒の長崎(千堂あきほ)を見つけ、ちょっかいを出しに行きました。そんな三上に、さとみは冷たい視線を送る。

その後気まずくなり三上は帰りました。

帰りにリカから完治へ電話番号が書いてあるコースターが渡されました。


リカからもらった電話番号をかけるとさとみが出た。二人で会う約束をとりつけ喜ぶ完治だったが、さとみの職場に三上が来て強引にさとみを誘った。そして、3人で会うことになった。その途中リカから連絡が入る。会社でトラブルがおき、急いで帰るカンチ。


残された三上とさとみは気まずい雰囲気だったが、そんなにオレのことが嫌いか?と聞く三上に、嫌いになれなかった・・と言うさとみ。


リカと完治が力を合わせて仕事を無事終えて、三上とさとみが待つお店へリカと一緒行く完治だったが、信号待ちの目の前で、三上とさとみがキスをしているのを目撃してしまう・・。


ショックでその場を立ち去るカンチにリカが元気づける。


最後は仲良くなって、リカが完治に走りながら抱きついて、『カンチ好き!!』というシーンで終わります。

出典:第1話 『出会いと再会』 - 東京ラブストーリーのあらすじ

	

最終話

小学校の校庭でリカ(鈴木保奈美)と会った完治(織田裕二)は、以前の約束どおり故郷の町を案内した。子供の頃の思い出の場所にいきながら、お互いの気持ちを話す。そして、完治を好きだったことを胸の奥にしまってロスへ行くと言うリカに、もっと楽に生きろと言う完治。


三上は完治のことで悩んでいるのではないかとさとみを心配してさとみの勤務先へ訪れた。

長崎は別の男と結婚したと伝えた。

二人はいろいろあったがまた友達関係に戻って、楽しく話せるようになっていた。


三上(江口洋介)の前に、新婚旅行先から戻ってきた長崎(千堂あきほ)が現れる。行きの飛行機が着いたその便で、そのまま引き返してきたと言う。新郎も親も捨てて三上の胸に飛び込んできた長崎をしっかり抱きしめる三上。


リカは最後のお願いと言って駅で待ってると完治に言う。

4時48分の電車に乗るので気持ちが変わったらきてと走り去っていくリカを後にして、完治は一人たたずんでいた。


電車の出発時刻がせまる中、完治は走り出した。リカの乗る予定の電車に駆けつけ、乗客を見渡したがそこにリカの姿はなかった。電車が走り去った後、駅員にリカのことを尋ねると、一本前の電車に乗って行ったと教えられ、リカが立っていた場所に近づく。そこには完治がリカに貸したハンカチが結んであり「バイバイ、完治」と書かれていた。


一本前の電車に乗ったリカは、完治との出会い、楽しかった出来事を思い出し、ひとり涙にあふれていた。



愛媛から戻った完治は、リカからの別れの手紙が届いていることを知る。完治と出会えてよかった。また、会えるよねと。


そして、3年後

三上と長崎尚子の結婚式に、完治とさとみが出席する中、やっと二人の結婚を許した尚子の両親が現れる。そして、帰り道、前から歩いてくるリカを見つけ、完治が声をかける。振り返るリカは、完治とさとみが結婚したことを知り祝福する。気をきかせたさとみは、一人買い物にでかける。


完治のことを永尾君と呼ぶリカは、永尾君を好きになって好きになってくれたことを、胸に大切に思っている・・と元気に話す。最後に『カンチ』と呼んでバイバイする笑顔いっぱいのリカの後姿を黙って見送る完治。

出典:第11話(最終回) 『さよなら』 - 東京ラブストーリーのあらすじ

	
東京ラブストーリーと言えば、小田和正さんの「ラブストーリーは突然に」ですよね。

この動画は小田和正さんのカバーですが、とても上手いです。

1991年のドラマ「東京ラブストーリー」を現代の若者に見せるとどうなる?

東京ラブストーリーを現代の若者が見たら、どういう反応するのでしょう?

この記事が面白かったので紹介します。

↓↓↓↓

この衝撃的最終回から25年後のストーリーが存在した

二人が結ばれないという衝撃のラストを迎えた物語ですが、この話の続きが存在するんです。


原作者で漫画家の柴門ふみさんが、25年後のストーリーを描きました。(「週刊ビッグコミックスピリッツ」の2016年9号)

25年後ですから、カンチやリカは50歳になっています。

果たして、二人はどんな姿になっていて、現在をどんな風に生きているのでしょう?

東京ラブストーリー ~After 25 years~

			
50歳になったカンチが娘から恋人の名前を「赤名アフリカ」と教えられ、動揺するところから物語が始まる。


娘からかつての恋人の息子を紹介されたカンチのケータイに、リカが電話してくる。リカは自分の働く農場にカンチを招き、昔と変わらない屈託のない笑顔で迎える。彼女は、昨今の恋愛しない若者を嘆いて「メスと一緒に過ごすことの楽しみ」を教えるために、稲刈り合コンを運営していた。


そんなリカを見たカンチは、「いい女になったなぁ」「なんで俺たち別れたんだっけ?」とうそぶき、「俺にもう少し強い気持ちがあれば…」と思ってしまう。そんなカンチは40歳を過ぎた頃に脱サラし、郷里の中学校で民間人教頭になっていた。


一方、リカは息子が幼かった頃に父親がいないことを問われて以来、男も断って「なりふりかまわず子どもを育てた」と言う。そして、自分の息子とカンチの娘との交際を認めてほしいと頭を下げるのだった。

出典:25年後の東京ラブストーリー続編ネタバレレビュー - ウートピ

	

「東京ラブストーリー ~After 25 years~」を読んだ方の声

いまさらだけど友人に雑誌を借りて「東京ラブストーリー」の続編「東京ラブストーリー ~After 25 years~」を読んだ。
ドラマではなく原作ファンだった自分にはとっても良い内容で思わず泣きそうになった(^_^;)

	

東京ラブストーリー続編の「東京ラブストーリー 〜After 25 years〜」読了。ぜひあの頃のキャストでドラマ化して欲しい…

	

あ~~❗ [東京ラブストーリー ~After 25 years~]の実写化してくれないかな~❔(切望)(>

	

東京ラブストーリー ~After 25 years~泣けたわ。

	

東京ラブストーリー 〜after 25 years〜 読んだ相方が、「え? もう終わり? これだけ? 」と申しております (^.^)

	

東京ラブストーリー ~After 25 years~思ってたより良かったな。特に最後の数ページ。俺も同じような後悔あるからすげーわかる(死) 内容的には黄昏流星群のエピソードの中でも特に良く出来ている話って感じかなあ( ´ー`)フゥー...満足満足

	

東京ラブストーリー 〜after 25 years〜読了。

これはこれでありだなぁ。

最後の一コマはやられるわぁ。

	

スピリッツ掲載「東京ラブストーリー 〜After 25 years〜」を読む。カンチが老けたが自分も老けた。あぁバブル期が懐かしい。

	

「東京ラブストーリー ~After 25 years~」 読んだ。当時と変わらずキャラがよく描かれてて、なかなか良かった。当時マンガでハマった人にはオススメするけど、ドラマでハマった人は違和感感じるかなーと。

	

東京ラブストーリーアフター25イヤーズ読んだ。リカ元気そうだったし、さとみちゃんはやり手だった。

	

25年後の東京ラブストーリー、実写化してみたらどうよと、鈴木保奈美さんのCMを見つつ思うなど。

	
と…懐かしさを感じている方、感動した方、実写化を希望する方の声が多くみられました。


ですが、現実問題として実写化は難しそうです。

少なくとも、織田裕二さんがカンチ役をもうやりたくないようなのです。

「東京ラブストーリー ~After 25 years~」のドラマ化が難しい理由

「彼が売れっ子俳優になったのは、漫画家・柴門ふみ(59)の同名作を原作にしたドラマ『東京ラブストーリー』(1991年、フジテレビ系)で、主人公の永尾完治を演じたからです。ところが織田は、緒形直人(48)がオファーを断った役であることを知った途端に不機嫌になり、撮影中は荒れに荒れまくった」

どう荒れた?

「当時、恋人役に選ばれた鈴木保奈美(49)に『君は演技ってどういうことするかわかってるの?』と言って初対面で泣かせたました。当時はまだ女優としては無名の鈴木に対し、あからさまに意地悪をしたわけです。陰では『こんな格下の女優が俺と組むんじゃ、ヒットするわけないよ』とつぶやき、撮影中は始終不機嫌でした」

それはひどい!

「織田が今、俳優として食えなくなったのは、このようにして人を傷つけた結果が返ってきているんです。ただ、こんな鳴かず飛ばずの状況から脱する千載一遇のチャンスが来ました」

どんなチャンス?

「先日、『25年後の東京ラブストーリー』が『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に掲載され、大きな反響があったんです。

もちろん、ドラマ化の話が出て、フジテレビは織田に続編出演を打診しました。ところが、『僕のイメージに合わない役はやりたくないんです』とキッパリ断ったそうです」

イメージって?

「織田は男らしさを全面に出した役柄が好きで、優柔不断な完治役を非常に嫌っていたんです。それに鈴木もすっかり大女優になってしまい、今度は自分が格下扱いされるのが嫌なんじゃないですか」(先のライター)

出典:織田裕二、自らつぶしたチャンス - エキサイトニュース(2/2)

	
織田裕二さんは、役者としてこだわりの強い方だと聞いています。

以前に、【古畑任三郎 VS 『振り返れば奴がいる』の司馬江太郎役】で織田裕二さんにオファーがあったそうなのですが、織田さんはこれを断ったのだとか。

『振り返れば奴がいる』の司馬江太郎役として第1シーズンにオファーが来たが辞退。織田は2003年に開催されたDEPSツアーのフェアウエルパーティーで「僕は司馬先生が負けるところは、見たくない」という理由から断ったと明かしている。

出典:古畑任三郎 - Wikipedia

	
このように、役者としてのこだわりの強い方のようなので、「東京ラブストーリー ~After 25 years~」のドラマ化も難しいかもしれません。

こだわりが強いというのは、プロとして必要でしょうからね。

仕方がないことかもしれません。

仮に25年後のドラマ化が実現したとしても、カンチ役が織田さんじゃないのは、絶対違いますものね。

ドラマ化は難しくても、イメージだけはできる

脳内イメージをしてみましょう。

リカやカンチは、25年後のドラマバージョンだとどんな姿になっているのでしょう?

25年後の赤名 リカ

あくまでもイメージです。

実際にドラマ化するわけではありません。

永尾 完治

演 - 織田裕二さん

出典:楽天WOMAN

25年後の永尾 完治

あくまでもイメージです。

実際にドラマ化するわけではありません。

関口 さとみ

演 - 有森也実さん

25年後の関口 さとみ

あくまでもイメージです。

実際にドラマ化するわけではありません。

三上 健一

演 - 江口洋介さん

25年後の三上 健一

あくまでもイメージです。

実際にドラマ化するわけではありません。

なんだか、同窓会をしているような気分になります(笑)

ドラマ化は難しいかもしれませんが、少しだけ期待してしまう部分もどこかにありますね。



















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Sharetube