育児休業「1歳半まで」の延長が検討されている法定育休とは

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育児休業とは

育児休業(いくじきゅうぎょう)とは、子を養育する労働者が法律に基づいて取得できる休業のことである。

出典:育児休業 - Wikipedia

	




正式には「育児休業法」という法律で定められた、子供が1歳に達するまでは休業することができる、といった制度です。育児休業給付金が得られたり、事情があれば1歳6ヶ月まで延長できるなど、様々なサポートが受けられます。

出典:育児休業(休暇)とは?期間や取得条件は?社会保険料は払うの? - こそだてハック

	
育児休業を取得したいとき、例え勤務先に育児休業の規定がなくても、法律で定められていますので、条件を満たしていれば、申し出により取得することが可能です。また、子供を世話する家族と同居している場合や、子供が養子の場合であっても育児休業を取得することは可能です。ただし、一人の子供につき1回限りしか育児休業を取得することはできません。

出典:

	

育休の用紙が届いた。
早く働きたいなあ思う反面 半年後の育休あけ、もう復帰かあ…ってなるんかも。
復帰色々悩む。

	

現状の問題点

労働者を1年間休ませて、また同職場に復帰させてあげる余裕のない会社も多くあります。正社員として永年雇用が確保されている労働者にとっても育児休暇制度が利用しにくいという点では同じです。正社員、派遣、契約、パートに関わらず、労働者が育児休業を取得するのは、難しい場合が多いと考えられます。

出典:育児休業と育児休暇制度の問題点について

残念ながら、そのように考える経営者は少なくないようです。結婚・妊娠・出産した女性を、さまざまな方法で退職に追い込んだり、降格や減給の対象にしたりする暗黙の人事制度。いわゆるマタニティハラスメントを行っている雇用主も多数存在しているといわれています。

出典:取得率83.6%が示す日本の育休制度の現状。課題は、そして今後は?

育休制度はあってもそれを活用できるような労働環境じゃないから意味ないんだよ

	

現在検討されている改正案とは

厚生労働省はこれまで最長1年半だった育児休業の期間を延長する。保育所に入れない場合などに、子どもが2歳になる時まで休める案を軸に検討する。保育所に入れない待機児童の数が減らないなか、育児休業期間の延長により子育て世帯を支援する。

出典:育児休業2年に延長 厚労省検討、子育て世帯支援  :日本経済新聞

	

改正案に懸念も

労働者と使用者の代表はともに「女性の活躍を推進する政府方針に逆行する」と懸念を表明。

出典:育児休業延長に懸念=女性活躍に逆行-労政審:時事ドットコム

	

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Sharetube