育児休業「1歳半まで」の延長が検討されている法定育休とは
育児休業とは
育児休業(いくじきゅうぎょう)とは、子を養育する労働者が法律に基づいて取得できる休業のことである。
正式には「育児休業法」という法律で定められた、子供が1歳に達するまでは休業することができる、といった制度です。育児休業給付金が得られたり、事情があれば1歳6ヶ月まで延長できるなど、様々なサポートが受けられます。
現状の問題点
労働者を1年間休ませて、また同職場に復帰させてあげる余裕のない会社も多くあります。正社員として永年雇用が確保されている労働者にとっても育児休暇制度が利用しにくいという点では同じです。正社員、派遣、契約、パートに関わらず、労働者が育児休業を取得するのは、難しい場合が多いと考えられます。
出典:育児休業と育児休暇制度の問題点について 出典:取得率83.6%が示す日本の育休制度の現状。課題は、そして今後は?
残念ながら、そのように考える経営者は少なくないようです。結婚・妊娠・出産した女性を、さまざまな方法で退職に追い込んだり、降格や減給の対象にしたりする暗黙の人事制度。いわゆるマタニティハラスメントを行っている雇用主も多数存在しているといわれています。