「脱法ドラッグ」から「危険ドラッグ」へと新名称が決定。圧倒的センスのなさにげんなり
社会問題化している脱法ドラッグについて警察庁と厚生労働省は22日、新たな名称を「危険ドラッグ」に決めたと発表した。麻薬以上に興奮や幻覚作用がある薬物もあり、「脱法ドラッグ」や「脱法ハーブ」といった名称では危険性が伝わらないとして、新名称を公募していた。
警察庁などによると、新名称は延べ7972人から1万9887件が寄せられた。「危険ドラッグ」は102件で、ほかには「準麻薬」(183件)、「廃人ドラッグ」(140件)、「危険薬物」(123件)などがあった。
選んだ理由について古屋圭司・国家公安委員長は同日の閣議後会見で「新たな呼称が国民にしっかり浸透することで、非常に危険なものだと認識してもらうことを期待する」と述べた。田村憲久厚労相は「興味本位で手を出しやすいイメージがあった。非常に危ない薬物だということをストレートに理解してもらえる」と述べた。
出典:「脱法」改め「危険ドラッグ」 警察庁と厚労省が新名称:朝日新聞デジタル
センスのなさにネットは騒然
「危険ドラッグ」の名称は、裏に「危険でないドラッグ」の存在を想定させるものであり、「これは危険ドラッグに指定されてないんですよ(安全ですよ)」という売りを呼び得る点で、非常に不味いのではなかろうか。
— yasudayasu (@yasudayasu_t) 2014, 7月 22
危険ドラッグねぇ……振り込め詐欺の新名称といい、意図は分からんでもないが何だろう、この「すべってる感」は。
— カミシロユーマ (@umakamishiro) 2014, 7月 22
今日のダジャレのテーマは「危険ドラッグ」です。みなさんも考えてみてください。
— はる (@haru067) 2014, 7月 22
呼称の問題ではないが、呼称がないと不便ではある。ただ、危険ドラッグの圧倒的なセンスの無さはどうかと思う。
— 046 (@karimikarimi) 2014, 7月 22
「脱法ドラッグ」の新名称が「危険ドラッグ」に決まったようなので、近い将来には「安全ドラッグ」というものが広まって、再び社会問題になるとぼくは睨んでいる。
— じこぼう (@kinkuma0327) 2014, 7月 22
一生懸命頭をひねって考えて採用されなかった人の気持ちを考えると、いたたまれなくなるくらい安易な名称だと思う。&
- Y!ニュース http://t.co/cCzMNVSJVB— モザイクキラー (@mosaickiller69) 2014, 7月 22
「危険ドラッグ」という名前にすれば、良い子たちが「うわあ危険なんだ。やっぱりやめとこう」って考えると思ったのか? 警視庁の間抜けはハッパに手を出すみたいなガキが、危険に魅了されてるってことがどうしてわからないんだろうか。
— 小田嶋隆 (@tako_ashi) 2014, 7月 22
「逆・流行語大賞」ってのがあれば「母さん助けて詐欺」と「ウーマノミクス」に続いて「危険ドラッグ」も選ばれること間違いなし!
— きっこ 2014, 7月 22
脱法ドラッグが危険ドラッグという名称になったわけだけども、これを受けて違法ドラッグの名称もハイパー危険ドラッグとかにしないとそれぞれの危険度に関して新たな混乱が生まれそうではある。
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) 2014, 7月 22
色々なドラッグまとめ
違法危険ドラッグ(覚醒剤)&
Takanori MAEHARA (@tmaehara) 2014, 7月 22
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合法安全ドラッグ(エナジードリンク)—/">10;違法安全ドラッグ(大麻)
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