【オカルトまとめ・解説あり】
意味がわかると怖い話

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意味がわかると怖い話

http://imi.matomeyo.me/

意味がわかると怖い話

金を持ってて、コチ亀両津の爺ちゃんを想像してくれたら良いと思う


有るとき凄く若く可愛い女性を連れていたので、

「お孫さんですか?」と聞いたら「嫁じゃ」「妻です」と同時に帰ってきた


聞けばつい最近結婚して籍を入れたとの事


あとで爺ちゃんにこっそりどうやったのか聞くと、


「な〜に、20歳ほど年齢をサバ読んで求婚しただけだよ」って笑ってた

出典:80歳の爺ちゃんが若い女性と籍を入れた

このサバ読みが問題なのだが、爺ちゃんは20歳年を上にサバを読んだのである。

相手の女性はお金目当てで爺ちゃんと結婚したのだろう。

100歳と言えば、まぁ、食いつくはずである。

意味がわかると怖い話

母親が出迎えてくれ、彼女の部屋にあげてもらった


前に来たときとは少し部屋の家具の配置が変わっているようだった


あんなに大きいポスターは確か貼っていなかったと思う


この強めのラベンダーの香り 彼女はラベンダーの匂いが好きだっただろうか


・・・・?


パソコンが休止状態のようだ


メールソフトが立ち上げられている


送信画面には俺のアドレスがある


本文には


「かちとなのいかい らのちちとちみみみに のらすらとちすいすな のなすなかかいすな」


・・・・・なんのことだかさっぱりわからない


部屋の外から声が聞こえる 彼女の母親が夕飯を食べないかと誘ってきているようだ


せっかくだから食べていくかな

出典:連絡の付かない彼女


ネタはよくある「かな入力⇒ローマ字入力」。


メールの送信画面に書かれていた

「かちとなのいかい らのちちとちみみみに のらすらとちすいすな のなすなかかいすな」

をローマ字入力にすると「tasukete okaasannni korosareru kurutteru(助けて お母さんに 殺される 狂ってる)」となる。


家具の配置が変わっていたのは血痕の跡を隠すため、ラベンダーの香は血の匂いを消すためだろう。


ダイイングメッセージとしては「かな入力からローマ字入力への変換」は使い古されたネタだが、王道でなかなか面白い。

意味がわかると怖い話
 >>119

 数列?みたいなものが書いてあるだけです。泥棒説怖いからやめてw


 >>121

 ドアの隅に書いてあったので、隣の人に向けた物である可能性は考えにくいです。

 これだけだとわかりづらいかもしれないですけど、ボールペンかなにかで書いてるみたいです。


 >>122

 残念、男の一人暮らしですw

 しかも今どきねえよってぐらいのボロアパートなんで見に来てもガッカリするだけですw


 >>125

 今日も書いてありました。

 毎日数文字ずつ増えてるみたいなんですけど、いつ書かれてるかは特定できません。

 一度玄関で朝まで見張ってみたんですが、誰かが部屋の前に留まるような事はありませんでした。


133 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2008/06/21(土) 00:48:22 id:rL55satQO

 読める部分だけ並べてみた

 (ここから上は読めない)

 2321015302032318

 231522582302225007250142

 22532247232723202308


139 名前: 本当にあった怖い名無し 投稿日: 2008/06/21(土) 01:10:41 id:QcQPllhC0

 >>133

 これって・・

出典:不思議な数列


23:21 01:53 02:03 23:18

23:15 22:58 23:02 22:50 07:25 01:42

22:53 22:47 23:27 23:20 23:08


この数字はそれぞれ寝入った時刻を表していると考えられる。

07:25は「玄関で朝まで見張って」、寝るのが遅くなったためである。

空き巣目的なら、一般的には家主のいない時間を記録することが多い。


しかし、これは寝入った時間を記している。


つまり、どちらかと言えば家主に危害を加えるためなどの可能性の方が高い。

意味がわかると怖い話

有名な危険海域を航行中、船が難破し私は暗い海に放り出された。


島に流れ着き、どうにか助かったが、一体どうなってしまうのか。


何かないかと探すため歩き始めると遠目に看板のようなものを発見。


近づいてみると、文字が書いてある。


「危険」「罠あり」


目を凝らして見ると、看板の近くに錆びついたトラバサミが設置してある。


看板を頼りに、罠を避け慎重に進む。


途中、突然蛇が現れて飛び退いたが、よくよく見れば風に吹かれたツタだった。


一本だけ場違いに転がっている。


降り積もった落ち葉の上にちょこんと。


さらに進むと小屋を発見した。


小屋の隣には棒切れがいくつも突き刺さっている。


中には一人の痩せこけた男が座っていた。


男はこちらを見て驚いたような顔で呆けている。


だがその瞳は輝いていた。


私は男に語りかけた。


「あなたも遭難者ですか?」


男はそうだと答えた。


男にいくつか質問してみたが、すぐに後悔した。


この島には他に誰もおらず、動物や虫さえ見たことがない。


生息していないと言う。


食料は底をついたし、植物も食べつくしたと答えたからだ。


今度は男が私に語りかけてきた。


ここに来るまでに何かなかったか? と言った。


「何もありませんでしたし、何も持っていません」


私がそう答えると男はそうか、残念だとつぶやいてうなだれた。


男の手には湿り気のある泥がついていた。さっきの罠は彼が仕掛けたのか。


獲物がかかるのを期待していたに違いない。


男はこちらをじっと見ていた。


私に向けられた視線は熱く、その瞳は輝いていた。


私はもう一つ質問した。


「どれくらいここにいるのです?」


男はもう忘れてしまったと答えた。

出典:

	

意味がわかると怖い話

いつも部屋をピカピカにしてないと気がすまない。


私はというと、どちらかというとズボラな方で、ゴミが散らかっててもあまり気にはならない性格だ。


だから同じ部屋を使ってる私たちは、なんとなくぎこちない感じだった。


ある日、業を煮やした姉はついに切れた。


「あんたいい加減にしてよ!毎日毎日部屋を散らかして!片付けてるこっちの身にもなってよ!どうせわざと散らかして片付けてる私をみてほくそえんでるんでしょ?もうあんたみたいな薄汚れた人間なんて真っ平よ!」


そういって出て行ってしまった。


ものすごい剣幕だったので「なによあれ・・・」と思いつつも、

私も少し反省して、これからは少しづつでも整理整頓できる女になろう!と決心し、

とりあえず今散らかっている部屋を掃除し始めた。


30分後・・・


部屋の隅から隅までゴミ一つない光景がそこにあった。


我ながら感嘆の溜息を漏らし、私だってやれば出来る!という自信がついた。


そこへ姉が帰ってきた。


どうやらゴミ袋を買いに行っていたらしい、


それにしても随分と大きなゴミ袋だ。


私は

「見てお姉ちゃん、あたし頑張ってこんなに綺麗にしたのよ!だからそれも必要ないし。

あたしだってやればできるんだから!」と息巻いた。


姉は「そうね」といいつつも、ゴミ袋を一つだけ取り出した。

出典:潔癖症のお姉ちゃん


この後、「私(妹)」はバラバラにでもされて捨てられるのだろう。

動物や虫すらいない島でなぜか罠が仕掛けられている。

痩せこけた男はいったい何を捕まえようとしているのだろうか?


痩せこけた男の様子を見ると 「私」に熱い視線を向け、その瞳を輝かせている。

そう、男は遭難者を食べていたのである。


ちなみに看板のそばに仕掛けられた罠はブラフで、本命の罠は降り積もった落ち葉の下にあったと考えられる。

意味がわかると怖い話

性格は明るく、小学校ではたくさんの友達に囲まれていた。


また、女の子は大のおじいちゃん子で、おじいちゃんも女の子の事を本当に可愛がった。


しかし、おじいちゃんは今は入院しており、余命は長くなかった。


医師がもう残りわずかの命である事を伝え、女の子は両親に連れられ病院に行った。


病室で女の子の両親はおじいちゃんと話した後、医師の説明を受けに病室を出て行った。


病室には女の子とおじいちゃんの二人。


女の子はおじいちゃんに、学校の事や最近楽しかった事などいろいろな事を話した。


しかし、途中で女の子は泣きながら


「おじいちゃんいなくなるの?」


と聞いた。するとおじいちゃんは


「おじいちゃんが死んだら、お父さんとお母さんと一緒にかなしんでくれるかい?」


と言った。女の子は


「うん……でも死んじゃいやだよ」


とつぶやいた。


その後、女の子は家に帰ることになり、その次の日おじいちゃんは帰らぬ人となった。

女の子はその日、わんわん泣いた……。


一か月後、ある記事が新聞の隅に載った。

一部抜粋すると


「一家心中、動機は全くの不明。女の子の名前は斉藤加奈ちゃん」

出典:かなしんでくれるかい?


おじいちゃんの発言

「おじいちゃんが死んだら、お父さんとお母さんと一緒にかなしんでくれるかい?」の

「かなしんでくれるかい?」は「加奈死んでくれるかい?」と解釈できる。


よっておじいちゃんの発言は「おじいちゃんが死んだら、お父さんとお母さんと一緒に、加奈、死んでくれるかい?」という風になる。


おーーー。。。コェェ・・・


それにしても、怖いおじいちゃんである。

しかし、一家はどのように心中したのであろうか。

加奈ちゃんが両親を殺したとは考えにくいので、おじいちゃんの呪いだったのだろうか。

加奈ちゃんが「うん…」と答えた時点で呪いでも成立していたのかもしれない。


target="_blank">光るパズル
しかし、家主は出かけているため部屋の電気をつけていたはずがない。

ということは、直前まで部屋に誰かがいたか、今もまだ部屋のどこかに誰かが潜んでいるということになる。


誰なんだよ、怖い・・・

おそらく、彼女は嫁に始末され犬の餌にされたのである。

携帯の着信音は犬の腹かゴミ箱からでも聞こえたのであろう。

まぁ、犬がご機嫌という描写からは犬の腹の方が有力ではあるが……。


それにしても恐ろしい嫁だな・・

意味がわかると怖い話

俺「なぁ来週テストだろ?明日一緒に勉強しようぜ」


A「わりぃ、明日はドラクエ1の発売日だから学校サボって買いに行くわw」


俺「お前毎日徹夜でゲームばっかやってて授業中も殆ど寝てるクセに、成績いいよな」


A「・・・俺、実は未来予知能力があってさ。テスト内容分かるからいい点取れるんだ・・・」


俺「はぁ?wそんな能力あるんなら俺にくれよ、競馬当てまくって金稼ぐわー」


A「・・・バカ、冗談だよw」


俺「つまんねー」


次のテストで、Aは満点を取った。今思えばそれは当たり前の事だったのだ。

出典:ドラクエ1

なぜならば、初期のものは「ドラゴンクエスト1」ではなく「ドラゴンクエスト」であった。

ドラクエ1という言い方は2以降が出ることを知らないとしない。

よって、Aは本当に未来予知ができたのである。


うらやましい能力を持っているAである。

このような能力があれば人生勝ち組であろう。

意味がわかると怖い話

毎朝通勤の度に地下鉄構内で何やらぶつぶつ言ってる一人のホームレスの男がいた。


男の近くの壁に寄り掛かり内容を盗み聞きした。


目の前をおばさんが通る。すると男は

「豚」

と呟いた。


私は思った。なんだただの悪口か、動物に例えているだけか…。


次に普通のビジネスマンが通る。すると男は

「人」

あぁ、まさに普遍的人間って感じの人だな…。


別の日、暇潰しにまた盗み聞きしてみる。


男の目の前をやつれた男が通る。すると男は

「牛」

と呟いた。


牛?どちらかと言うと痩せた鳥だが…?


次に典型的な肥満の男が通る、すると男は

「野菜」

と呟いた。


野菜?豚の間違いだろ?

私は家に帰り考えた。


もしや、次に生まれ変わる生き物、すなわち転生を言い当てるのか!?

その後、何度もホームレスを観察しているうちに疑問も確信に変わった。


ある日思い切ってホームレスに疑問をぶつけ、能力を身につける方法を教えてくれと懇願した。


ホームレスは淀んだ目で私を見つめた後、私の頭に手をかざした。

次の日からホームレスはいなくなった。仙人だったのだろうか?はたまた神か?


私は能力を身につけた。

それは期待するものとは違っていた。

ただ単に、その人が直前に食べたものだった

私はあまりのくだらなさに笑ってしまった。

出典:不思議な能力

例えば、1人目のおばさんは直前に豚を食べたわけである。

ということは、2人目のビジネスマンは……?


怖い・・・

意味がわかると怖い話
母は認知症だった。

身の回りの世話をつきっきりでしていた父を困らせてばかりいた姿が目に浮かぶ。


そして今は亡き母の書斎に入った時、私は初めて違和感を覚えた。

母にプレゼントしたカレンダーが見つからない。

何の気無しにテーブルを漁ると、ハサミでバラバラにされた幾つかのカレンダーの切れ端が順序良く並んでいる事に気が付いた。

母はどんなに呆けていても、私のプレゼントは大切にしてくれていたのにと…私はショックを受けた。

私は感傷とともに並べられた日付を整理した。


4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16


私は一枚だけ向きが逆になっている6/17に気づき、他の日付と同じ向きに変えていると、一階の父が私を呼んだ。

今日から五年振りの父の手料理が食べられる。

感傷を胸に押し込み、私は母の書斎を後にした。

出典:カレンダーの謎


4/4 4/4 4/10 6/11 3/1 6/12 5/6 7/2 6/7 6/17 4/10 4/14 5/16

Ti Ti Ni Au Na Hg Mo Ra Re At Ni Ge Te

 

6/17は逆さまになっていたためAt⇒tAとなる。

すべてをつなげて読むと「ちちにあうなHgもられたにげて(父に会うな。Hg(水銀)盛られた。逃げて。)」

となる。


それなりに知識のいる意味が分かると怖い話である。

理系の学生なら周期表ぐらいは丸暗記しているので余裕だろうが、それ以外はどうだろう?

少なくとも話に出てくる「母」はなかなか聡明である。

意味がわかると怖い話

北斗七星を見ては宇宙にお前らと一緒に存在してることに感動したりしたよな。


海へ遊びに行くときには、たらふくイカ焼き4人前食った大輔が車で吐いたよな(笑)


十分楽しかった。なにくわぬ顔で俺に教えてくれたあの言葉の意味・・。過去をばかり思いだす。


学校でテストがあったんだ解けない問題は1つもなかった。和美と大輔と啓太にカンニングさせたっけ。


小学6年の時には、神童とお母さんにいわれてたのに今じゃこいつらと同じ悪い仲間だね(笑)


2学期なっていろいろと、読書もするようになった友達達。俺も勉強いっぱいしてたんだよ本当は。


でも去年の成績は全然、俺らしくなかった。5問も間違ったのを大輔にバカにされた。


八月には、心霊スポットではしゃいで楽しかっただろ?あれは俺をバカにしたお前ら呪う為だったんだよ


でも、そんな友達もみんな死んでしまった。9月のころ交通事故で。呪いが強すぎたんだね。

出典:三人の友達

学校でテストがあったんだ解けない問題は1つもなかった。和美と大輔と啓太にカンニングさせたっけ。

2学期なっていろいろと、読書もするようになった友達達。俺も勉強いっぱいしてたんだよ本当は。


俺はいつも三人の友達とふしぎな遊びばかりしてた。宇宙ごっことか心霊の遊びとか。


海へ遊びに行くときには、たらふくイカ焼き4人前食った大輔が車で吐いたよな(笑)


でも去年の成績は全然、俺らしくなかった。5問も間違ったのを大輔にバカにされた。


小学6年の時には、神童とお母さんにいわれてたのに今じゃこいつらと同じ悪い仲間だね(笑)


北斗七星を見ては宇宙にお前らと一緒に存在してることに感動したりしたよな。


八月には、心霊スポットではしゃいで楽しかっただろ?あれは俺をバカにしたお前ら呪う為だったんだよ


でも、そんな友達もみんな死んでしまった。9月のころ交通事故で。呪いが強すぎたんだね


十分楽しかった。なにくわぬ顔で俺に教えてくれたあの言葉の意味・・。過去をばかり思いだす。



『解読したらお前は死ぬ』



よくある縦読みであるが、ヒントがほとんどない分難しい。

意味がわかると怖い話

そのロボットは特別で、ウソをついた人の顔をひっぱたくって言う物騒な代物らしい。


そんなある日…。


僕は学校から帰宅するのがかなり遅くなってしまった。すると父がこう尋ねてきた。


「どうしてこんなに遅くなったんだ?」


僕は答えた。


「今日は学校で補習授業があったんだよ」


すると驚いたことに、ロボットが急に飛び上がり、僕の顔をひっぱたいた。


父は言った。


「いいか、このロボットはウソを感知して、ウソついた者の顔をひっぱたくのさ。さあ、正直に言いなさい」


そして父がもう一度聞いてきた。


「どうして遅くなったんだ?」


僕は本当のことを言うことにした。


「映画を見に行ってたんだ」


父はさらに聞いてきた。


「なんの映画なんだ?」


「十戒だよ」


これに反応して、ロボットがまた僕の顔をひっぱたいた。


「ごめんなさい…父さん。実を言うと『Sexクイーン』ってのを見てたんだ」


「何て低俗な映画を見てるんだ、恥を知れ!


いいか、父さんがお前くらいの頃は、


そんな映画を見たり態度が悪かったことなんて無かったんだぞ」


するとロボットはきつい一発を父に食らわせた。


それを聞いていた母が、キッチンから顔を覗かせるとこう言った。


「さすが親子ね、あなたの子だけあるわ」


母も顔をひっぱたかれた。

出典:嘘発見機


つまるところ、「僕」は「父」の血を分けた子供ではない。


おそらく、母は浮気していたのだろう。


この後、修羅場になることが予想される。

意味がわかると怖い話

高い階に住んでいるのでエレベーターに乗ろうとしたらすでに男が乗っていた。


男は帽子を深く被り顔を見せないようにして立っている。


「気持ち悪いなぁ」と思ったが仕方がないので軽く挨拶をして乗った。


男は返事もせずただじっとうつむいたままだった。


男は途中でエレベーターを降りた。降りる時に肩がぶつかった。


一応私は「あ、すいません」と謝ったが、


その男は無視してまたさっきのように顔を見せないよううつむいたまま降りていった。


自分の部屋に帰り、少し落ち着いたところで何気なく男とぶつかったところを見てみると、結構派手に血がついていた。


「うわぁー、なんなんだ。気持ち悪い」と思ったがさほど気にせずにいた。


それから何日か後、突然部屋のインターホンが鳴った。


『ピンポーン』「誰だろう。」とドアの覗き穴から見てみると警官が立っており、


「すいません、実はこのマンションで何日か前に殺人事件があったのですが、


あやしい人物などを目撃されませんでしたか?」


と聞いてきた。


「あ、あの人のことかな」と思ったが、その時見ていたドラマがちょうどいいところだったし、仮に「見た」とでも言おうものなら詳しく聞かれてかなりの時間を割かれてしまうし、大変だと思ったのでドア越しに「いいえ、見ていません」と言うと、何事もなく警官は帰っていった。


それから次の日、テレビを見ていたらニュースである殺人事件のことを報道していた。


場所はこのマンション。あの変な男とエレベーターに乗り合わせた日だ。


「やっぱりあの日なにかあったんだ」もう犯人は捕まったらしい。


そのあとテレビに犯人の顔写真が映された。


あの警官の顔だった。

出典:怪しい男


もし、「見た。」と証言し玄関を開けていれば「私」は殺されていたであろう。


やはり、どんな人物が訪ねてこようと不用意に玄関を開けてはならないものである。

意味がわかると怖い話

俺は、女房の背中に向かって言った。


どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。


「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。…ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」


確かに女房の言うとおりだが、せっかちは俺の性分だから仕方がない。


今年もあとわずか。


世間は慌しさに包まれていた。


俺は背広のポケットからタバコを取り出し、火をつけた。


「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」


「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ」


俺は傍らで横になっている息子を眺めて言った。


「お待たせ。いいわよ。…あら?」


「ん、どうした?」


「あなた、ここ、ここ」


女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。


「あっ、忘れてた」


「あなたったら、せっかちな上にそそっかしいんだから。こっち向いて」


「あなた…愛してるわ」


女房は俺の首周りを整えながら、独り言のように言った。


「何だよ、いきなり」


「いいじゃない、夫婦なんだから」


女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。


「そうか…、俺も愛してるよ」


こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。


少し気恥ずかしかったが、気分は悪くない。


俺は、女房の手を握った。


「じゃ、行くか」


「ええ」


俺は足元の台を蹴った。

出典:帰省

翔ちゃんがバタバタしていたのは「女房」がおそらく首を締めていたから。

「俺」の首周りを直したのは、首つり用ロープの結び目でも緩んでいたのであろう。

義父母が死んだ孫の顔を見てニコニコになるとあるが、

これはおそらく義父母もすでに死んでいて天国にでもいるのだろう。

義父母にとっては孫に会えて念願叶ったりかもしれない。

しかし、一家心中した人間が天国に行けるものなのだろうか?

意味がわかると怖い話

456 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:44:44 id:O7kzZ8gX0


じわ怖といえば最近の俺のカーチャンだなw


なんかさー、最近夜中に外に出るんだよ。パジャマ姿で。


この間寝つけなかった時、玄関の鍵の音がしたんだよ。がちゃって。


それで気になって窓から玄関の方を見下ろしたら、カーチャンだったんだよ。


んで、キョロキョロ辺り見まわして公園の方に向かっていったんだよ。


それから時意識して見るようにしてたんだけど、決まって土曜の夜中みたいだ。


今日も出かけてったよ。一時間前に。


でも、そん時にまた窓から見てたらカーチャンと目があったっぽいんだよね…。怖ええw


まだ帰ってきてないけど、帰ってきたら、っつーか明日なんか言われんのかな


とか思ったらどうにも眠れんorz


457 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:49:09 id:O7kzZ8gX0



458 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 2008/04/27(日) 04:52:39 id:O7kzZ8gX0


うそうそ。変なことを書いてごめん(笑)上に書いてあるの全部作り話だよ。本当にごめんなさい。気にしないで。もう寝ましょう(笑)

出典:変なこと書いてゴメン(笑)


おそらく458の書き込みは母親が書いたものなのだろう。


457の書き込み「a」は、母親が「俺(456)」に見られたことに気づきID(O7kzZ8gX0)チェックを行ったと考えられる。



ちなみに、456の書き込み日時が4/27(しにな=死にな)、04:44:44(ししししし=死死死死死)となっている。

意味がわかると怖い話

みんなと別れるのが寂しいのか、A君はちょっと落ち込んでるみたいだった。


お別れ会はとても素晴らしいものだった。


途中、歌が得意なM君が歌を歌って盛り上げてくれたり、


学級委員のS子が詩の朗読をして雰囲気を作ってくれた。


そして、お別れ会のクライマックス。


親友の僕がA君にプレゼントを手渡す瞬間だ。


プレゼントはクラス全員で書いた寄せ書き。


昨日、出席番号順で周ってきたその白い綺麗な色紙に、僕は今までの思いを込めて


「ありがとう」と、一言だけ書いた。


親友なのにそれだけ?と思うかもしれないけど、その言葉だけで気持ちは十分伝わるはず。


僕は綺麗な袋に入った色紙をA君に渡した。


「元気でね、A君・・・」


「今までありがとう、W君・・・」


A君はちょっと照れたような表情を浮かべて、袋の中の寄せ書きを見た後


感極まったのか号泣してしまった。


そんなA君を見て、たまらず僕も号泣してしまった。


プレゼントをこんなに喜んでもらえるなんて、本当に嬉しい。


二人して泣いてる姿が滑稽だったのか、クラスの皆がニヤニヤしながらこっちを見ている。


僕は急に恥ずかしくなって、照れ笑いをした。


本当に、とても素晴らしいお別れ会になりました。

出典:お別れ会

僕(W君)が色紙を書くのは最後の方である。

(仮にアルファベット順でもW君は後ろの方である。)


それにもかかわらず、色紙は真っ白である。


そして、お別れ会当日、A君は色紙を見て泣き出してしまう。


おそらく、A君はいじめられっこであり、色紙には「ありがとう」の一言しか書いていなかったのだろう。


W君も気づかないものなのかな・・・

意味がわかると怖い話

あてもなく歩きつづけていた男は、やがて猛吹雪の中で1軒の山小屋を見つける。


男は荒れ狂う吹雪から身を守るために、山小屋の中へと入っていった。


ところが、その山小屋は長い間使用されていないようで、中には暖をとれるような物がなにも見当たらない。


夜になるにつれ気温はどんどん下がっていく。


もし眠ったら凍死してしまうだろう。


男は体を温めるためと眠気を覚ますために運動をすることにした。


まず山小屋の4隅に一人ずつ立つ。


そして最初の一人がとなりの角へ走りそこにいる人にタッチする。


そしてタッチされた人は次の角へ走りタッチ、そしてタッチされた人が次の角へ・・・


明かりもささぬ山小屋の暗闇の中、彼らは朝になるまでこれを繰り返しつづけた。


その翌日、小屋に訪れた救助隊員によって男は助け出され、無事に下山をした。


しかし男あることには気づいてしまった。

出典:山小屋 その2


これはとらえ方によって意味が変わり、世間では3通りの解釈がされている


1つはゲームをやるには4人も足りないという笑い話。


正直、この線は薄いと思われる。


2つ目は、ただのコピペミスで一文字目の「1」が以前は「4」だった、もしくはどこか文章が抜けているところがある、である。


これなら、考えられなくもない。


3つ目は「山小屋 その1」の裏ネタである。


こちらは「山小屋 その1」の「5人目」の視点である、という解釈である。


一部、話が食い違うところ(例えば、ゲームのルール)もあるが、この線が有力である。


個人的には三つ目の解釈を推したい。

意味がわかると怖い話

ウェイトレスに案内されてテーブル席に着くと、俺の前と、向かいの席にメニューを置いて行った。


何だ?と思っているうちに友達が水と紙おしぼりを持って来た。


そして「おい、珍しいな」なんてニヤつきながら、向かいの席にも水とおしぼりを置きやがる。


いい加減薄気味悪く感じながらも注文すると、


「で、お連れさんは何にする?」と聞くものだから、いや、一人だよと反論。


すると友達は怪訝な顔で「あれ、店に来た時、女連れじゃなかったか?」などと小声で言う。


曰く、「髪の長い、白いワンピースの女を連れて入ってくるのを見た」と。


「今はいないのでトイレにでも行ってるんだろうけど、てっきり彼女なんだろうと思った」、と。


もちろん俺に心当たりはないから否定したら、逆に向こうが気味悪いものを見るような目でこちらを見る始末。


とうとう何だか寒気がしてきた。


…と、不意に友達は吹き出すと、「いや、わりーわりー」と謝り始めた。


「今日は客も少なくて暇してるところにお前が来たもんだから。


 ほら、よくあんじゃん?誰もいないはずの席にコップを置く店員、て怪談。


 あれをやって、お前ビビらせて遊ぼうかと、水持って行く時に急に思いついてさ」


そして「本当スマン。こんな事して遊んでたのバレると店長にどやされるから、黙っといてくれよ」と、


食後のコーヒーをサービスしてくれた。


ちょっとムカついたが、真相がわかったので責めもしなかった。


ま、コーヒーが美味かったので許すが、心臓に悪いから次からは勘弁してくれ。

出典:ウェイトレス


「友達」は「急に思いついた」冗談で向かいの席にも水とおしぼりを置いた。


これはどういうことだろうか?


答えは、ウェイトレスには何かが見えていたということである。


この事実に気づいた「俺」や「友達」はどういう反応をするだろう。



ガチで見えてしまうウェイトレスとはなんとも不気味である。


メイドとかよりはましではあるが……。

意味がわかると怖い話

平日は仕事で休みは土日。


いつもは洗濯や掃除をまとめて土日にするのですが、


今日はなんだか気が進まず、昼寝したりボーッとしたり。


夫もいつまでも起きてこないので、気にせずまったりと過ごしていました。


正午くらいに、インターホンが鳴り、モニターを見ると


知らない女の人が。30〜40台の女性です。


何かの集金?夫の知り合い?


夫は起きてこないので、確かめることも出来ず、


とりあえず私もパジャマのだらしない格好のままだったので、


応答せずにいると、階段を降りて帰って行く音が聞こえました。


すると3分後、またインターホンが鳴りました。


同じ女性でした。


気味が悪いのでやはり返事をせずにいると、また帰って行きました。


夕方になり、晩ご飯の材料を調達するため外にでようと玄関のドアを開け、


鍵をしめようとすると、郵便受けに、透明のセロハンにくるまれた


一輪の花がささっているのを見つけました。少しぐったりしている花でした


その花が菊の花であり、仏花であることに気がつき、


徐々に事の重大さを理解し、怖くなりました。


どうして!?なんで!?とパニックになっているうちに、


昼に尋ねて来た女性のことを思い出しました。


彼女は誰なのでしょう。


そして彼女は、何故知っているの!!??


それから一歩も外に出られず、今も一人、恐ろしさで動けずにいます。

出典:菊の花


しかし、夫は家にいるはずである。


これはなぜか?


答えは「私」が夫を殺害したのである。(「夫もいつまでも起きてこない」と最初の方でも暗示されている。)


そして、仏花(菊の花)を供えたりと、夫を殺害した事実を「彼女」は知っている風である。


それに対して、「私」は「なぜ知っているの?」と、殺害がばれたかとうろたえている。


「気が進まない」のも夫を殺したからであろう。



一見、訪ねてくる彼女の方が怖そうではあるが、実は「私」の方が怖いというオチ。

意味がわかると怖い話

やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。


その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。


「すみません。あなたの年齢は28歳ですか?」


男が私に話しかけてきた。


「そうですが、どうしてわかったんですか」


私が聞き返しても、男は無視して、また別の人に話しかけた。


「あなたの年齢は45歳ですか?」


「そうですけど……」


「あなたは62歳ですね?」


「どうしてわかったんだ?」


そんなやり取りを繰り返していく。


どうやら、その男には、顔を見ただけで年齢を当てる特殊能力があるらしい。


次の停車駅までは、まだ15分以上ある。


私を含め、乗客たちは全員その男に注目し始めた。


「あなたは50歳ですね?」


「そうですが、あと5分で日付が変わったら、51歳になるんですよ」


最後に質問された女性は、笑顔でそう答えた。


年齢を当てていた男の顔が、その途端に青くなった。


「凄いですね。百発百中じゃないですか」


私は男に話しかけた。


すると、男は青い顔を私に向け、こう言った。


「・・・私が見えているのは貴方がたの寿命です」

出典:年齢当て


しかし、男は一人を除いて乗客たちの年齢を正確に言い当てている。


これはなぜか?


答えは「乗客の年齢=寿命」だからである。


そして、最後に質問された乗客の女性はあと5分で51歳になる。


しかし、その女性の寿命は50歳である。


ということは、その女性はあと5分以内に死ぬということである。


乗客達は年齢=寿命でもうすぐ死に、最後の女性に至ってはあと5分以内に死ぬことになっている。


電車事故が起こって死ぬと考える方が自然であろう。


しかも、電車は次の駅まで15分あり5分以内に降りることはできない……。

意味がわかると怖い話

三つ上のお姉ちゃんとは部屋を共用していてとても仲良し


一つしかないベッドを私に譲ってくれるとても優しいお姉ちゃん


今日もいつものように寝る前に二人で仲良くトランプしたあと二人同時に就寝


私はベッド、お姉ちゃんは床にひいた布団


わたしは30分も経たないうちに眠りについた。


何時間経ったあとのことだったのだろうか


「ねぇ、起きて」 寝ぼけ半分で目をあけるとおねえちゃんが小声で囁いている。


どうやら寝付けないらしく、一緒に散歩に行かないかと言っている。


私は眠かったのもあり「一人で行ってきなよ」と冷たく押し返したが、


やけにしつこいお姉ちゃん。


終いには乗り気でない私に郷を煮やしたのか私の手を掴み靴も履かず外に引っ張り出された。


「イタイ!」


私の叫びも耳に入らないのか私の手を強く掴んだまま何も言わずただ引っ張る。


「ねぇ!どうしたの?!」


お姉ちゃんは黙っている。よく見ると手は小刻みに震えていた。


家からしばらく離れたところでお姉ちゃんも少し落ち着いてきたのか、掴んだ手が少し緩んだのを感じ


もう一度問いただしてみた。


「何があったの??」


お姉ちゃんは唇を震わせ言った


「やっぱりあんた気づいてなかったのね…」

出典:優しいお姉ちゃん

意味がわかると怖い話(解説あり)
 「私」からは見えないで、「お姉ちゃん」からは見える位置、つまりベッドの下に「何か」がいたのだろう。

意味がわかると怖い話


「ゲームをしないか?」


老人が説明したゲームの内容は次の通りだ


箱の中に多額の賞金が入れられており、男が見事箱を開けられたら中の賞金は男の物


箱はとても頑丈であり素手で開けるのは不可能だが、まわりには斧などがおかれている


時間制限などは一切無いらしい


男は是非やらせてくれと答えた


男が金を得るチャンスがあるのにリスクは無なさそうだったからだ


参加を表明した男に老人が言う


「実は箱にたどり着くまでにはいくつか難関がある


5万円払えば賞金のすぐそばからスタートさせてやろう」


男は笑顔で5万円を差し出した


ゲームが開始した


スタート時から賞金は男の目の前にあった

出典:ゲーム


それは銀行の金庫のように大きい箱であり、素手で開けることは出来ない。


賞金の前まで連れて行って貰ったが、素手で壊せない箱の中に居る男は出ることが出来ない。


時間制限が一切無いためリタイアも認められず男は箱の中で死ぬしかない……。

意味がわかると怖い話

そこは飛び降り自殺が多く、自殺者の霊の目撃情報も多い曰くつきマンション。


周りに街灯も少ないし夜はかなり不気味で怖い。


この間残業で帰りが23時頃になったときガクブルしながらそこを通ったんだが、


一瞬マンションの屋上に人影が見えた気がした。


「!?」


ビビって心臓止まるかと思った。


よく見てみたがやはり屋上に誰かが立っている。


まさか幽霊・・・と思った瞬間その人が飛び降りた。


コンクリートに打ち付けられる嫌な音がして、女の人が倒れてるのが見えた。


慌てて携帯で救急車を呼んでその人に駆け寄った。


血まみれで足は変な方向向いてるし、幽霊ではなかったが、かなり恐怖だった。


落ちた音を聞いてかマンションのベランダから何人かこっちを見てる人もいた。


すぐに救急車が搬送していったけど、家に帰っても現場を思い出してしまいまったく眠れなかった。


次の日聞いたら、重症だったけど命の別状はなかったらしい。


ホント未遂に終わってよかた・・・もし亡くなってたらマジでトラウマになるところだったorz

出典:マンション


では、落ちた音を聞いて「無人」のはずのマンションから出てきた人達はどうだろうか?


無人のマンションに住んでいるのは「生きた」人間だろうか。


もうお分かりだろうが、音を聞いて出てきた人たちはこちらの世界の住人ではない。

意味がわかると怖い話

高校生時代から、永年連れ添ってきた女なんだが最近結婚しろとかウザいからな。


でも、最近の警察は優秀だから、下手に証拠とか残すと捕まりそうだ。


やっぱり殺人は俺には荷が重い。


そんな時、昔の友人に呼ばれ、家を訪ねてみた。


Kという奴で、今は人気推理作家として名の売れた存在だ。


高校生時代はあいつは根暗な奴で、しょっちゅうイジメの対象にされていたな。


ま、主にいじめてたのは俺とカノジョなんだけどさw


だってウザかったしwww


Kは、でも笑顔で俺を迎えてくれた。


昔の恨みは忘れているようだし、最近喧嘩で作った俺の頬の大きな切り傷についても何も聞いてこなかった。


ま、俺もその方が嬉しいけど。


一緒に茶を飲みながら、俺とKは語り合った。主にKの仕事の内容。


俺が「推理作家って、どういう風にストーリーを考えるんだ?」と尋ねたら、Kは笑顔で答えてくれた。


「今考えているのは、男が女を殺すストーリーさ。


男は女を自分の家で刺し殺すんだ。


その後、『外出先から帰ったら家に死体が転がっている』と警察に通報するのさ。」


「でも自分の家で殺したら足が付くだろ。それにその後警察に通報って……。」


「そこがその犯人の頭の良いところでさ、警察もまさか犯人がそんなバレバレの行動をするとは思わないだろ?だから男は容疑の圏内から真っ先に外れるって寸法さ。」


「なるほど。男は他に何か気をつけることはあるかい? 完全犯罪を狙うなら。」


「ふむ。例えば、凶器の包丁は近所のスーパーで堂々と買うこと。


下手に顔を隠した方が怪しまれるんだよ。 そのナイフにはしっかり指紋を残すこと。


警察はその指紋がお前のものだなんて考えもしないし、かえって捜査を混乱させられる。」


さすが、推理作家のKは言うことが違う。


俺は、その計画でカノジョを殺すことに決めた。


俺は帰り際に、意味深にKにこう言ってやった。


「ありがとう。お前と話していて気が晴れたよ。」


何もわかってないKは笑顔でこう答えた。


「それほどでもないよ。あくまでも俺は推理小説のネタを話しただけさ。」

出典:腐れ縁



「俺」が彼女を殺そうとしていると気づいたKは


「俺」にわざと「捕まるような殺人計画」を話したのである。


第一発見者は最初に疑われるし、指紋があれば証拠として提出されるだろう。


このまま彼女を殺してしまえば「俺」はKの思惑通り捕まるだろう。

意味がわかると怖い話

それは河沿いの、両脇が草むらになってる細い道なんだけど


田舎に住む人ならわかると思うけど、そういう道って


夏の雨が降った時とか、アマガエルが大量に出てくるんだよね


アスファルトの所々でピョコピョコ跳ねてて


踏まないように避けて走るのなんて不可能に近いわけ。


で、ある雨の夜。


案の定カエルだらけの道を姉は家へ向かってたんだけど


前方にノロノロ走る軽自動車があったんだって


運転者は姉ぐらいの若い女の人らしいんだけど


10キロぐらいのスピードで、フラフラ走ってて


追い越したくても追い越せないんだって。


「ここ通るの初めてなのかな?カエル避けて走るなんて無理なのに」


と思いつつしばらく後を走ったんだけど、右へ左へフラフラ


時々ブレーキ踏んだりして、全然先に進まない。


姉も我慢の限界で、クラクションを鳴らしたそうな


前の車の女は後続車が来てるのに気づいてなかったらしく


驚いたようにビクッとして、猛スピードで走って行ったんだって


「なんだ真っ直ぐ走れるんじゃん」と言った姉貴はその直後顔が真っ青になった

出典:アマガエル


では、なぜゆっくり蛇行して走っていたのだろうか?


答えは単純で「カエルをわざと殺して」走っていたのである。


前の車の女にはカエルに恨みでもあったのだろうか?






















著者プロフィール
Sharetube