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キング牧師の言説が予言となり、トランプ大統領、極右の台頭が現実となった。これに抵抗するアーティストたち。

キング牧師の言説が予言となり、トランプ大統領、極右の台頭が現実となった。これに抵抗するアーティストたち。

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AIOAIO
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キング牧師の言説が予言となり、トランプ大統領、極右の台頭が現実となった。これに抵抗するアーティストたち。
メリルのスピーチに「メリル本人が富裕層ではないか、このような物言いがトランプ支持を多くする」という批判があるが、筋違いだ。誰しもが公的に大権力の妄言・行使・矛盾に発言できるし、意見を述べられる。しかも、世界を左右しかねない権力人物に批判もせず(または批判を受け入れる事が出来ないような人物には、)沈黙をせず、何度も抵抗する事、可視化する声を表明しなければ、権力の思いのままに成るだろう。メリルは立派だ。
ポスト・パンクのアメリカバンド、グリーン・ディが明確にトランプ反対をメッセージかするヴィデオクリップ・音楽を発表している。
マーチン・ルーサー・キング牧師は、アメリカ内、取り分け人種差別である黒人差別反対運動・公民権運動の最中、1964年、白人優位主義・KKK支持等で悪名高き共和党のバリー・ゴールドウォーター氏の大統領候補指名への際、声明を出した。当時、ジョン・F・ケネディ大統領暗殺1年後であり、ケネディを引き継いだ民主党・リンドン・ジョンソンは、ケネディ人気を自ら引き受ける形となり、かたや共和党のバリー・ゴールドウォーターは、社会福祉も廃止する立場であることから、選挙を戦う要素としての右派と位置付けられることが明確になっていた。その過程でネルソン・ロックフェラーを下して大統領指名争いに勝ったバリー・ゴールドウォールは、小さな政府を主張した今日で言うネオコン(新たな保守)を掲げたが、同時に白人優位性(KKKとの関連)を説き、公民権運動に反対を表明した。このことから公民権運動の中心人物、キング牧師が声明を出した。
以下、ハフィントン・ポストを引用・・・

*公民権改革に反対し白人至上主義を暗に標榜する新しい保守主義を公約に掲げていた。ゴールドウォーター氏は、候補指名を受けて共和党が白人優位主義イデオロギーの興隆を合法化・扇動したと非難したキング牧師の存在を警戒した。
「共和党がバリー・ゴールドウォーター氏を米国大統領候補に指名したことは不幸で壊滅的だ」とキング氏は述べ、ゴールドウォーター氏の「無責任に好戦的な態度は、全世界を絶滅の暗い深淵に陥れる可能性がある」と警告した。ゴールドウォーター氏の人種や市民権へのスタンスに、キング師は同様に鋭い意見を表明している。

キング師はこう述べた。

「共和党の主張と政策は、人種差別、反作用、過激主義に傾いた。公民権という喫緊の課題について、ゴールドウォーター上院議員は道徳的に擁護できない、社会的な自殺ともいえる価値観を象徴している。ゴールドウォーター氏自身は人種差別主義者でなくても、彼の価値観は明確に人種差別主義者を擁護し、安心感を与えることになる。大統領候補になったゴールドウォーター氏の政策は、あらゆる種類の過激派を守る傘となる。こうした事実から見て、そして私のアメリカへの愛があるから、私はあらゆる黒人と、良心を持った白人たちがゴールドウォータ―氏に投票せず、ゴールドウォータ―氏や彼の政策への関与を公に否定しない共和党員への支援を中止するよう呼びかける。」

キング牧師は、特定の候補者に言及しないポリシーを長いこと貫いていたが、ゴールドウォーター氏が大統領になるのは「国家の健全、道徳、生存」に対する大きな脅威だと考え、声を上げた。

公民権運動の活動家マルコムXは1964年、ゴールドウォーター氏について同様のコメントを出し、「万一彼が勝利したら、全世界が人種差別の現実に目覚めてしまう」と警告した。*

1964年とは異なり、極右・トランプ大統領誕生が現実になった。このキング氏の言葉が現実になった今日、アメリカ内でのネットを通じ多様な分野の立場から明確な異議申し立てが出ている(たとえば、メリル・ストリープ、マドンナ、グリーンディ、ロバート・デ・ニ―ロ、マーチン・スコセッシイ等多数文化関係者である。ただ、ラップのカニエ・ウエストのようにトランプ支持するミュージシャンもいる)。これは1964年とは大きく異なる点であるし、権力に対してその力の行使を恐れず、抵抗をする・表現・声・を可視化することとしてネットメディアからの拡散が次々なされているけれど、同時にトランプ氏のツィートもネットを武器とした短文での権力行使、支持者をより強固に取り込むこととして利用している(メリルのスピーチに「メリル本人が富裕層ではないか、このような物言いがトランプ支持を多くする」という批判があるが、筋違いだ。誰しもが公的に大権力の妄言・行使・矛盾に発言できるし、意見を述べられる。しかも、世界を左右しかねない権力人物に批判もせず(または批判を受け入れる事が出来ないような人物には、)沈黙をせず、何度も抵抗する事、声を可視化・表明しなければ、権力の思いのままに成るだろう。メリルは立派だ)。

トランプ氏のもたらすツィートは、アメリカ国内向け極右支持者のみならず、白人弱者層に及んでいるが、問題なのはその政策が見えないこと、そして、トランプ氏の政権取り巻きから見える全世界に波及しかねない紛争問題が控えているということである(難民・移民問題とは別に、特に中東問題、現ネタニアフ・イスラエル支持の問題、影響が大きい)。



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