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【洒落怖】二人の父親(名作・中編)

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【洒落怖】二人の父親(名作・中編)

Author:
ankouankou
Posted date:
Update date:2017年05月10日
【洒落怖】二人の父親(名作・中編)

『二人の父親』

204 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/19 22:02 
4~5歳くらいまで、父親が2人いたんだよ。 
それも、浮気とかじゃなくて、同じ父親が2人。 

意味がわからないと思うけど、顔かたちはまったく同じなんだけど、
目つきだけが異様な感じがする、
とにかくこの世のものとは思えない存在だった。 

どういうときに『そいつ』が来たのかは覚えてないが、
いつもの父親と同じように家に帰って来てた。
でも、俺も母親も、
『そいつ』が父親じゃないってことは肌で感じており、
玄関の前に来たときから震えていた記憶がある。
そして『そいつ』は家の中に入ると、
決まって家具や皿をめちゃくちゃに荒らすんだよ。 
俺は恐くて目をずっとつぶってるんだが、
耳には母親の「やめて!」という声が今でもこびりついている。 

断言できるが、俺の父親は優しく、そんなことをする人ではない。 
でも、顔が同じで性格がまったく逆の、
もう1人の『そいつ』は確かにいた。 

今、そのことを親に言っても、
「そんなことはなかった」しか言われない。 
あれはなんだったんだ・・・


205 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/19 22:05 
>>201 
二人が同時に家に居たりするんですか? 
つまらない質問でスマソ


207 :204:03/01/19 22:11 
>>205 
いや、それはなかった。 
とにかく恐怖は、
いつも父親が仕事から帰ってくるときから始まっていた。 
大体本来のやさしい父親が帰ってくるのだが、
たまに『そいつ』が帰ってきてた。 


208 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/19 22:28 
仕事とかで切れたんじゃないかと


209 :204:03/01/19 22:29 
>>208 
そうなのかねえ。
でも、玄関を開ける前から、俺は『違う』ってわかってたきがする。 
今、家族に聞いても、暴れていた事実自体がないという。 


210 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/19 22:39 
>>204 
その怖いお父様は、暴れた後どうするんですか? 
一通り暴れた後、フッと消えちゃったりするなら怖いけど。 


211 :204:03/01/19 22:43 
>>210 
俺はそのとき目をつぶってるから、詳細は不明。
でも、しばらくしたら静かになって、
荒れた室内を母親が直していた気がする。


213 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/19 22:47 
酒癖わるい親父だっただけですな。
よくいるよな。ふだんはいい人なのに、
たまにわあわあわめきながら帰ってくるおっさん。 
お母さんも思い出したくもないから言わないだけ。 


215 :204:03/01/19 23:28 
>>213 
酒は飲まないです。 
とにかく、俺の中では別人というイメージしかない。 
というのも、暴れている最中、
父親の声がまったく聞こえなかったからかもしれない。 
普通は暴れているなら、「うおぉ!」とか「ふざけんな」とか、
聞こえそうなもんだけど。


218 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/19 23:47 
普通なら自分自身に対して多重人格が起こるシステムが、
この場合は外的に作用して、
『ふたりのお父さん』を作りだしてしまったのかもしれないね。 
「虐待されている自分は自分ではない」→
「だから痛くも怖くもないんだ」→ 
「もう1人の自分」
となるところが、
「こんな怖い人がお父さんのはずない」→
「だから本当のお父さんは怖くない」→
「もう1人お父さんがいる!?」
みたいな。 


219 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/01/19 23:49 
父親の声が全く聞こえないというのも、
『解離』が起こっていた可能性が高い。 
解離性人格障害の代表が多重人格。


237 :204:03/01/20 11:05 
すいません、ちょっと前に書いたものなんですが、 
あのあと皆さんの返事を読んでいて、
やはり気になったので、親に問いただしてみました。
その結果、ますますわけがわからなくなったので、
これでもう書き込みはやめにしたいと思います。 

・父親が暴れていたよね?
・あの頃浮気していたのか? 
・父親は精神病なのか?
・俺は精神病なのか?

何を聞いても「そんなことはない」しか言わなかったんで、
こっちもちょっと強く出ようとしたところ、兄に制止されました。 
しかし、その後真相を聞くことができました。

あの頃、たしかに家内で暴れていた時期があるということです。 
しかし、兄が言うには、
「あのとき暴れていたのは、母さんの方だぞ」ということでした。 
今は恐くて母親に話しかけられません。

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著者プロフィール
ankou

怖い話を中心にしてまとめています。