なんかあれ顔にみえる。。身近でおきる現象には名前があった!

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顔じゃないものが顔に見える現象

まずはいくつか画像を見てもらいましょう。
どうでしょうか。ある方にはただの人工物にしか見えないとおもいますが、よく見るとだんだんキャラクターの顔のように見えてきませんか?

一度は経験のあるこの現象。ちなみに筆者は子供の頃家の天井の木目が人の顔に見えて怖くなってしまったなんてこともありました。

実はこの現象は正式名称が存在し、心理学的にも説明ができるものだったのです。

その名も


「シュミラクラ現象」

wikipediaからの説明を引用すると、

「人は他人や動物に出会った場合、敵味方を判断したり、相手の行動、感情などを予測したりする目的で本能的にまず、相手の目を見る習性がある。人や動物の目と口は逆三角形に配置されていることから、点や線などが逆三角形に配置されたものを見ると、脳は顔と判断してしまう。心霊写真と呼ばれる現象の多くが、これで説明できるとされている。」


このようになっています。つまり、人間は顔を認識する時、無意識に目と口の位置で顔を認識しているということですね。例えば顔文字なんてものもそれと同じことが言えます。


例えば ("ω") のような顔文字。


完全に顔にしか見えないですが、本来これは記号の集合体でしかありません。我々が顔のように見えるというだけでカテゴリ化され、日常的につかわれているだけなのです。

つまりこれは病気のせいなどではなく、人間の無意識な能力ですので怖がることはありません。


もし知り合いや友人がこの現象と出くわした場合は、胸を張ってそれはシュミラクラ現象だよ!と教えてあげましょう。

ポッケの携帯バイブが震えたと思ったら気のせいだった現象

ふとマナーモードの着信があったとき、いざポッケから携帯を取り出したら着信がきてなかった、なんてことありませんか?

つまり携帯が震えた気がしてしまう現象ですね。この現象にも正式な名称がありました。

その名も


「幻想振動症候群」

名前だけ聴くとそのまんまな言葉ですよね。

この現象が起きる要因は単純なスマホ依存ということが例に挙げることが出来ます。ここでいう依存は心の問題と身体的依存の両面が当てはまるとされています。

近頃ではアプリでの連絡も盛んになり、ひっきりなしに通知が来るということが普通になっているので、

身体が携帯電話の震えを覚えてしまい、また誰かの返信などを待っていると余計にその携帯の反応に敏感になるためこの現象が起きやすいようです。

改善するためにはスマホに対しての興味や意識を減らすことで改善につながります。

まさに現代病といえる現象ですね。

対面から歩いてくる人と同じ方法に避けてしまう

前から歩いてくる人を避けようとしたら、相手もおなじ方向に避けてしまい、また避けたらかぶってしまいジャンガジャンガ。。 という現象。これもとても多い現象ですよね。譲り合おうとする気つかいが結果邪魔をしてしまうというなんとももどかしい思いをした方もいると思います。

この現象の正式名称は


「連続回避本能」

どういうことかというと、人間というのは本能的に、1つ前に行ったアクションとは違う動きをしたくなってしまうということがあります。

右の次は左を選びたい。左の次は右を選びたい。というように私たちはずっと一定の方向や選択ばかりを行うことには不向きな生き物なのです。

また、相手の表情や動きを見て気持ちを察するという能力もわたしたちにはありますから、とくにこの道を譲るというケースになると、様々な考えが交差して連続回避現象が起きてしまうわけです。

これも本能的な無意識に起きてしまうものですので、あまり気にせずにいて大丈夫なようですね。

おわりに

今回は簡単に3つ現象について説明してみました。頭の中のモヤモヤが多少でも晴れたなら幸いです。まわりにまだ知らない方がいたらどんどん教えてあげましょう。それでは。







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Sharetube