【洒落怖】寺社にまつわる話(Part1)

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『収録話』

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■.元々古墳だった神社 ■.毎年氾濫を起こす川の・・・ ■.昔から代々伝わって・・・
■.一ノ宮貫前神社の御鎮神事 ■.お稲荷さんのよだれかけ ■.夢の中に白い蛇が出て来た
■.火の神様を祀っている ■.弓取り ■.神社の掃除に行った
■.もう何にも残ってない ■.宝当神社 ■.神主もいない小さな神社

『元々古墳だった神社』

30 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/29 04:07

我が家の近くに、丘一つが神社の所領になっている所がある。

境内は無く、石造りの廟があるだけ。鳥居は、丘の麓に建ててあります。

この風変わりな『神社』、元々古墳です。

調査した学者がいて、廟の形状から古代の墳墓であろうと言われています。

人工的なものではなく、丘に穴を掘って埋めたもののようです。

なぜ神社なのか。なぜ境内が無いのか。これからお話します。


国津神と言う言葉をご存知でしょうか?

土地には伝説があります。

天孫に騙され、人質を取られ、降服の条件に家族の助命があったのに、

族滅された国津神の伝説です。

処刑法は火あぶりだったそうです。

この神社は彼らの墓であり、元々は彼らの城のあった場所です。


31 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/29 04:08

天孫は、国津神の城跡に城砦を築こうとしました。

しかし、丘に入った奴婢が次々に死に、貴重な工人も死に、とうとう天孫にも犠牲が出ました。

慌てた天孫は、巫女を呼び占いをしました。

巫女は「この場所には、騙された神の恨みが篭っている。彼らに城を返し、立ち去れ」と言って、

息を引き取ったそうです。

怯えた天孫は、国津神達の遺骸を丘に奉り、この土地から逃げたました。


以来、この神社は聖域となり、火を禁じ、伐採も禁じられました。

それでも、平野の中の丘ですから、城を建てようとする者が後を絶たなかったそうです。

彼らは次々と死んで行き、時代を超えて聖域となっていきました。

最近では、20年近く前、私の同級生が神社で煙草を吸っている状態で、遺体で発見されました。

火は消えていました。

彼は転校してきてまだ半年経っていませんでした。


この神社には氏子が居ます。

お神酒を供え、楽を奏で、麓に屋敷を持つ彼らは、

この古墳に奉られた国津神の子孫に当たります。

え、族滅したのでは?

はい。

彼らは、別の神の元に嫁いだ者の中から、祟りを静める為に選ばれた人の子孫だそうです。


33 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/29 04:24

この神社、丘全体に木の柵が巡らされ、

『立ち入り禁止』『火気厳禁』と役場の名前で書いてあります。

鳥居の前には鉄柵があり、鎮魂祭の時にしか開かれません。


厳重な理由

大戦中軍の命令により大規模な木材伐採が行われることになり、

計画段階から役場の中に死者が出始めました。

祟りに怯える役人に活を入れる為、軍から派遣された軍人が二人死に、

工事関係者にも死者が出始めたことから、工事が中断。

急遽、柵の設置が始まったそうです。(郷土史より)

『毎年氾濫を起こす川の治水工事』

970 :本当にあった怖い名無し:04/12/16 21:49:51 ID:Uf5GdTFW

母が小学校二年くらいのとき、母の父親は毎年氾濫を起こす川の治水工事を任された。

川のそばに廃れたお寺だか神社のお堂があり、

工事を始めたころに一人のオッサンが住みついてしまった。

オッサンは人夫でもないし、近所に見知った人も無く、

何者かといえば乞食としか云いようがない人物。

しかし幼い母からみると、結構な齢には見えるが小綺麗な服を来て、

立ち居振舞もなんとなく上品に思えたそうな。

地域の人達に面倒を看てもらえないそのオッサンに、母は両親の言いつけで食事を運んでいた。

そして治水工事も終わった頃、そのオッサンもどこかへ行ってしまった。


あとで考えてみれば、あれだけ荒れていた川の工事が何事もなく完了したのは

あのオッサンのおかげかもな。

と母たちは話しあったそうです。


971 :本当にあった怖い名無し:04/12/16 21:59:24 ID:A9CczmPQ

人柱?


972 :970:04/12/16 22:40:42 ID:Uf5GdTFW

>971

ゲッ。そ、それはないと思いたい。

母の話ぶりも「水の神様だったんじゃないかね」って感じだったし。

四国の田舎とは言え、たかだか五十年くらい前の話だし、、、

イ、イヤなこと言うなよな。

『昔から代々伝わってきている屏風』

97 :本当にあった怖い名無し:2005/12/08(木) 23:41:36 ID:LnK8tT690

リア工のとき、現国担当の先生が神社の娘、英語担当の先生がお寺の息子だった。

だからよく神社、お寺に関する不思議話を聞かせてもらっていた。


そのうちの1つ。

家が神社だったので、小さいときはよく神社の中で

かくれんぼや鬼ごっこをして遊んでいたそうだ。

親は結構寛大なほうだったらしく、神社でチョコチョコ走り回っても怒らなかったが、

あるものだけには絶対に近づくなと、何度も言い聞かせていたという。

あるものというのは、昔から代々伝わってきている屏風だったらしい。


ある正月のこと。従姉妹が遊びに来て先生大はしゃぎ。

親が言っていたことをすっかり忘れ、従姉妹とかくれんぼしているうちに、

屏風に近づいてしまったという。

すると、屏風の影から見知らぬ子供が出てきて手招きしたらしい。

「初詣に来た子が迷子になったのかな?」

と子供をよく見てみると、その子供の服装が少しおかしい。

真冬のこの時期に白い薄手の和服一枚。

あわてて屏風が見えない位置まで移動したところ、

先生を探していたらしい親と従姉妹が泣きそうな顔をして立っていた。

曰く、丸一日先生は姿を消していた……。

先生にとってはほんの少しの時間(長くて数分程度)だったらしいけど、

実際はもっと時間は経っていたという。


「神隠しっぽいものだったんかもね」

先生は笑って言った。


ちなみに、先生の実家である神社には未だに屏風があるそうです。

『一ノ宮貫前神社の御鎮神事』

222 :黒澤怜 ◆h1/1b0ri7E :2006/01/04(水) 17:23:44 ID:vk7ItciCO

群馬県富岡市一ノ宮にある一ノ宮貫前神社の御鎮神事。

神事での祭典奉仕中、一言も喋ってはいけない。喋べると死にます。

自分が持ってる神事に関する本にある記載によると、

ある宮司が玄関先でつい「火は大丈夫か?」と言ってしまった。

その翌日に急死。いつもの口癖だったらしいが、それが仇に・・・

つまずいた時につい「あっ」と言ってしまい、頓死した神職の方もいるそうです。

ちなみに、咳払い等でも死を免れないとのこと。

またある時、祭事を行っている神職をみた神馬がいなないたと思った瞬間、

即死したことがあるそうです。


祭の内容は、

社務所の座敷で草履を履き、土間に降り、提灯一つを持ち、

参道を通り御鎮塚に供物を納めて帰ってくる、というもの。

その際、近くの民家は明かりを消すので、神事中辺りは真っ暗になります。

神事を行っている最中の神職を見たら障りがある、とのことなので。

ちなみに、この神事で神職の方が履いた草履は最高の魔避けになるとのことです。

『お稲荷さんのよだれかけ』

50 :本当にあった怖い名無し:2006/01/23(月) 23:09:04 ID:wxzhoDG/0

学生時代に体験した話。

稲荷公園で友人数人とこわい話で盛り上がった。

なかでも友人Tの話がインパクトがあって…


お参りしていたお稲荷さんのよだれかけがひどくボロボロだったのを見たTのおばあちゃんが、

『かわいそうに…新しいのを作ってあげますからね』と心の中で話しかけたそうだ。

ところが、社交辞令的に思った事なので彼女はそのまま忘れてしまった。


何ヶ月かが過ぎたある日。おばあちゃんは原因不明の高熱に倒れた。

医者もお手上げの状態で、Tも最後のお別れにとおばあちゃんの元を訪ねたとき、

「赤い布を持ってこい!!」と、おばあちゃんが叫んだそうだ。

家族が布を用意すると、高熱にもかかわらず大きなよだれかけを作って、

ウンウン言いながら自分の足で件のお稲荷さんの首にかけに行った。

その日の晩には、おばあちゃんの高熱はうその様に引いたそうだ。


51 :続き:2006/01/23(月) 23:12:22 ID:wxzhoDG/0

その話をTがしはじめた頃から葉っぱがはらはらと落ち始めた。

時間は夜の8時前後だったと思う。

季節は夏のおわりかけとはいえ、紅葉には早い時期。

それが俺たちの腰掛けていたベンチの周りだけに落ちてくる。

しまいには落ち葉のカーテンですっぽり包まれたような感じになった。

さすがにただ事では無いと、落ち葉のカーテンをかき分けて上を見上げると、

公園の木一面が桜の花を満開に咲かせていた。(様に見えた)

その場にいた俺たちが全員体験し、とにかく怖くなってその場を逃げ出した。


ラリッていた訳ではないし、作り話でもない。

オカルトには何でも首をつっこむ性質だが、

お稲荷さんだけは深く関わってはマズイと今でも思っている。

『夢の中に白い蛇が出て来た』

384 :本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 15:50:09 ID:gbIcZ36/0

俺の田舎には山に湖があるにも関わらず、何故か淡水ではない珍しい湖があるわけよ。

これだけで特定されるかもだが…

そんな田舎に住むおばさんの話。


おばさんが寝ていると夢を見た。

夢の中に白い蛇が出て来て、

『私が住んでいるところを直して欲しい』と言ったんだそうだ。

目が覚めたおばさんは、白い蛇ってありがちな話なもんだから、冷静に考えて、

大きめな地震が来る度に津波が来て、最近も床下浸水したからそんな夢を見たんだろう、

と流していた訳。


で、また数日して寝ていると、今度は『此処だ』と、

その白蛇に具体的な映像を見せられたそうだ。

んでその映像が、さっき言った湖のなかに石造りの見たことも無い祠。

おばさんは聞いた訳。

『貴方は誰ですか?』って。

そしたらその白蛇が『湖の主だ』って言ったらしい。

朝起きて、伯母さんが伯父さんにその夢の話をしたら、

その伯父さんが「主だなんて言う主がいるのかww」なんて笑ったもんだから、

伯母さんはむきになって、

「湖の中に石の祠があるんだから、あんたもそれ見れば少しは信じるだろうよ!!」

なんて食って掛かった訳。


385 :384:2006/03/25(土) 16:04:28 ID:gbIcZ36/0

でも伯父さんはそこに40年も住んでるけど祠なんて知らない。

どうせ夢だろうと言ったんだけど、あまりに伯母さんがしつこいので、

伯父さんは持っている手漕ぎボートを車に乗せて湖に向かった。

で、湖に着いてから伯母さんが夢でみた場所を探していると、確かに夢で見た場所があった。

「ここ!!ここ!!」

伯父さんは伯母さんが指差す崖縁の下までボートを漕いで、

へりにボートを着けて水中を覗いてみた。

何かあるが祠かどうかがはっきり判らないので、伯父さんは潜って見てみたそうだ。

そうしたら、あった。石の祠が。

伯父さんもパニクって、新しい祠を作らなきゃ!!って事になったんだけど、

役場に相談にいってもデムパ扱い。

一緒に役場の人間も連れて確かめさせて、役場の人間も驚いたらしいけど、

どう申し立てをしたら良いかの相談から始まった。

イライラした伯母さん夫婦が「もういい!!自分達で作るから!!」って話になって、

業者に頼んで見てみて貰ったら、

業者は「新しいもの作るよりは、これを綺麗にした方が手っ取り早い」と言ったので、

伯母さん達は業者に任せた。


その後、祠がきちんと綺麗になってからは白蛇は夢に出て来ず、

水害も完全ではないが減ったみたい。

『火の神様を祀っている』

615 :本当にあった怖い名無し:2007/01/07(日) 13:10:11 ID:xYqwl6dS0

近くの山の上にある寺は、親に聞いたところ「火の神様を祀っている」らしい。

檀家がないので、昔から集落の皆で金を出し合って維持している。

年一回集金があるんだが、この金を払わないと火の神様が怒ってその家に火事を起こすんだそうな。

一昨年払わなかった家(他所から引っ越してきた一家)が本当に火事になった。

うちも10年前に引っ越してきたんだが、親が怖がって払っている。


確かに境内に古い鳥居はあるが一応寺だし何がなんだか。

『弓取り』

798 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 17:58:05 ID:9NsByYAY0

あんまり詳しく書くと地域が特定されるので端折って書く。


私の生まれ故郷は中国山地の近くの山村で、

じいちゃんもばあちゃんもその村で生まれて知り合ったらしい。

んで、ばあちゃんの家系は神主で神社を持っている。

毎年、秋には昔からの言い伝えにならって、ある祭りを行う。

去年の秋もその祭りをやった。

その内容は、

『武者姿をした若者が、神社の境内から鬼門の方向にある木のてっぺんに向かって弓を射る』

と言った内容で、去年はその弓矢を射る役目は俺がやった。

ちなみに鏃は鏑で、「ギューーーン」って音が出るだけ。

その矢を拾った人は一年を無病息災で過ごせるって話がある。


799 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 18:07:42 ID:9NsByYAY0

それで、去年の祭りのとき。

鎧着て、烏帽子を被り、境内の真ん中で鬼門に向かって弓を射た。

「ギューーン」って感じの音がして、鬼門の方向にある巨木の上を超え、

境内の外にまで飛んでいった。

みんなが矢を拾おうと走って行くも、戻ってきた人の中にも拾った人はいない。

中には「巨木の上を超えた辺りで消えてなくなった」って言う人も出てきた。

なんともよくわからなかったけど、着替えのため社務所に行くと、

その神社の神主さんをしている叔父さんが出てきて言った。

「木の上を矢が通ったとき、見えない何かに当たってドガって音を立てて消えたんだ。

 きっと良くないものがいたんだろうな」


後々聞いた話。

その神主をしている婆ちゃんの家系は、昔の中国地方の大名の毛利の家系で、

神社の神様は八幡様だって事だった。


801 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 18:13:06 ID:9NsByYAY0

後日談


とりあえず、祭りは無事に終わって夜の打ち上げのとき。

総代さんってわかるかな?神社の世話を手伝ってくれる人なんだけど、

その人に「来年も弓取りよろしく」って言われた。


ちなみに、俺は霊感とかってものは殆ど無いけど、

地元の祭りで神楽やったり笛を吹いたりしてるから、

神様に好かれてるのかもなって年寄り連中には言われる。

なんか、ありがたい話だった。


803 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 18:40:51 ID:ua2QENWI0

>> ID:9NsByYAY0

久々に面白かった、乙です。

何がいたんだろうね…


なんか百鬼夜行抄(今市子)の絵でイメージしてた


805 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 19:39:33 ID:9NsByYAY0

感想乙

子供の頃から祭りには行ってるけど、弓矢が消えたのは初めてだったから、俺もびびった。

神社の怖い話はあんまり知らないけど、不思議な話ならいくつかあるのでまた書くよ。

読んでくれてありがとう。

『神社の掃除に行った』

840 :本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 14:47:30 ID:8QU9dQ9Y0

何年か前のある朝。

学校が休みで田舎に帰っていた俺は、早朝から親戚が神主をしている神社の掃除に行った。

鎮守の森に囲まれた境内を掃き、箒目を付けようと一本の木に基準を決め、

その木に向かって行った。

そしたら、その木に何かがくっついている。

「何じゃろ?」と思ってよく見ると、両手に釘の打たれた藁人形だった。

腰を抜かして、社務所にいる叔父さんを呼びに行き、現場へ連れて来ると、

叔父さんは

「八幡様の境内でこんなことしおって。気にするな、どうせこんな事したからには罰が返る」。

そう言って、藁人形を燃やしてしまった。


その後、ウチの近所で事故があった。原付で川に落ちた人がいた。

川も浅く、スピードも出ていなかったのだが、その人は両腕切断の大怪我。

まあ、近所でも良くない噂の多い人で、警察の事故調査でこう言ったらしい。

「目の前に裃を着た侍が立っていたんだ」

ちなみに、その裃に付いていた家紋と、

俺が祭りの時に着る鎧櫃に書いてある家紋が同じだったそうだ。


841 :本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 14:59:55 ID:PSaKZje70

罰が当たったんじゃなくて、呪いの効力だったとしたら・・・


843 :本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 20:11:59 ID:W0xD/B5W0

>>840

結局呪いは成就されたんだな


844 :本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 21:39:23 ID:8QU9dQ9Y0

成就されたんかどうかは分からない。

でも、別の神社でも藁人形事件があって、その犯人は事故って両腕切断した人だったから、

罰が当たったんかもしれん。


847 :本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 23:28:57 ID:W0xD/B5W0

>>844

その男、藁人形打ったと他人にばれているの?

それ、つらいな

呪い返りそのままの例と思えばいいのか


849 :本当にあった怖い名無し:2007/02/04(日) 00:37:07 ID:NMZ41YcI0

>>847

多分ばれてると思う。見たって人もいたらしい。

それに、藁人形打ったりとか呪とかマイナス面に効果のある神社と、

そうでない神社ってあるらしい。

下手したら自分に返ってくるって事を叔父から聞いたことがある。

『もう何にも残ってない』

907 :本当にあった怖い名無し:2007/02/10(土) 21:23:47 ID:0Y4xPsiy0

俺、先週離婚したんだ。

んで、生活力が無いからと子供も向こうに取られちゃって、もう何にも残ってないの。

んで、もうどうでも良くなって適当に死のうかと思って、

ぶらぶらと家の近所を散歩しながら死ぬ方法考えてたんだ。

そしたら、いつも通ってる道なのに気付きもしなかった神社を見つけて、

そこの木で首吊りしてみようかと様子を見に境内に入ったんだ。

入ってみると結構広い神社で、あーこの木なんか枝振りが良いなーとか思いながら見て歩いてると、

突然目の前に巫女さんが現れて、泣きながら「ばかっ!」とか大声出して俺の事引っ叩いたんだ。

ワケわかんなくてボーゼンとする俺を、

「死ぬ位ならなんでも出来るでしょ!」

とか泣きじゃくりながら怒鳴りつけ、建物の中に走りこんでいっちゃった。

しならくボーゼンとしてたけれど、いきなり涙が溢れてきて、そこでワンワン泣き出しちゃったら、

神主さんが出てきて、家の中に入れてくれて色々と聞いてくれたんだ。

大分落ち着いてきて、段々と生きる気力が沸いて来て、

あの巫女さんにお礼を言いたくなったので神主さんに聞いてみると、

そんな巫女さんはこの神社には居ないと言われた。


俺はなんとなく、この神社の神様が俺を叱ってくれたんだと思うことにしてさっき帰ってきた。

あの巫女さんに言われたとおり、明日からガキの頃諦めた

夢を叶えるために頑張ってみようかと思う。

神様、巫女さん、神主さん、そして元嫁にも子供にもありがとうと言いたい。

俺、頑張ってみるよ。

『宝当神社』

751 :本当にあった怖い名無し:2007/11/26(月) 23:11:20 ID:l/dVWkpk0

オカルトじゃないけど。


昔、参拝すると宝くじが当たる!?ようになるという神社に行った時のこと。

お参りを済ませて、なお船が島を出るまで結構時間があったので、

暇潰しに島内を散策することにしました。


その有名な神社以外その島になにがあるのかさっぱりわかんなくて、

ホント適当に歩いている途中、お稲荷さんをみつけました。

こんなとこにお稲荷さんが~って感じでさっそく手合わせ、

「宝くじが当たりますように~」(俗っぽくてゴメ)とお願いしていると、

コツンとなにかが頭に当たった・・・・

「痛っ」っと足元を見ると木の枝・・・・頭に・・・・当たっ・・・当たった!?

思わず「木の枝ちゃうわいっ!」とお稲荷さんにツッコミいれてしまったw

お稲荷さん、オチャメすぎ! 

と当時は思ったんだが、これってお稲荷さんに怒られたのかな?


ちなみに宝くじは3000円当たりましたw (当時ではそれまでの最高額さ)

でも換金する前に無くしちゃったから意味ないんだけど。

ハハハハハハ・・・・・


752 :本当にあった怖い名無し:2007/11/27(火) 12:33:50 ID:1tY20LAA0

>>751

宝当神社ですね。

私も2年前、年末ジャンボの時期に行って3000円当たりました。奇遇ですね。


753 :本当にあった怖い名無し:2007/11/27(火) 14:31:09 ID:V2M70uvG0

3000円と言う金額は、

「わざわざお参りありがとうよ。

 だけど、虫の良いお願いしてないで、交通費やるからこれで目を覚ませ」

という金額に見える。


754 :本当にあった怖い名無し:2007/11/27(火) 17:37:57 ID:J3OyZl2l0

お参りに来た人全員の宝くじ当てさせるのは無理に近いから

交通費だけでもお返ししてくれるなんて、親切な神様だなw


755 :本当にあった怖い名無し:2007/11/27(火) 17:47:16 ID:0iVz1Jn50

ということは金を使わず泳いでいけばぼろ儲け・・・!


756 :本当にあった怖い名無し:2007/11/27(火) 19:17:28 ID:teSeRPh70

あー、うちもそこへ行って3000円あたったよ。

不思議ですね。


757 :本当にあった怖い名無し:2007/11/27(火) 19:53:54 ID:NQXUKgxA0

すごい的中率w


758 :本当にあった怖い名無し:2007/11/27(火) 21:38:58 ID:HlB09wey0

交通費くれる神様wwwwwwwwwwwww

『神主もいない小さな神社』

138 :本当にあった怖い名無し:2010/08/19(木) 10:23:29 ID:VdtQrW670

ふと思い出したんで書き込んでみる。


それは物凄く雪が降った冬の話なんだが、

馬鹿な俺は雪山行軍じゃー!と朝の5時ごろ、散歩に出たんだ。

外は猛吹雪。視界も危うく、雪もかなり積もっていて1歩進むたびに膝まで埋まった。

そんな中、俺は近くの神社へ行き、あのカランカランを鳴らそうとしてびっくり。

なんと俺より先に誰かが参拝した跡があり、足跡などがある。

それから1週間は毎日朝の5時に家を出て神社に行ったんだが、

毎回俺より先に誰かが参拝した跡が。しかもたぶん同じ人。


吹雪の中毎朝散歩した馬鹿な俺も十分オカルトだが、

神主もいない小さな神社なのに、その信仰心の厚さに少し恐怖した冬だった。

『オススメの怖い話リンク』

『名作・長編』

■.リアル■.ドルフィンリング■.自己責任
■.自殺の連鎖■.ヒッチハイク■.神社の生活
■.姦姦蛇螺■.キャンプ■.危険な好奇心

『名作・中編』

■.今神様やってるのよ■.嗅ぐ■.猿夢
■.走り回っている男■.警察官の無念■.くねくね
■.今神様やってるのよ■.お下がり■.案山子の神様

『名作・短編』

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