細かすぎる節約法・チリも積もれば山になってくれるかもしれない?

著者:
投稿日:
更新日:

節約は好きですか?嫌いですか?


実は筆者の友人には、節約が嫌いな人がいるのです。その人いわく、ちまちま節約するくらいならしっかり稼いだほうがいいとのことで、実に真っ当な考え方だと思います。それは本当に正しいことだし、人それぞれの考え方でしょう。


しかし私は、しっかり稼いで頑張って、ついでに節約もしっかりやりたいと考える人間なのです。要するにケチなんですね。


こちらであげた節約法は、簡単ではありますが、劇的効果があるものばかりではありません。しかし、ほんのちょっと生活を変えてみるだけで、無駄に流れるお金を手元にとどめておくこともできるでしょう。


チリが積もって山となってくれることを願いつつ、地道な節約方法をご紹介いたします。

節約、電気代を減らしてみよう

・コンセントを抜く

家電は、コンセントにつないでおくだけで、待機電力がかかるのだそうです。もったいないですね。よくありがちなのが、スマホの充電器をつなぎっぱなしにしておくことです。受電が済んだら、充電器はコンセントからはずしておきましょうね。


・冷蔵庫の開け閉めを少なく、カーテンを使おう

冷蔵庫の扉を開けると、外気が流れ込むために中の温度が上昇します。元の温度に戻すために電力を消費してしまうので、冷蔵庫の扉の開け閉めは最小限の時間にとどめましょう。冷蔵庫用のカーテンも販売されているので、利用してもいいかもしれませんね。

・電気ポット→保温ポット

電気ポットはお湯が沸いた後も、保温のための電力を消費します。保温は保温ポットを使うと、その間の費用がかかることはありませんよ。

・掃除機をやめてみる

フローリングや畳の部屋は、ほうきで掃除をすることができます。掃除機のように電源を入れる手間もなく、コードが邪魔になることもないので、思い立ったらすぐに掃除に取りかかることができるでしょう。もちろん、電気料金も一切かかりません。

節約、ガス代も要チェック

・入浴はまとめて、お風呂の保温シート

家族がいる方は、入浴時間をまとめて、間があかないように工夫しましょう。冷めたお湯を温めるために、ガス代がかかってしまいます。お湯が冷めないように、浴槽にかぶせるシートなどもあるので、利用してみてもいいかもしれません。

・やかんや鍋の底を拭く

やかんや鍋の底が濡れていると、温度が上がるまでほんのわずかですが、無駄に時間がかかります。細かすぎるほどの節約法ですが、コンロを使うときにはちょっとだけ気をつけてみてください。

・煮込み機能のある鍋を利用する

煮込み料理を作るには、時間がかかります。最近では、その間のガス代を節約するために、煮込み機能のある鍋を利用する方が多くなりました。火にかけるのは沸騰するまでで、その後は余熱を使って材料に熱を加えます。家で料理をする方は、一つ持っておいてもいいかもしれませんね。

また、普通の鍋でも、バスタオルでくるんだり発泡スチロールの箱に入れたりすることで、余熱を利用することができます。

食べ物、飲み物はお手製で

・ペットボトルを買わないようにする

飲み物を持ち歩くのは、節約生活の基本中の基本といえるかもしれません。ちょっとのどが渇いたときに、手元に飲み物があれば便利でもありますしね。


お茶を作るのは、それほど難しくはありません。最近では水出しのお茶もありますので、寝る前にボトルに入れて、翌朝の準備をしておくといいですよ。


・お弁当を持っていく

これも、習慣になるとランチ代がかなり節約できますね。週末に総菜を作り置きしたり、冷凍食品を上手に利用したりして、お弁当生活を始めてみましょう。お弁当箱やカラトリーなど、ユニークなものもたくさんあるので、趣味として楽しむこともできそうです。

・リボベジ野菜というアイディア

リボベジとは、リボーンベジタブルのことです。使った野菜をプランターに植えたり、水につけたりして再生することをこう呼びます。

有名なのは豆苗ですね。豆苗は、料理したあとに残った根っこを水につけておくと、再び苗が生えてきて、十日ほどでもう一度食べることができます。


節約になることはもちろんですが、野菜が育つ過程を見るのはなかなか興味深いですよ。

節約生活で健康に

・一駅歩く

都会の方なら、バス代や電車代を節約するために、一駅歩いてみるのもいいかもしれません。運動にもなりますし、普段歩かない道を歩くのは気分転換にもなるでしょう。素敵なお店を見つけることができるかもしれません。

・自転車を利用する

自転車も、節約生活を大いに助けてくれるアイテムです。平野であればかなり遠くまで、自転車で行くことができるでしょう。交通費の節約につながりますね。


・公共施設でトレーニング

ジム通いを検討されている方は、お近くの公共施設のジムものぞいてみてくださいね。最近ではそれなりの設備が整ったジムもたくさんあります。

公共のジムのメリットは、一回数百円という料金の安さはもちろんですが、支払いが利用に応じてできる点にもあります。民間の場合ほとんどは、利用の回数にかかわらず月額料金が必要になります。忙しくて一度も行けなくても、費用は安くならないわけです。

時間だって大事にしたい

・キッチンタイマーの利用

時間を大切にしたいと考えている方は、生活の中にキッチンタイマーを取り入れてみてはいかがでしょうか。作業の、あるいは休憩の時間をしっかりはかってみることは、思いのほか大切なことです。その工程に必要な時間を把握することで、予定も立てやすくなるでしょう。また、終わりの時間が決まっていることで、作業に集中することもできます。


・睡眠時間は削らない

どんなに忙しくても、睡眠時間はしっかり確保しましょう。寝不足では作業の効率も悪くなりますし、失敗やケガにつながる恐れもあります。疲れている日に三時間かかった作業が、しっかり睡眠をとった後では一時間程度でできたといった経験は、誰にもあるのではないでしょうか。時間を節約したいなら、睡眠時間を削ってはいけません。

・お気に入りの服をそろえておく

Facebookの創始者であるマーク・ザッカーバーグ氏は、クローゼットに同じ服を何枚も用意しているのだとか。服に悩む時間がもったいないから、気に入ったものを毎日着ているのだそうです。同じ理由で、アップルのスティーブ・ジョブズ氏も黒のタートルネックのセーターを愛用していました。

さすがに、一社会人である私たちが、毎日同じ服というわけにはいかないでしょう。しかし、気に入ったコーディネイトをいくつかそろえておけば、服の悩みから解放されるかもしれません。

節約は、気楽に無理せず楽しんで

節約は、必ずしなければいけないというものではありません。上記にあげた中で、気楽にできそうなことがあったら、暮らしの中にぜひ取り入れてみてください。ちょっとした無駄を省くことで、余裕が手に入るかもしれません。









著者プロフィール
Sharetube