口から白煙!?「八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故」とは

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八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故

八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故(はちおうじししかいしフッかすいそさんごとふじこ)とは、1982年に八王子市で発生した医療事故である。歯科治療用のフッ化ナトリウムと間違えて、毒劇物のフッ化水素酸を女児の歯に塗布してしまい死亡した。

出典:八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故 - Wikipedia

	

司法解剖結果は「中毒死」

死亡したのは、八王子市散田町四の二九の四、会社社長小池美章さん(四六)の長女樹里ちゃん(三つ)(高尾杉の子幼稚園年少組)で、事故のあったのは、同市めじろ台一の七の七、「竹中歯科めじろ台医院」=竹中昇院長(六九)=。

 八王子署の調べによると、樹里ちゃんは二十日午後三時三十分ごろ、母親の春美さん(三三)に連れられ、兄(七つ)と一緒にムシ歯の治療を受けに同医院を訪れた。樹里ちゃんが春美さんにだっこされた状態で治療用のイスに座るとすぐ、竹中院長は樹里ちゃんの歯にフッ化ナトリウムを塗り始めた。樹里ちゃんが「からい」とむずかると、竹中院長は春美さんに腕を押さえているよう指示、いやがる樹里ちゃんに液を塗り続けたところ、樹里ちゃんは床にもんどりうって落ち、苦しみ始めた、という。

 樹里ちゃんは唇が白くなり、血の混じった泡をふき始め、さらに、腹痛を訴え始めたため、竹中院長はあわてて一一九番。樹里ちゃんは救急車で東京医大八王子医療センターに運ばれたが、約二時間後に死亡した。

樹里ちゃんの同医院への通院は四度目。フッ化ナトリウムを塗ったのは初めてだった。竹中院長は市販の「フッ化ナトリウム液」の表示がある三百ミリリットル瓶の液を使用したという。同署はこの瓶を入手、溶液の鑑定を進めている。

 これまでフッ化ナトリウムによる事故例がないこと、専門家の話ではフッ化ナトリウム液は無味であるのに、樹里ちゃんは「からい」と言っており、口の中がただれていることなどから、同署は竹中院長が液を間違えた可能性もあるとみて事情を聴くとともに、樹里ちゃんが特異体質だったかどうかも調べることにしている。

 厚生省では今回の事故について「フッ化ナトリウムの塗布で死亡することは考えられない」との見解を示している。フッ化物の塗布については、厚生、文部両省が昭和二十四年に、都道府県の保健所に通知を出し奨励しており、四十一年からは厚生省が奨励通知を出している。

出典:歯科医がフッ化ナトリウムとフッ化水素酸を間違えたことによる死亡事故。1982年4月20日、東京都八王子市 PE2HO

	

事件の翌日

女児は診察台から転がり落ちて苦しがり、口からは白煙が上がった。救急車で近所の医院に搬送され、症状が重篤であるため東京医科大学八王子医療センターに転送されたが、同日午後6時5分、急性薬物中毒のため死亡した。翌日、女児の通夜の席で、歯科医師は脳血栓の発作を起こし倒れた。

出典:八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故 - Wikipedia

	

フッ化ナトリウム

フッ化ナトリウム

			
フッ化ナトリウム(フッかナトリウム、sodium fluoride)は組成式 NaF で表されるナトリウムのフッ化物である。無色の固体で、フッ化物イオンの発生源としてさまざまな用途に用いられる。フッ化カリウムと比べて安価であり、吸湿性も低いが、利用される頻度はカリウム塩のほうが高い。

天然にも産し、ビリオム石(ヴィヨーム石、Villiaumite)と呼ばれるが希産である。

出典:フッ化ナトリウム - Wikipedia

	

フッ化水素酸

			
防腐剤、ホウロウの乳白材、虫歯予防材などの用途に幅広く使われているフッ素化合物。一般に刺激性と毒性が強く、大量に摂取するとおう吐、けいれん、呼吸困難などを起こし、最悪の場合は死亡することもあり得る。最小中毒量は体重一キログラムあたり四ミリグラムといわれている。

出典:歯科医がフッ化ナトリウムとフッ化水素酸を間違えたことによる死亡事故。1982年4月20日、東京都八王子市 PE2HO

	

原因

その後の調べで、同年3月19日に歯科医師の妻が市内の歯科材料業者に、フッ化ナトリウムのつもりで「フッ素」と注文し、業者はこれを歯科技工用のフッ化水素酸と解釈して同院に配達した。その際、毒物及び劇物取締法に基づき、受領書に捺印を求めた。これは、フッ化ナトリウムでは不要のものである。この瓶と従来使用していたフッ化ナトリウムの瓶の意匠が異なることについて、歯科医師は「前年暮から新たに取引を始めた業者であり、別のメーカーの製品ではないか」と思いこみ、品名を確認していなかった。

出典:八王子市歯科医師フッ化水素酸誤塗布事故 - Wikipedia

	

拷問にも使われるフッ化水素酸

塗布された瞬間に女児が大騒ぎして暴れだしたので治療していた歯科医が付き添いでそばにいた

母親と助士に女児を押さえている様に言って、母親が押さえつけているところに更に塗布して

筋肉の痙攣で大の大人二人を跳ね除けた上で2メートル吹っ飛んだと言う。。。

歯の神経の痛感ってのは、人体が感じる様々な痛み、つまり痛覚としては、2番目に強力なものなんだよ。

まあ、麻酔がなかったら普通は耐えられない。だから拷問なんかにも使う。

歯の神経の痛感ってのは、人体が感じる様々な痛み、つまり痛覚としては、2番目に強力なものなんだよ。  

まあ、麻酔がなかったら普通は耐えられない。だから拷問なんかにも使う。


歯にフッ酸塗るとどういう痛みを感じるかっつーと、塗られた歯が全部末期の虫歯の痛みを同時に引き起こし 

さらにフッ酸が浸透を続ける顎や頭蓋骨の中を通ってる痛感神経も、最大強度の痛感を発信するようになる。


まあ、ここまで強力な痛覚になると、もう脳というか神経系全体が耐えられんわな。  

そんで自律系の神経が機能不全を起こし、その端末である各種臓器も不全、いわゆるショック4へ、という流れ。

出典:ダメージ0

	

フッ酸(HF)の主な事故・事件

骨まで壊疽…フラれた腹いせに?同僚女性の靴に猛毒を塗った男

出典:大好きな女性の靴に「フッ化水素酸」を塗りたくって足の指5本を切断させた男を逮捕

亀尾フッ化水素酸漏出事故

出典:亀尾フッ化水素酸漏出事故 - Wikipedia

亀尾フッ化水素酸漏出事故(クミ フッかすいそさんろうしゅつじこ)は、2012年に大韓民国慶尚北道亀尾市の化学工場で発生した、強い毒性と腐食性を持つ液体フッ化水素酸の漏出事故である。作業員ら5人が死亡、住民ら四千人あまりが健康被害を受けた。

2012年9月27日午後3時41分頃、慶尚北道亀尾市の亀尾第4工業団地にある化学メーカー「ヒューブグローバル」の工場で、フッ化水素酸20トンを積載したタンクローリーから貯蔵タンクに移送する作業中に、約8トンのフッ化水素酸が漏出した。この事故で、同社の作業員4人とポンプの修理工の計5人が死亡。消防隊員など18人が重傷を負い、10月8日までに周辺住民など4195人が診察を受けた。症状を訴えた中には、現場から1.5Km離れた住民も含まれる。10月5日までの調べでは、農地の被害は135ヘクタール、家畜への被害2738頭。腐食した自動車は516台に上った[7]。韓国政府は、10月8日に現場周辺の亀尾市山東面鳳山里一帯を「特別災難地域」に指定し、復旧費用の一部を支援することを決めた。

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