結婚詐欺・連続不審死事件「木嶋佳苗」とは

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結婚詐欺・連続不審死事件

結婚詐欺・連続不審死事件(けっこんさぎ・れんぞくふしんしじけん)とは、2009年(平成21年)9月に発覚した事件。さいたま地方裁判所における事件番号は「平成21年(わ)第1809号等(詐欺、詐欺未遂、窃盗、殺人)」。

「首都圏連続不審死事件」とも呼ばれる(「鳥取連続不審死事件」に対して)。他に、婚活(結婚活動)を利用した事件であることから、「婚活殺人事件」、「婚活大量殺人事件」、「婚活連続殺人事件」などとも呼ばれる。

出典:首都圏連続不審死事件 - Wikipedia

	
2009年(平成21年)8月6日、埼玉県富士見市の月極駐車場内にあった車内において会社員男性C(当時41歳)の遺体が発見された。死因は練炭による一酸化炭素中毒であったが、自殺にしては不審点が多かったことから警察の捜査が始まった。その結果、Aは被疑者の住所不定・無職の女性木嶋佳苗被告(当時34歳)と交際していたことがわかり、捜査していくにつれて木嶋佳苗被告にはほかにも多数の愛人がおり、その愛人の何人かも不審死を遂げていることがわかった。埼玉県警は木嶋佳苗被告が結婚を装った詐欺をおこなっていたと断定し、9月25日に木嶋佳苗被告を結婚詐欺の容疑で逮捕した。また、逮捕時に同居していた千葉県出身の40代男性から450万円を受け取っていた[。


2010年(平成22年)1月までに、木嶋佳苗被告は7度におよぶ詐欺などの容疑で再逮捕されている。警察は詐欺と不審死の関連について慎重に捜査を継続。2月22日、木嶋佳苗被告はAに対する殺人罪で起訴された。窃盗や詐欺罪などですでに起訴されており、あわせて6度目の起訴となる。10月29日、東京都青梅市の当時53歳の男性を自殺にみせかけて殺害したとして警視庁に再逮捕された。ただし、被害者男性の遺体は、当時は「自殺」と断定されて解剖されていない例もあり、死因に関する資料が乏しい中での、極めて異例の殺人罪の立件となった。

木嶋佳苗被告の生い立ち


木嶋佳苗被告

北海道生まれ

弟1人と妹が3人の長女

祖父:町議会議長を三期つとめた司法書士

祖母:元町長の妹。現在も健在。

母親:ピアノ講師。

父親:大学職員、行政書士。

父親は2005年自動車事後で崖に転落し死亡(自殺との噂)


木嶋容疑者

子供の時からピアノを習い

地元のコンクールにも出場するほどの腕前

勉強もできたという

北海道:別海高校卒業後


18歳の時東京上京

東洋大学中退

その後

ピアノ講師、訪問ヘルパーにつく。

インターネット詐欺での被逮捕暦がある。

「かなえキッチン」

「桜の欲求不満日記」とかいうブログをしており

(現在は削除)

おじいさんは地元で司法書士をやっていたらしく、町議会議長を務めたようです。また木嶋被告の父は行政書士、母親はピアノ講師をしていたようです。4人兄弟の長女であり、下に2人の弟と1人の妹がいます。


これだけ見ると、いわゆる名家といえると思うのですが、木嶋被告はこの連続不審死以前にもいくつかの犯罪歴があるようです。

1999年(平成11年)1月 

【24歳】化粧品の万引容疑で検挙される。


2000年(平成12年)3月

【25歳】本の万引容疑で検挙される。


2001年(平成13年)4月

【26歳】現金窃盗容疑で検挙される。


2003年(平成15年)3月

【28歳】ネットオークション詐欺容疑で検挙。被害者は10名 懲役2年6ヶ月執行猶予5年


2007年(平成19年)

【32歳】リサイクルショップ経営男性が死亡


2008年(平成20年)

【33歳】複数の詐欺、安藤さん複数回意識喪失

出典:木嶋佳苗 過去の犯罪歴生い立ち|「かなえキッチン」こちらで見れますよ

	

木嶋佳苗被告のブログ「かなえキッチン」

かなえキッチンは、女詐欺師木嶋佳苗が警察に捕まる直前に消した幻のクッキングサイト

木嶋佳苗被告のブログ「かなえキッチン」

			

木嶋佳苗被告のブログ「かなえキッチン」

			

料理学校を卒業していた

料理学校を卒業していた

			

被害者とされる人々

松戸市の70歳男性不審死事件

2007年8月、千葉県松戸市の自営業の男性(当時70歳)が自宅の風呂場で死亡。死因不明。

木嶋佳苗被告に貢いだ金額は約7400万円。


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青梅市の53歳男性A不審死事件(起訴事案)


2009年1月30日から1月31日に東京都青梅市の会社員男性A(当時53歳)が死亡し、2月4日に発見。死因は一酸化中毒死。

死亡直前にAの銀行口座から木嶋佳苗被告の銀行口座に計1700万円を振り込まれていた。


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野田市の80歳男性B不審死事件(起訴事案)


同年5月15日に千葉県野田市の男性B(当時80歳)が自宅で死亡。B宅から出火して全焼。遺体近くの和室で練炭数個を置かれて、死因は一酸化炭素中毒死。

Bの父は著名な画家であり、家にBの絵を盗んで高価な値段で売っていたが、Bは父の絵が無くなったことについてXを疑わず、親族を疑っていた。死亡直後に、木嶋佳苗被告はBの銀行口座から約190万円を引き出した。


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千代田区の41歳男性C不審死事件(起訴事案)


同年8月6日に東京都千代田区の会社員男性C(当時41歳)が埼玉県富士見市の駐車場にとめたレンタカー内で死亡。死因は一酸化炭素中毒死。

木嶋佳苗被告はCに対して結婚する気があると装って、約470万円を受け取っていた。


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その他


死亡日が不明だが、2件の男性(関東地方在住)の不審死がある。

出典:首都圏連続不審死事件 - Wikipedia

	

公判

刑事裁判はさいたま地方裁判所において全訴追事案(殺人3、詐欺・同未遂6、窃盗1)について併合審理となった。

裁判員選任手続が2012年(平成24年)1月5日、初公判が1月10日、判決日が4月13日という裁判員裁判としては、約100日間にわたる長期裁判であった。

3つの殺人事件について、検察が提示した状況証拠は以下の通り。


3殺人事件共通

●3殺人事件では現場に残っていた練炭等は木嶋佳苗被告が犯行前に購入したものと同一メーカーである。

●3殺人事件では被害者が最後に会っていたのは木嶋佳苗被告である。


A殺人事件

●Aの家からパソコンの本体と鍵が持ち出されていた。

●練炭のうち重いものは約20キロあり、Aは車や自転車を持っておらず、レンタカーを借りた記録もないため、Aが自宅周辺で購入したとは考えられない。また、ネットでの購入記録もない。


B殺人事件

●生前、睡眠薬を服用していたことはなかったが、遺体から通常使用される量の10倍以上の睡眠薬が検出された。

●司法解剖の結果、火災による一酸化炭素中毒で喉に付着するはずの炭の粉がほとんどついていなかった。


C殺人事件

●死亡現場のレンタカーにレンタカーの鍵がなかった。自殺する前にどこかに捨てにいくことは不自然。

●死亡現場のレンタカーに練炭に着火したとみられるマッチの棒は車内に残されていたが、マッチ箱がなかった。自殺する前にどこかに捨てにいくことは不自然。

●Cの手に練炭の粉がついておらず、練炭を扱った形跡がなかった。手袋も見つかっていない。


検察側は、論告において、「窓の外には夜空が広がっている。夜が明けると、雪化粧になっている。雪がいつ降ったかを見ていなくても、夜中に降ったと認定できる」との比喩を使い、状況証拠の積み重ねで木嶋の犯行を十分立証できると強調した。


これに対し木嶋及び弁護側は、練炭等は被害者から譲ってくれと頼まれて木嶋が渡したものであり、被害者の死は別れ話が原因の自殺や事故死であったとして殺人罪の無罪を主張した。

さいたま地方裁判所(大熊一之裁判長)は検察側の主張を全面的に認め、木嶋に対し求刑通り死刑を言い渡した。木嶋側は即日控訴した。


第二審の東京高等裁判所も第一審の死刑判決を支持し、2014年3月12日に木嶋側の控訴を棄却する判決を言い渡した。木嶋側はこれを不服として即日上告した。


このまま死刑が確定すれば戦後15、16人目の女性死刑囚となる。

出典:首都圏連続不審死事件 - Wikipedia

	

木嶋佳苗

			

木嶋被告、死刑判決の瞬間も微動だにせず…目はうつろ

《首都圏の連続殺人事件で3件の殺人罪などに問われた木嶋佳苗被告(37)の裁判員裁判の判決公判は、大熊一之裁判長による判決理由の読み上げが続けられている。10の罪、すべての検討が終わり、いよいよ量刑の説明に移る》

 《木嶋被告の公判は「100日裁判」と呼ばれた。1月5日の裁判員選任手続きから、この日の判決までがちょうど100日だったためだ》


 《一般市民が刑事裁判に加わる裁判員裁判で、こうした長期間の審理は初めてで注目を浴びた。さらに直接証拠はなく、検察側と弁護側の主張は真っ向から対立。難しい判断を強いられるとされた。その裁判員が導いた結論に注目が集まる》


 《大熊裁判長は傍らのコップの水をゆっくり飲んだ後、説明を始めた。傍聴席に一瞬、緊張が走る》


 裁判長「量刑理由について説明します」


 《こう前置きした後、最も重視すべき事情と述べてこうつなげた》


 「婚活サイトで知り合った男性から真剣な交際を装って多額の金を受領するなどした末、返済などを逃れるため、被害者を殺害したという極めて重大かつ非道な犯罪を3度も繰り返し、何ら落ち度のない3人の尊い命を奪ったことであり結果は深刻かつ甚大である」¥

「被害者は、結婚相手または交際相手として被告を信頼したまま、予想だにしない形で理不尽にも生命を奪われ、その無念さも計り知れない」


 「被害者らとともに平穏な生活を送っていた遺族らの悲しみや喪失感は大きく、厳しい処罰感情は至極当然。あらかじめ練炭やコンロを準備するなど、犯行の態様は計画性で冷酷かつ悪質である」


 《大熊裁判長は一気にまくしたてた。さらに、木嶋被告への言及は続く》


 裁判長「被害者を抵抗できなくさせて確実に犯行を遂げ、自らは被害者が死亡する前に現場から立ち去って犯跡を隠匿することを可能にするもので、強い殺害意欲や巧妙さすらうかがえる」


 《大熊裁判長は、木嶋被告の身勝手な犯行動機と様態を厳しく断罪していく》


 裁判長「被告は働かずにぜいたくで虚飾に満ちた生活を維持するため、婚活サイトで知り合った被害者から多額の金を受け取るなどした末の犯行で、あまりにも身勝手で利欲的な動機に酌量の余地はない」


 「何ら落ち度もない被害者らの純粋な思いを踏みにじった経緯も強い非難は免れない」


 「このような極めて重大かつ非常な殺人をさほど長くない期間内に3度も繰り返しており、生命というかけがえのない価値を軽んじる態度は顕著である」


 《3つの殺人事件は、6カ月の間に立て続けに起きた》

裁判長「被告は公判でも独自の価値観を前提に不合理な弁解に終始するばかりか、被害者をおとしめる発言を繰り返すなど、真摯な反省や改悛の情は一切うかがえない」


 《10の罪、すべてが木嶋被告の犯行であると指摘した検察側は、死刑を求めている。大熊裁判長は、ゆっくりと結論を述べる》


 裁判長「死刑が人間存在の根元である生命そのものを永遠に奪い去る冷厳な極刑であり、誠にやむを得ない場合における刑罰であるとしても、被告に対しては、死刑をもって臨むほかない」


 「主文、被告人を死刑に処する」


 《次の瞬間、傍聴席に詰めていた報道陣らが慌ただしく席を立ち、次々と廊下に飛び出していく》


 《それでも、木嶋被告はずっと前を見据えたまま微動だにしない》


 《そして…。木嶋被告はゆっくりと立ち上がると、裁判長に向かって軽く頭を下げた》


 《さらに、弁護側の席に戻った木嶋被告は、自らが持ち込んだ資料が入った紙袋を両手で抱えると、傍聴席に目をやって軽く頭を下げた》


 《感情を押し殺していたのか、それとも状況が飲み込めていないのか。その目は、うつろだった》


出典:

	

木嶋佳苗被告

			

木嶋佳苗の母 死刑判決後に「裁判は続く、5年10年は大丈夫」

4月13日に、首都圏連続不審死事件で死刑判決を受けた木嶋佳苗被告(37才)。判決を不服として現在控訴審準備中だ。

 拘置所で暮らす木嶋被告だが、拘置所内での服装は自由で、2人の妹のうちの1人が洋服を差し入れたとされている。

 親族のサポートを受けている木嶋被告だが、一方の母親は、地元・北海道別海町に在住。元ピアノ講師でテレビを禁止するなど厳しく娘を育てた母親は、近所との交流はほとんどなく、各社の取材も拒否している。母親と親交のある知人が語る。

「昔から母親は佳苗について、『東京で大きな事業をしている』という自慢ばかりしていたっけ。死刑判決後に会ったとき、『ついに娘と別れてしまうな』というと、悲しむわけでもなく、『すぐ死刑になるわけじゃない。裁判はまだ続くから、5年や10年は大丈夫』と返してきた。娘があれだけの罪を犯しているのに、親としての責任をまったく感じていない」

出典:

	

木嶋佳苗裁判: 死刑に値する立証は行われたのか

	

死刑判決・木嶋佳苗被告の手記

首都圏連続不審死事件で死刑判決を受けた木嶋佳苗被告(37)。さいたま拘置支所で勾留生活を送る被告は3月の結審後、朝日新聞記者との手紙のやりとりに応じていた。判決直前には便箋(びんせん)20枚に及ぶ「手記」を寄せ、公判まで黙秘を続けた理由などについてつづった。

 記者は昨年から木嶋被告に手紙を送っていた。初めて返信があったのは最終弁論(3月13日)の翌日の消印。ボールペンを使い、白い便箋に丁寧に書かれた文字が並んでいた。以降、6回にわたってやりとりが続き、判決の直前に手記が届いた。

 手記は1万2328字。丁寧に筆が運ばれており、書き直された箇所はひとつもなかった。


木嶋佳苗被告の「手記」は判決の直前、朝日新聞記者のもとに届きました。過去最長となった裁判員裁判では、3人の男性の不審死をめぐる被告の法廷での発言が大きな社会的関心を呼びました。朝日新聞では事件の重大性を踏まえ、被告の法廷発言を理解する手がかりの一つになると判断し、本人の了解を得て手記の全文を掲載することにしました。

 プライバシー保護などの観点から、記述を削除したり実名を伏せたりした部分や、表記を朝日新聞の基準に沿って改めた部分があります。


<手記全文>

出典:

	

木嶋佳苗被告 二審も死刑 状況証拠で犯人と断定

首都圏の連続不審死事件で、交際していた男性3人を殺害したとして殺人罪などに問われた無職木嶋佳苗被告(39)の控訴審判決で東京高裁は12日、裁判員裁判の一審さいたま地裁が言い渡した死刑判決を支持して被告側の控訴を棄却した。

 木嶋被告が殺害したことを示す直接証拠はなく、八木正一裁判長は、多くの状況証拠を根拠に被告が男性3人を殺害した犯人と断定。練炭自殺や失火の可能性があり無罪だとする弁護側の主張を全て退けた。弁護側は即日上告した。


 八木裁判長は、それぞれの事件について死亡の状況を個別に検討し「いずれも自殺の動機はない」と指摘。遺体が見つかった自宅や車の中に練炭が持ち込まれており、争った形跡がないことなどから「犯人は被害者と面識のあった者しか考えられない」と判断した。


 その上で、木嶋被告が事件前に練炭や睡眠薬を入手し、3人の死亡直前まで一緒にいたなどの状況証拠を挙げ「被告が犯人でないとすれば合理的に説明できない事実を示している」と述べた。


 動機については「3人から受け取ったり、だまし取ったりした金の返済から逃れるために殺害を決意したとしても不思議ではない」とした。


 一審は裁判員の在任期間が過去最長の100日だった。控訴審は昨年10月に始まり、被告に発言の機会はなかった。

出典:

	

木嶋佳苗被告のブログ「拘置所日記」


2009年に発覚した首都圏連続不審死事件で、男性3人を殺害したとして、2012年4月にさいたま地裁から死刑判決を受けた木嶋佳苗被告(39)が、今年1月にブログを開設していたことがわかった。

「木嶋佳苗の拘置所日記」と題されたブログには、2月23日までに計14本の記事が投稿されている。


 週刊文春記者と手紙のやりとりをしていた木嶋被告が、記者への手紙でブログを開設したことを報告した。ブログを開設した理由について、木嶋被告は2月に面会した記者に、「支援者の存在を証明したかった。ブログの更新は、外部の協力がなければできないことですから」と説明した。


 ブログには「質問には出来る限り答えていこうと思っています」とあり、メールアドレスや拘置所の住所も明記されている。


 木嶋被告は一審判決を不服として控訴、今年3月には控訴審判決が言い渡される予定だ。

出典:

	

アクセスも急増「木嶋佳苗の拘置所日記」(画像はブログトップページ)

			

しかし、3ヶ月で有料メルマガに

木嶋被告は今年1月にブログを開設したが、4月に「今後当ブログは有料メルマガに移行致します」と更新を終了していた。拘置所で手書きした文章を支援者が文字起こしする形で更新していたようだ。

出典: 木嶋佳苗被告がニコニコチャンネル開設 自伝的小説を連載 「愛した男性を嫌いになったことがない」 - ITmedia NEWS

	

そして今度は木嶋佳苗被告がニコニコチャンネル開設

首都圏で起きた連続不審死事件で殺人罪などに問われている木嶋佳苗被告(38)がこのほど「ニコニコチャンネル」に「木嶋佳苗チャンネル」を開設した。「拘置所で綴る自伝的小説」を連載するという。

 自伝的小説のタイトルは「礼賛」。「北国で生まれ育った幼少期から、単身上京して『普通ではない世界』へと足を踏み入れていく少女の成長と心の内面を赤裸々に描きます」という内容で、6月2日に公開された「第0回」は、送検される際に報道陣に追い回された警察車両内の回想から始まり、「私は愛した男性を嫌いになったことがない。18歳以降の恋愛の終わりは、今交際している彼より、もっと好きな人ができたことが理由の全てだった」「ステディーな彼がいない期間は1日もない。1人で夜を過ごした日は数える程しかない。そんな人生を送ってきた」などと続く。


 「第1回」も同日に公開されており、全文を読むには月額864円(税込)の購読料が必要。タグは「エンターテイメント」「ニュース・社会・言論」「小説」「木嶋佳苗」「自伝」「首都圏連続不審死事件」が付けられている。

出典: 木嶋佳苗被告がニコニコチャンネル開設 自伝的小説を連載 「愛した男性を嫌いになったことがない」 - ITmedia NEWS

	

ニコニコチャンネルに公開された「木嶋佳苗チャンネル」。カテゴリは「エンタメ」

			

木嶋佳苗被告 獄中結婚していた!

交際していた男性3人を殺害したなどとして、一審、二審で死刑判決を受けている(現在、上告中)木嶋佳苗被告(40)が、2015年3月初めに獄中結婚した。

 相手は、東京都内の不動産会社に勤めている60代のサラリーマン・Aさん。支援者の1人だった人物だ。妻には先立たれ、木嶋被告とそれほど年齢の違わない息子と娘がいる。あと、2〜3年で定年を迎えるそうだが、スポーツ好きで「体を鍛えるのが趣味」(木嶋被告談)、性格は明るく社交的らしい。


 2月の後半に出した婚姻届は、3月2日に認められ、東京拘置所では「木嶋」と結婚後の姓のどちらを使っても不便がないように、3月10日に裁判所に認められた。


 Aさんとのなれそめは手紙。いかにも筆まめな木嶋被告らしいきっかけだった。初めての手紙は、まだ木嶋被告がさいたま拘置支所にいた’13年に届いた。その後、10回ほど手紙をやり取りして結婚。木嶋被告は、「妻」になってからは目に見える景色も変わり、毎日がとても新鮮だという。


「独身時代には人ごとだったニュースも、夫と義理の息子や娘ができてからは、主婦向けの情報さえ真剣に読むようになりました。こんなに心の平安を感じられるなら、もっと早く結婚をすればよかったと思っています。喜怒哀楽の積み重ねで絆が強まり、新しい家族となるプロセスを体感しています。これ以上の純愛ってないでしょう?」


 拘置されている東京拘置所で本誌記者との面会に応じた木嶋被告は、血色もよく、元気そうな様子だった。最近は、結婚式の代わりとして木嶋家とAさんの家族を引き合わせるために、もっぱら双方へ手紙を書いて過ごしているとか。


 また、Aさんには「なるべく週1で会いたい」と、面会に来てくれるように頼んでいるそうだ。しかし働き盛りの夫は仕事が忙しく、「(週1ペースは)かなりきつい」とこぼしているとのこと。彼は、結婚をして5キロやせたという。


 獄中にあっても、もちろん婚姻の自由はある。しかし、木嶋被告はいまだ決着のついていない殺人事件の裁判の渦中にある身だ。被害者遺族の心情を慮れば、不謹慎のそしりは免れないだろう。

出典: 女性自身[光文社女性週刊誌]

	

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