【閲覧注意】呪われたトイレ・閉店作業・背後から近づくもの・天神逆霊橋・音声認識・ヒダル神【怖い話】

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呪われたトイレ

新潟の某大手メーカーの工場の従業員家族慰安会の営業に行った時、 楽屋にあてがわれた応接室からトイレに行こうとした。

応接室を出ると、廊下に係りの人が待機していて

「どうしましたか?」「ちょっとトイレに行きたいんですけど」「それではご案内します」「え?トイレあそこでしょ?あそこにWCって書いてあるじゃない」「いえ、向こうに新しいトイレがありますので」「いいですよあそこで。小便だし」「それでは一緒について行きます」

Eさんが一人でトイレに入った瞬間、嫌な感じを覚えた。うっすらホコリが積もり、普段使われている様子ではなかった。4つある便器の一番手前で用を足していて、ふと見ると一番奥の便器で小便をしている男がいた。足音も何もしなっかたのにと不審に思いながら手を洗い、鏡を見ると誰もいない。「エッ?」と思って振り返ると男がまだ用を足している。また鏡を見てみると、今度は男がはっきり映っていた。

「何かいるッ」気持ち悪くなったEさんは外に飛び出して、待っていた係員に

「今誰か入りましたか?」「いえ誰も入ってませんが…」「おかしいな…ちょっと中見てみてよ」「誰もいませんよ」「いや、絶対いたから。鏡見てみてよ、映るかもしれないから」「…Eさん、このトイレ鏡ありませんよ…」

閉店作業

 

あの出来事は今でもハッキリと記憶に残っている。


大学に合格し遊ぶ金が欲しいと、


その俺は郊外のビデオショップで働き始めた。


学校帰りに店に入り、


仕事が終わるのは12時もまわった深夜。


誰一人残っていない店を清掃し、レジを閉め、


最後に電気を消し、シャッターを閉じる。


いつもの動作だった。


あれが見えるまでは…

背後から近づくもの

これは私の友人Kが、実際に体験した話に基づく。 

Kは当時23歳、大学卒業後、地元静岡に戻って就職、両親と同居し、実家から会社に通勤していた。Kのその実家は愛鷹山をだいぶ上ったところにあるのだが、森林が晴れたところにあるため、家の明かりがついていれば、十分麓からでも確認できる位置にあった。なので、Kは仕事から帰る途中の麓のバイパス道から、いつも自分の家を何気に見つつ車を走らせていたそうだ。

ところがその日、仕事からの帰路、車を運転しながらいつものように家を目で探していたが、家の明かりを確認できないまま、家まであと3キロのところまで来ていた。Kはそのとき、その日は雨が降っていたため、家の明かりが見えなかったのは雨で視界がぼやけていたせいだろうと思ったそうだ。

ところが家まであと1キロという所まで来たとき、ここまでくれば雨や何やらに関係なく家を確認できるのだが、家の明かりがついていないことに気がついた。

新社会人であるKはこの時期まだ、勤務時間後は直で家に帰り、両親と共に食事をとる事が多かった。そのため、家に誰もいない事を不審に思いつつも次の瞬間、母親がその日の朝言っていたことを思い出し、納得した。

というのは、両親は、町内の集まりで、姉妹都市である某R市へ泊まりに行くことになっていたからだ。そのことを家まであと500mというところで気づき、幾分ほっとしたその瞬間、走行中の彼の車のエンジンが急に停止した。

いままでこんなことは一度たりとてなく、かなり焦り、しかしこのままでいることもできないため、エンジンを見ようと外に出ようとしたが、ドアが開かない。このとき彼は「霊」を直感したそうだ。

少し前までは雨の音と思っていたザーザーという音も、そのときはっきり、何かを引きずる音だと確信した。

そしてその音は後ろから徐々に彼の車に近づいてくると、彼は半狂乱で何かを叫び、破壊せんとばかりに窓を叩いた。 が、さらにその音は近づいて来たため、もう彼には何かを叫びながら、耳をふさぎ、うずくまる事しかできなかった。

そして数十秒後、顔を上げようとした彼の足元から、その半分を失い、焼けただれた、頭だけの物体が、徐々に徐々に這い上がってきた。

が、そのとき突然エンジンが動き出し、と同時にその頭も消えた。

彼が家に着くとすぐ、けたたましく電話のベルがなったが、無視して、電気という電気は全てつけ、テレビのボリュームの音を大きくして、少しでも部屋を賑やかにしようとしていた。服は全く汚れていなかった。 家に着いたときから10分とあけず、電話が鳴っていたため出ると、警察からだった。

「OOさんのお宅ですか、++署のものですが、Kさんですか? あなたのご両親と思われる人が交通事故にあいまして…」

彼は20分後、警察署で警察官に説明をうけていた。

「即死と思われます。遺体の回収は一応終わったのですが、ただ……」

「ただ……?」

「女性のほうの頭部が見当たらないのです……」

天神逆霊橋

そもそも天神逆霊橋っていうのは、神奈川の話ではない。

詳しい地名は失念してしまったが、東北の方のある村の話だった。

その村では悪さをする子どもに、「天神様の橋を渡らせるよ」と言って嗜めるのだ。

天神様の橋というのは、その村からそう遠く離れていない山中にある吊り橋で、その橋を渡ることは禁忌とされていた。

ただ、一年に一回だけその橋を渡る日があった。『逆霊祭り』の日である。

逆霊祭りとは我々が良く知るお盆の様なもので、死者の霊が帰ってくる日を祝う、といった趣旨のものである。

そして逆霊祭りには、死者の霊を労うという名目で『イケニエ』の儀式も行われていたのだ。

8~12歳位の子どもがイケニエとして選ばれる。

選ばれた子どもは、村の年長者に連れられ橋を渡っていく。

そして、神社に置いていかれるのだ。

ヒダル神

259 あなたのうしろに名無しさんが・・・ sage 03/09/09 18:49

昔、新聞で読んだ話。


その人は徳の高いお坊さんか山伏で、修行として山に入っていた。

闇のなかを明かりも持たずに道とは言い難い険しいコースをたどり、途中の塚や社で

祈りを捧げるかなり厳しい修行だったらしい。

ある日、山道の半ばで急に全身の力が抜けたようになり歩けなくなってしまった。





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Sharetube