ヒトラーの右腕が語った、戦争をきらう国民を簡単にコントロールする方法
安倍政権に入ってから繰り返される、北朝鮮のミサイル発射と核実験。ひたすらに恐怖を煽り立てる政府と、政府に忖度して異論を出せないマスコミ。
危機的な情報があふれる今だからこそ思い出したいのが、ドイツを第二次世界大戦へと駆り立てたナチス幹部たちの言葉です。
冷静に考えてみてください。
国民を憎しみへと駆り立てているのは、誰なのでしょうか。戦争を起こすことで利益を得るのは、誰なのでしょうか。
ヘルマン・ヴィルヘルム・ゲーリング(1893年1月12日 ‐ 1946年10月15日)ドイツの政治家、軍人。第一次世界大戦でエースパイロットとして名声を得る。
1922年 国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)に入党。
1928年 国会議員に当選
1932年 選挙でナチ党が第一党となると国会議長に選出、ナチ党と上流階級の橋渡し役を務めてナチ党の党勢拡大と政権獲得に貢献する。
1933年 ナチ党政権誕生後にはプロイセン州首相、航空相、ドイツ空軍総司令官、四ヵ年計画全権責任者、ドイツ経済相、森林長官、狩猟長官など要職を歴任し、ヒトラーの後継者にも指名された。
引用
第二次世界大戦でドイツが敗戦すると、ゲーリングは戦犯として捕えられ、ニュルンベルク裁判で絞首刑の執行前に自殺しました。ゲーリングは収容されている刑務所に訪ねてきた米国人の心理学者グスタフ・ギルバートにこう語ったといいます。
一般市民は戦争を望んでいない。貧しい農民にとって、戦争から得られる最善の結果といえば、自分の農場に五体満足で戻ることなのだから、わざわざ自分の命を危険に晒したいと考えるはずがない。
当然、普通の市民は戦争が嫌いだ。
ロシア人だろうと、イギリス人だろうと、アメリカ人だろうと、その点についてはドイツ人だろうと同じだ。それはわかっている。
しかし、結局、政策を決定するのは国の指導者達であり、国民をそれに巻き込むのは、民主主義だろうと、ファシスト的独裁制だろうと、議会制だろうと共産主義的独裁制だろうと、常に簡単なことだ。
※原文は赤い線で囲んだ部分(出典:G.M.Gilbert『Nuremberg Diary』(※G.M.ギルバート著「ニュルンベルク日記」)278~279ページ)
国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。
簡単なことだ。
自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。
そして、平和主義者については、彼らは愛国心がなく
国家を危険に晒す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ。
この方法はどの国でも同じように通用するものだ。
出典:USMC Life
出典:岡良君さんのツイート
ナチスと言えば、何度失言しても政権にいすわり続けるこの方。麻生氏は、上記のナチス幹部の事をよく勉強しているのでしょう。ナチス政権の動機が正しいなんていうのは、常識的な感覚では言えないことなのですから。
こういった感覚を持つ、戦争を知らない世代の人々が政治の中心にいるというのは非常に恐ろしいこと。そして、彼らによって70年間に渡って続いた平和が脅かされているのです。
出典:JNN
麻生副総理「ヒトラーは動機が正しくても駄目」(TBS系(JNN)) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170830-00000005-jnn-pol
麻生副総理は、自らが会長を務める自民党・麻生派の研修会で「何百万人殺したヒトラ
出典:朝日新聞デジタル
麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」 武装難民対策:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASK9R6DCPK9RUTFK00J.html
麻生太郎副総理は23日、宇都宮市内での講演で、朝鮮半島から大量の難民が日本に押し寄せる可能性に触れたうえで、「武装難民かもしれない。警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。真剣に考えなけ…
北朝鮮が日本上空を通過するミサイルを発射して安倍官邸が空襲警報を発令してここぞとばかりにお祭り騒ぎを起こし、更にはネトウヨが調子付いて「こんな非常時なのに護憲を叫ぶのは反日勢力」などとバカ騒ぎしている今こそ、改めてこれを掲げておきましょう。極めて分かりやすい戦争プロパガンダです。pic.twitter.com/cekCpiIbDs
「集団的自衛権」で平和になるどころか、余計危うくなってきた。「集団的自衛権」は結局、日本人に血を流させるためのものなんだよね。
安倍首相は日本人が血を流して初めて、アメリカと対等だと考えている。北朝鮮との交戦を望んでいるかもしれず、好機と考えているとしたらヤバいな。pic.twitter.com/dO0MrIihs8
戦争ができる国へ。急激に進んでいる日本
これは2004年、日本が戦争へと近づいていくのではないか?と感じたメンバー達によって制作された絵本のアニメーション版。13年の時を経て、この絵本に描かれている戦争へ向かう国は、今の日本と瓜二つのように感じます。
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