「イスラム国」が処刑を繰りかえしている・・・歴史上、最も残忍で残酷なテロリスト集団
サッカー観戦の少年13人を「イスラム国」が公開処刑
イラクでサッカーを観戦していた少年13人が殺害されました。少年らを射殺した「イスラム国」の兵士は、「決まりを破った」などと処刑理由を読み上げました。
イギリスのデイリー・メール紙などによりますと、今月12日に行われたサッカー・アジアカップ、イラク対ヨルダン戦をイラク第2の都市モスルで観戦した少年13人が、イスラム国によって銃殺されました。
イスラム国の兵士は、サッカーを観戦していた10代の少年らを拘束し、運動場で公開処刑したということです。そして、周辺の住民に対して「処刑は、イスラム国の決まりを破る者に対する警告だ」と拡声器で処刑理由を読み上げたということです。
少年らの遺体は、家族がイスラム国の迫害を恐れて、引き取らずにそのまま放置されたということです。モスルはイスラム国が勢力を広げている地域で、「サッカーは西洋のものだ」として観戦禁止令が出ていたということです。
半年で1900人処刑 イスラム国、残虐性を誇示
シリア人権監視団(英国)は28日、イスラム過激派「イスラム国」がカリフ(預言者ムハンマドの後継者)制国家の樹立を宣言した6月以降の半年間に、シリアで子供や女性を含む約1900人を「処刑」したとする集計を発表した。
このうちシリア東部でイスラム国と対立したシャイタート部族の住民930人を含む約1200人が一般市民だった。処刑は銃殺や斬首により実施されたという。
イスラム国は市民やアサド政権側の兵士らの他に、組織のメンバー120人も処刑した。殺害されたメンバーの大半は、いったん戦闘員としてイスラム国に加わりながらその後、自国に戻ろうとした外国人だった。
イスラム国には「公開処刑」などにより残虐性を誇示し、支配地域の住民や敵対勢力に恐怖心を植え付ける狙いがあるとみられる。
「イスラム国」 外国人戦闘員100人を処刑
アサド政権と「イスラム国」の双方と対立している活動家で、フィナンシャル・タイムズと交流のある人間は次のように証言した。「イスラム国」の事実上の首都である北シリアの都市ラッカから逃亡しようとした外国人戦闘員100人を処刑した、と。この証言者は安全上の理由から自分の名前を伏せている。
/">axzz3MXKeqln2">「イスラム国」の死傷者が増えて士気低下