竜巻が予言できちゃう?!これを見つけたらすぐ逃げて!竜巻のたまご「ろうと雲」
先日こんなツイートを発見しました。
竜巻のたまご?!雲で竜巻がわかるの?!
と思って調べてみました。
ろうと雲(ろうとうん)ってなに?
漏斗雲(ろうとうん、英語: funnel cloud, ラテン語学術名Tuba)は、竜巻に伴って発生する細長い雲。竜巻の渦の中心線に沿って親雲(竜巻の母体となる積乱雲や積雲)の雲底から地上に向かって伸びる。
形がはっきりしない煙の柱や霧の塊のように見えることもあるそうです。
実際のろうと雲はこんな感じ
形がはっきりわかる、ろうと雲ですね。
直江津から見えたろうと雲
海沿いに出ると見る人ほとんどが立ち止まって携帯を海に向けてた
瞬く間に地上に伸びてきて黒くはっきりとした線になった
しばらく南側に移動して、短時間で消えていった...
生まれて初めて竜巻を見たぞ...pic.twitter.com/VAKP4Hu6Ou
こちらは空がかなり暗く見えます。「見る人ほとんど立ち止まって」と書いてありますが、危険なので逃げましょう(-_-;)
ろうと雲の太さで危険度が変わる
漏斗雲の太さは、積乱雲のパワーの違いを表しています。
ろうと雲の太さの違い
◆左のように細くてクネクネした漏斗雲はまだ切迫していません。※ただ、細い漏斗雲が太くなることもあるので油断は禁物です。
◆右のように太く真っ直ぐ地上に降りている漏斗雲は大変危険です。
ウィキペディアには「形が不明瞭な方が勢力が強い」とありますが、どちらなのでしょう?(-_-;)私はウェザーニュース派です(笑)
竜巻から身を守るには
気象庁の画像がとってもわかりやすかったです。
他にもあった!竜巻が迫っているのはこんな時
◇ 雲の底から地上に伸びる漏斗状の雲を見た。◇ 飛散物が筒状に舞い上がるのを見た。
◇ ゴーという音がしたのでいつもと違うと感じた。
◇ 気圧の変化で耳に異常を感じた。
ろうと雲以外にもいろいろあるようです。
まとめ
・ろうと雲は竜巻に伴って発生する細長い雲・地上から空に向かって発生する
・形がはっきりしない場合もある
・細いろうと雲より、太いろうと雲の方が危険かもしれない
・音や気圧など、いつもと違う感じがする
ろうと雲を見る機会はなかなかないそうです。
Twitterでは「上り龍みたいで神秘的!」なんてツイートもありましたが、竜巻が迫っている可能性がありますので、見つけたらすぐに頑丈な建物に避難しましょう!