「Karoshi(過労死)」は世界中で通じるという不名誉すぎる事実

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過労死が「Karoshi」として、世界でもっとも包括的な辞書であるオックスフォード英語辞典に登録されたのは2002年のことだそうです。

出典:karoshi

Definition of karoshi in English by Oxford Dictionaries

			

イギリス人にあんまり働きすぎると過労死になると言われた。過労死の部分は日本語で「karoshi」と。何で日本語わかるのかなと思って調べたらkaroshiは英語だった。絶望した。

	

ドイツ、16時くらいになると普通に仕事が終わって飲んでる人たちが沢山いるので“過労死”という概念が存在するのだろうか、と思ってドイツ語を調べるとそのまま“Karoshi”だった。なんなら英語でもカローシだった。日本語由来らしい。Oxford辞書に登録されたのは2002年とのこと。

	

皆様 、過労死(karoshi ) という言葉がイタリアに知られているのはご存知ですか?
もうだいぶ以前からこちらで聞きます。恥ずかしいことです。

イタリアでは働きすぎで死ぬなんてことは想像の範囲を超えているので、そんなイタリア語が存在しない。

	

RT>フランスのニュースでも、NHK職員の過労死が報道され、過労死という言葉がフランス語で説明されていました。
残念なことに過労死という言葉は、日本語由来のフランス語として浸透しつつあります。

	

今NHKワールドラジオのニュース中国語勉強のために聴いてたら、過労死って、中国語でも过劳死(過労死)なんだね。英語でもKAROSHIだよね。きれいな日本語たくさんあるのに、嫌な日本語が海外へ輸出されないようになってほしい。

	

そういやバイト先の海外旅行趣味の人が、ヨーロッパのお店であった話をしてくれたんだけど、
「ヘイ、君、日本人だろう? 僕日本語2つ知ってるよ!」
「何と何?」
「スシ!」
「うんうん」
「カロウシ!」
「過労死?!!」
って。日本くらいにしか無いから海外でも有名なんだね……

	
すでに海外ではゲームやコミックのネタにもなるほど、認知度の高い言葉になっている模様。
	

【3年公表せず】NHK、31歳女性記者の過労死を公表


「改革の徹底を図るために、外部に公表することが必要と判断」と再発防止に向け、過労死の事実を公表することを決めたと説明した。

	

過労死したのが国営放送のレポーターだったという悪魔の冗談のようなニュースに皆どう言えばいいのか判らないでいる。
意識することすらなしに人間性という人間性を踏みつぶしていく社会。
当たり前とされていて滑らかで齟齬すらない残虐。

	

ワシントンポスト、NYタイムズなど海外主要メディアでNHKの記者さんのKaroshiが報じられている。問題は、電通、NHK、霞ヶ関等、こうした働き方が珍しくないことで、みんなやってるのになんでやれないのかという思考になりがちなこと。

	

NHK記者過労死のニュースはNYT、CNNの他にも香港紙SCMPや中国メディアでも電通の事件と合わせるなどして報道。

最も有名な日本のメディアで起こったKAROSHI。これほど日本の特異さを示すニュースはない。

	

公共放送のレポーターが159時間もの残業をして死亡したと各国のメディアに報じられる国ってどんな国だよ。「日本は過重労働の文化があることで知られており、"過労死"という言葉が存在します」との説明が成されてるブラック...。何名犠牲にしても変わらない社会。本当に報われていない。

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ヨーロッパに住む日本人が、現地の方たちが「Karoshi」ついてどう反応しているかツイートしてくれています。

スウェーデン人とチェコ人から日本の過労死が国でニュースになってるよって記事送られてきた?人が死んでるのにここまで間違った労働環境の改善に真剣に取り組めない国を故郷と呼ぶのが悲しい。ヨーロッパじゃ労働で人が死ぬとか死なないかとかじゃなくて、毎日を幸せに暮らせるかを皆考えてるのに。

	

ヨーロッパの人はまじで日本の「過労死」とか理解できないですよ。「仕事で疲れて心身を壊す前に、どうしてバカンスを取ってゆっくり休養を取らないの??」みたいな発想なので(╹◡╹)

	

日本の働き方はカローシ(過労死)が出るほど長時間なのに効率はよくない。時間がかかっても完璧で丁寧なほうが上の人に褒められるからっていうのがあるのかな。あるよね。
イギリスで働いていてそれをやると褒められるどころかダメ出しされる。
Too good is no good.なのね。

	

…また過労死…なにやってんだ…
産業革命時代のイギリスの国民や帝国時代の日本と変わりないじゃないか…

	

「死ぬまで働くのが幸せですか?」シリア人記者から日本人への質問

仕事人間には、人生を考える時間、家族に会う時間もない。
人間は何のために生きているか?日本人は自分に聞かなきゃいけない→

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イギリスにおける工場法と言う労働規制は年によって違うものの、1874年で週56時間労働規制だよ?(1833年は週6..「外国人が「信じられない」と語る過労死が、世界で通じる日本語「karoshi」..」c4223081"

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皆自分は過労死するほどは働いてないからまだマシ、みたいに考えてるのかな?私一年間働いて一度も残業してないし、有給4週間半あって、初任給30万円位もらったよ。もっと好条件で働いてる友達も沢山いる。でもこれもイギリスの人達が真剣に考えて作った労働環境。日本人は死ななきゃいいの???

	

日本の労働時間は、フランス、ドイツ、イタリアなどに比べると極端に長い。フランスなどは週35時間労働制だし、イタリアなども午後4頃になると、みなもうソワソワ仕出し帰り支度を始めるて当然のごとく残業などしない。外国人は日本に仕事のために死ぬ過労死と言う言葉がある事に驚愕するという。

	

ヨーロッパ圏在住の人と仲良くなってしばらくすると過労死問題について聞かれることが多い。
「どうして過労死を起こした企業が許されるのか?」
「どうして過労死が起きても政治はそれを放置するのか?国が認めているのか?」
一番きつかったのは「人を使い倒す考えはカミカゼと同じだろ?」だ

	

日本の過労死について述べてるいるのに、「でもイギリスは○○じゃん」みたいなリプが沢山来る。確かにイギリスの社会にも問題が沢山あるけどそれはイギリスが改善すべき点であって、日本の労働環境を改善しなくていい理由にはならない。

	

ドイツでは「休まなければ病気になるのは当たり前」

下の図を見ると、労働生産性ではイタリアにも大敗している日本。過労死するほど働いて休みも取らない。それでは、体に異常をきたさなくても、いつも疲弊している状態なので仕事の効率が悪くなるのは当然ですよね。

『生産性指標総覧』では、労働時間におけるGDPと米ドルで購買力平価(PPPs)から

を分析しています。日本は45.5米ドルで平均を下回りG7諸国中最低で、アメリカとは20米ドル以上の差が開いていることがわかります。

	

イタリア人に「日本人は夜の8時とか9時まで働くんでしょ?人生を楽しむための時間はいつ存在するの?」とか尋かれた(╹◡╹)

	

夫が最近ドイツ系企業に転職し会社で聞いた話によるとドイツは休みをきちんと取っていないと健康保険が使えないらしい。休まなければ病気になるのは当たり前だからだそうだ。日本のような未だに根性論が蔓延る国こそ、違法残業や有給未消化なら医療費全額を企業に実費負担させるような法律が必要では?

	

返信先: @kaokou11さん




ドイツ在住。年間30日、頭を下げて休暇は取って頂きます。従業員10名以下で、従業員代表(組合)を持たない場合も同じです。
病欠は休暇ではありません。医師の診断書があれば基本1カ月でも休めます。その分会社側へも保険から還付があります。育休は基本2年間義務、最長3年復職時同待遇です。

	

人間らしい働き方・残業時間に法律で上限を設ければ実現できます。ヨーロッパでは上限規制は当たり前。★EU 週48時間を超えない ★フランス 上限1日10時間、週48時間 ★ドイツ 残業含めて上限週48時間。過労死を繰り返す日本の長時間労働 早急に法規制を。しんぶん赤旗

	

「そんな簡単に仕事辞められたら苦労しない」とか言ってる人、完全に思考がおかしくなってるから休んでくれ。過労死するほどの仕事を続ける理由なんかどこにもないぞ。 / “外国人が「信じられない」と語る過労死が、世界で通じる日本語「ka…”

	

返信先: @kaokou11さん




根性論が蔓延というよりも、労働者側があまりにも知識不足なだけではないでしょうか。申請された有給を会社側は拒否できないこと、残業は労働者に拒否する権利があることなど、新たな法規制を求める前に、今ある法律をしっかり守らせるように働く側がもっと強くならないと。

	

さらに日本の労働環境が過酷になる?

働き方改革どころではない、働かせ改革が進行中

厚労省は過労死ライン(月80時間)の残業、年720時間までの残業を認めてしまう労働基準法の改正案をこの秋にも提出しようとしています。

 
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございます。

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Sharetube