【幸せの○○映画】落ち込んでいるときに観たいハッピーエンドな幸せ映画まとめ
公開年の順に「幸せの○○」映画をご紹介!
ときにはどうしようもなく不幸に感じてしまうこともあるわけですが、そんなときこそ幸せな映画で最高の気分に満たされましょう。というわけで今回は、明日からまた頑張ろう!と思えるような「幸せの○○」映画シリーズを集めてみました。幸せ”な”、とか幸せ”への”とか例外もありますが、その辺りは許容範囲ということで…。
幸せのちから(2007年)
2006年にアメリカ、2007年に日本で公開されたウィル・スミス主演『幸せのちから』です。セールスがうまくいかずホームレス生活を送ることになる親子を描いていますが、クリス・ガードナーという実在する男性をもとにした映画です。
スミス親子の初共演!
有名なお話ですが、この映画の親子は本物の親子です。息子役はウィル・スミスの実の息子。彼はこの映画出演で高く評価され有名になったよう。たしかに似ています。
原題「The Pursuit of Happynes」は…
この映画の原題「The pursuit of Happynes」は”幸福の追求”という意味で、アメリカ独立宣言のときに掲げられたものです。本来”Happiness"となるはずの綴りを”Happynes"としているのは、息子が落書きをしたときの間違いからきています。
幸せのレシピ(2007年)
2007年に公開された『幸せのレシピ』。一人で頑張りすぎる女性と、突然やってきたシェフと母親をなくした女の子の物語です。身近な人の死など悲しい一幕もありますが、それを乗り越えていく女性と、たまに笑える男性とのやり取りにほっこりする映画です。1人がいちばん!と思っている方はぜひ一度観てみてください。人と関わることでわかる幸せが感じられる作品です。
幸せの1ページ(2008年)
2008年に公開、ジョディ・フォスター出演の『幸せの1ページ』です。広場恐怖症で家から出られないベストセラー作家と、ひょんなことからメールのやり取りをはじめた少女との物語。予告動画からではわかりにくいですが、非常にファンタジックな作品になっています。あなたも、たった一行で人生を変えてみませんか?
しあわせの隠れ場所(20010年)
2009年にアメリカ、日本で2010年に公開されたサンドラ・ブロック主演の『しあわせの隠れ場所』です。プロのアメリカンフットボールチームに入団したマイケル・オアーの半生を綴った小説「ブラインド・サイド アメフトがもたらした奇蹟」を原作としています。1人の少年と家族のヒューマンドラマです。超強気なサンドラ・ブロックの演技が楽しませてくれます。クライマックスの試合のシーンは最高です。
脚色したことで酷評?
映画ではサンドラ・ブロック演じる女性がメインで描かれていますが、原作はマイケル・オアーの生い立ちやフットボールに関する内容が主になっています。
ニューズウィーク誌でジョシュ・レビンは、サンドラ・ブロックにオスカーを取らせるために練り上げられた映画だと評し、ブロックを持ち上げるための演出がなされているとコメントしている
なんだか悪いように言われることもあったみたいですが、映画としては最高に幸せな感動をいただける作品なので気にしないでおきましょう。
幸せの教室(2012年)
2011年にアメリカ、2012年に日本で公開されたトム・ハンクス主演『幸せの教室』です。何の前触れもなく突然職場を失った中年男性が、再就職のために通う学校で出会った女性と人生を薔薇色に変えていく物語。コメディ要素たっぷりで2人の関係にほのぼのします。ちょっと羨ましいくらいです。ジュリア・ロバーツのはっちゃけっぷりも幸せそうなのでおすすめ。
しあわせのパン(2012年)
今回ご紹介するなかで唯一の日本映画です。2012年に公開された原田知世と大泉洋W主演の『しあわせのパン』。北海道の緑広がる岬に移り住んだ夫婦と、夫婦が営むパン屋さんに訪れる人たちの人間模様を描いた作品です。
北海道洞爺湖町月浦地区に実在する店がモデルとなっており、すべてのシーンが実際の店舗を含め北海道で撮影された。
静かな風景が、人のぬくもりを際立たせてくれています。
主題歌は矢野顕子 with 忌野清志郎
物語は全体的に静かに展開していきますが、悲しみや愛情、そして幸せをひしひしと感じられる映画です。予告動画でもバックで流れていますが、物語と歌がマッチしすぎなのでぜひ聴いてみてください。
幸せへのキセキ(2012年)
2011年にアメリカ、2012年に日本で公開されたマット・デイモン主演『幸せへのキセキ』です。妻を亡くした男性とその2人の子どもが”動物園つき”の家に引っ越し、仲間とともに再開園を目指す物語。主人公のベンジャミン・ミーは実在する人物で、彼の回顧録を原作としています。
原作とは異なる点も…
脚色した部分を書くとネタバレになってしまうので伏せておきますが、ベンジャミンが実際に経験した物語とは少し異なる部分もあるようです。が、一人一人の個性がしっかり描かれていてわかりやすい映画です。動物とたわむれる可愛い少女、美しいエル・ファニング、才能が光りすぎる少年の絵…そして最後に幸せがまっています。
幸せなひとりぼっち(2016年)
2015年にスウェーデンで制作、日本で2016年に公開された『幸せなひとりぼっち』。開き直った寂しがり屋みたいな題名ですが、この物語の主人公は人生のどん底にいる頑固で強面のおじさん。不幸なひとりぼっちを強いられた生活のなか、隣に引っ越してきた家族をきっかけに幸せなひとりぼっちへと変化していくストーリーです。
隣人に心を開いていくにつれ…
おじさんとその周りの人間関係が幸せにつながる映画ですが、おじさんが隣人に心を開いていくにつれ、今は亡き愛する妻との思い出が回想されます。孤独になって閉ざしていた心が思い出とともに開放されてゆく…そんなあたたかいヒューマンドラマです。いつも不機嫌すぎるおじさんにクスッとなるシーンも多々あります。
しあわせな人生の選択(2017年)
2015年にスペインとアルゼンチンが共同で制作、2017年に日本で公開された『しあわせな人生の選択』です。残り少ない余命宣告を受け治療を諦めた男性が、親友や息子を通して”人生の選択”について考える4日間の物語。
いい意味で涙しない映画
この作品の不思議なところは、病気を題材にしたときに必ずといっていいほどある闘病や死についての重いテーマがそれほど感じられないということ。ハッピーエンドかと言われると少し違うかもしれませんが、人生そのものにおいては素晴らしくハッピーエンドです。病気と闘うというよりは、病気をきっかけに旧友と再会して会話を楽しみ、4日間で出会う人間関係をより深く築いていくというイメージ。しあわせな人生の選び方は人それぞれですが、いつまでも大切にしたいものもあることを教えてくれる映画です。
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2017年)
映画のもとになった実話は日本のテレビ番組でも取り上げられて話題になりました。2016年にイギリスで制作され、2017年に日本で公開された『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』です。薬物中毒によって社会から見放されつつある若者が、ある1匹の猫と出会って中毒から解放されるまでの物語。映画には実際にボブが出演しており、ギャラとしてミルクやチーズが振る舞われたそう。最高にかわいいです。
メイキング映像のボブに癒されてください。↓
映画の世界には幸せがいっぱい!
不幸なときはとことんまで悲観的になってしまいますが、映画の世界には幸せがたくさん転がっています。悲しい時にあえて悲しい映画を観るのもいいですが、ときには幸せに包まれた素敵な作品に励ましてもらいましょう!