【洒落怖】不可思議な話(Part1)

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『収録話』

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■.ある人に似ている ■.刻まれた前世の記憶 ■.お払いの効果
■.消えた弟 ■.玄関をあけると・・・ ■.彼氏の不思議な力
■.先輩の精神状態 ■.バイクで夜の帰り道を ■.タバコの煙
■.雪と記憶 ■.古びたフランス人形 ■.ヘアピンが落ちてる

『ある人に似ている』

2 :1:01/11/09 14:08

大学の体育講義で初めて会った、1コ上の他学部の娘。

一目見た時から、なにか心惹かれるところがあって、

むこうもすぐに打ち解けて、友達になりました。


じきに、彼女がある人に似ている事に気付きました。

外見は全く違うのですが、仕種や趣味、口癖などが、中学の時の彼氏とそっくり。

(今は音信不通ですが)


その娘と京都旅行に行った時、

彼女は修学旅行で元彼と初めて手をつないだマイナーなお寺になぜかすごく行きたがり、

しかも元彼の時と全く同じ場所で、

「前にもここに、二人で来た事ある気がする」と言って手を握ってきました。


ちょっと不思議な思い出。

『刻まれた前世の記憶』

35 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/09 23:59

これは絶対ネタにしか思われないだろうが、一応・・・


オレはときどき、『人を刀で突く』という夢をみる。

胸から背中に突き刺すんだ。

感触が生生しくて、前世の記憶?とか思ってたんだけど。


しかしつい最近、カミさんの胸と背中にアザを見つけたんだよ。

それについて聞いてみたところ、生まれつきついてて、

ときどき『刀で刺される夢』を見るんだって・・・

で、カミさんも、前世で殺された記憶じゃないか?って言うんだよな。


ホントだって。どう思います?

『お払いの効果』

207 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 04:53

小学生の時、自分は何故かよく同じ夢見てた。

どんな夢かというと、

真っ暗な空(空か分からない)上の方から、

樽だか丸太だか分からないものがどんどん落ちてきて、

それを自分が必死に避けてる夢です。


その夢を見る時は、必ず寝ぼけるんです。

普通の寝ぼけ方じゃなくて、両親が言うには、

白目をむいて階段をぴょんぴょん駆け下りながら、

1階の部屋のソファーの所で、サルのように跳ね回るらしかったんです。

たまに、うっすら記憶らしいものが残る時もありました。

親父が寝ぼけてる自分を蹴っ飛ばしてる記憶が、うっすらと残ってます。

母親には、「また寝ぼけて気味が悪いよ。あんたにもその現場見せてやりたいよ」

と、よく怒られたの覚えてます。


小学6年になってもそれは直らなくて、

修学旅行に行けるかどうか家族と話し合い、お払いに行くことになりました。

お払いしてくれた人に、動物の霊がついていたみたいなことを言われたの覚えています。

お払いしてもらってからは全然その夢見なくなり、寝ぼけ癖無くなりました。


おいらは、ちょと母親から虐待受け気味でした。

29歳になった今になって思い出してみますと、

虐待を受けたプレッシャーのせいで、

(夜いきなり起こされて徹夜で正座させられたり、

 こん棒のようなもので、あざだらけになるまで殴られたり、

 髪の毛抜けるまで引きずりまわされたり、ざらでしたので)

あのような夢→寝ぼけにつながっていたのか、

本当に動物霊がとりついていたのか、

今となっては分かりませんが、お払いの効果はあったというのだけ覚えてます。


実話書いただけなので、落ちとか無くてすいません。


208 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 04:56

>207

つらいことあったんだね

おはらいでおさまって良かったね。


209 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/16 05:00

207です

はい。有難うございます。

でも寝ぼけていた時は、色々不思議な体験していたんですが、

お払いで寝ぼけなくなってからは、不思議な体験も同時に無くなりました。

『消えた弟』

288 :237:01/11/19 23:16

幼稚園のころ、一歳違いの弟と近所の公園で遊び、家に帰る途中の出来事。

その日、なぜか弟は足がのろく、何度も先にいってしまいそうになった。


やがて自分と弟との距離は、50,100メートルとあいていった。道は長い直線。

母親に『弟を責任もって連れて帰ってきて、誘拐とかあると怖いから』と言われていたので、

自分は後ろを振り返り、弟の姿を確認しつつ歩いていたのだが、

距離は不思議に広がるばかり。


ついに、その道を大きく曲がって、自分一人家に着いてしまった。

すると、テレビの前で弟がねっころがっているではないか。

状況が飲みこめず、もう一度長い直線の道までひき返したが、

すでにそこには弟の姿はなかった。

川をはさんでいるので、弟が近回りしたとはとても思えない。心配してずっと見てたし。

だから、テレビの前の弟を、本当の弟だと考えることにした。


今考えれば、遊んでいた弟はどこにいってしまったのだろう。気になる。

『玄関をあけると・・・』

338 :とっとこハム太郎:01/11/24 19:12

朝仕事に行こうと思いアパートの玄関をあけると、

足下にプチダノンが、綺麗に一列に並べてありました。

足で蹴飛ばして仕事に行きました。


夕方家にもどると、またプチダノンが・・・

また蹴飛ばしました。


これが3日ほど続きました。

この恐怖は、誰にもわかってもらえなかったのでつらかった。

たいての人は、この話を聞くと笑うだけです。

でも本人は、ものすごいストレスです。


339 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/24 20:40

>338

プチダノンは未開封で?それとも食べガラ?


353 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:01/11/25 04:28

プチダノンは未開封でした。

猫の死骸とかならはっきり嫌がらせとわかるし、他人に相談もできるけど、

プチダノンだとひたすら一人で困るし、すごいストレスでしたよ。

未だに意味はわからんです。

何か執念のような恐ろしさを感じました。

警察に行って、あの~プチダノンが~って言えないでしょ。

『彼氏の不思議な力』

153 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/01/28 15:56

他のスレにも書き込んだことがあるんだけど、

私の彼氏には、どうやら不思議な力があるようです。


最近、二人でスーパーにいったら、特設で駄菓子のコーナーがありました。

彼氏は無類の駄菓子好きなので、二人して沢山買い込んだんです。


そのあと車に乗って、彼は運転しながらチョコチョコ駄菓子をつまんでたんですけど、

袋の中に沢山入ってる飴を一つ取り出して、

美味しそうに食べてるのを見て、私も食べたくなり、

「一つちょうだい」って言って、食べようとしたんです。

そしたら、その袋、どう見ても開けた形跡がないんですよね。

でも、数は一つ減ってる・・・。

「なんで?」って聞いたら、「たまにこういう事がある」と言う。

あんまり不思議だったから、しつこく色々聞いたんですが、

なんか、自分が変人みたいで、聞かれるのが嫌だって言うんですよね。

こんなことあるんでしょうか?超能力みたいなものなのかな?

『先輩の精神状態』

237 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/10 18:40

先輩のアパートは、築15年のオンボロの一階。

下には何もないはずなのに、時々カンカン突き上げるような音がする。

夜なんかかなり怖いけど、先輩は床が鳴る度に、

鬼のような顔をして鳴った場所を踏みつけている。

『バイクで夜の帰り道を』

264 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/15 16:13

9年前の12月23日に、東京から沼津まででかけた。そのときはバイクだった。


夜の帰り道、1号から熱海方面に適当に下りようとする。

夜2時頃に前のブルーバードが曲がった南方向に行く細い道を、なんとなく一緒に折れる。

そこからの道のりが大変だったんだ。

入って程なくして、森の中の細い道ような感じになったのだが、

2個目のカーブを超えたところで、いきなり前のブルーバードを見失った。

ライトの暗い俺のバイクは、前走車のライトを頼りにしていた部分もあったので、

いなくなった瞬間はすぐに分かった。

あまりに唐突だったので、そこに止まって脇道があるか確かめたが、

もちろん脇道は無い。そういう消え方ではない。

気味が悪いので、すぐにその場を去った。進行方向に。


走り始めてすぐにおかしなことに気が付いた。


265 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/15 16:14

「俺、このコーナーずっと回ってるわ・・・」

30R程度の左複合コーナーがずっと終わらないんだ。

何しろ、バイクだからバンクしたまま起こせない。

周回数で言うと8周くらいだと思う。で、ふっとストレートに戻るんだ。

ずっと森の中のまま。これが何箇所もあって、もう発狂寸前の精神状態。


やっとコーナーの先に熱海の町明かりが見えたときは、体が完全に振るえてこわばっていた。

するとすぐに、自転車のオマワリが一人で検問してるんだよ。

無理にとめるから止まったんだ。

そしたら、忘れもしないはじめの一言、「大丈夫でしたか?」って言うんだよ?!

なんで知ってんだよ!!

怖くなって振り切って、もう全開で逃げたよ。


顔面蒼白のまま、一番近い所にあった熱海市街の旅館のチャイムを、

どうでもいいからとにかく鳴らした時には、もう6時を回ってた。

俺どこ走ってきたんだよ!!


変な世界走ってきたみたい。でも、メータはものすごく進んでた。幽霊とかじゃなさそう。

でも家は一軒も見てないな。そういえば、一台もすれ違った車が無い。

東京まで帰る余裕は全く無かったので、その旅館に泊まらせていただくことになった。

旦那さんと女将にその話をしたら、たまにあるらしいです、これ。

しかも、ちょうど何件もの旅館がそのとき停電していたので、

旦那さんたちはずっと起きてたみたい。


後日、地図を広げると、案の定該当する道が無い。でも1号線から折れる場所は覚えている。

折れる寸前でコンビニで買い物をしたから。出口ははっきり覚えていない。

道中はあちこちに『11』の標識があった。


でも10年近く経つのに、もう一度入る勇気が無い。ナンだったんだろ??!

『タバコの煙』

268 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/16 03:55

その時、従兄弟は急ぎの用事で、夜中にタクシーを飛ばしてたんだって。

そしたら、山の中の道で霧に包まれて視界が悪くなり、

少しスピードを落として走っていたのだが、

何度も何度も同じ景色を回っていることに、

従兄弟とタクシーの運転手の両方が気がついたそう。


で、タクシーはとりあえず道の横に車を止めて、

「お客さん、すいませんが、どうも妙な事になってるようで・・・

 さっきから同じ所を何度も回されるばかりで、全然出られないんですよ」

とタクシーの運転手が嘆く。

途中に分かれ道らしき物は全く無いので、

タクシーがインチキしてるわけではないと、従兄弟もわかってたそうです。

で、どうする?って事になって、タクシーの運転手が、

「こういう時は、タバコを吸うと魔が払えるって聞いた事があるんで、

 一服してもいいですか?」

と言われたので、従兄弟も納得の上で、一緒にタバコをくゆらせたんだそうです。

すると、タバコを吸い終わる頃になって霧が晴れ、道がハッキリ見えるようになってきた。

「今だ!」ってんですぐに車を走らせたら、グルグル巡りから抜け出せたそうです。


タクシーの運転手の話では、時々そういうことがおこるそうで、

タクシー仲間では、『魔』はタバコの煙を嫌うと言われており、

タバコを吸わない運転手でも、タバコを車内に常備してるんだとか。

『魔』ってのは、よくいう『キツネに化かされた』っていうニュアンスらしいです。


273 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/16 11:51

『魔』の話、面白い。

鎌倉に住んでて、古老の話なんかで聞いたことあるけど、

「狸に化かされて道に迷った時は、慌てず落ち着いて煙草で一服すると抜けられる」

っていうの、昔からの知恵(?)だったそうだよ。

『雪と記憶』

301 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/02/18 21:20

6歳以前の記憶が全然なかった。


幼い頃住んでいた家にふと気が向いて行き、近所を散歩していたら雪が降ってきた。

ある場所で急に思い出した。

一番仲の良かった友達がいて、ここで交通事故に遭い、命を落としたことを。

ちょうど同じ時期で、めったに降らない雪のせいでスリップした車に、自分の目の前で…

それとともに、それ以前の自分の記憶が次々に蘇った。

その友達の写真を見ても思い出さなかったのに。


その晩夢を見た。

ちいさなその友達が、サッカーボールを蹴っている。

「覚えてなくて悪かったな」というようなことを言うと、

「まあええよ」と言って、彼がちょっと笑った。

『古びたフランス人形』

621 :彼の地:02/04/02 09:13

リア厨の頃、姫路のとある廃屋に肝試ししようって、友達2人と忍び込んだことがある。

この2人とつるんでいると、なぜか不思議な体験をすることが多かったんだが…。


その廃屋はまさに洋館という感じで、広い玄関ホールは薄暗く、埃が積もっていた。

俺らは、そんなもんあるわけないのに「食い物探そうぜ」と、台所に向かった。


台所に着いて棚やなんかを探したけれど、もちろん食い物なんか何も無く。

「やっぱ何もねぇなー」とか言いながら、最後にでかい冷蔵庫を開けた。

そしたら、そこには目がパッチリした金色の髪の人形。

古びたフランス人形がちょこんと座っていた。

俺らはメチャクチャビビって、

「うわ、悪趣味な悪戯すんなよ!」とか、

「誰かがこれ仕掛けてったんじゃねぇの」とか、

「なんで冷蔵庫にフランス人形なんだよ!」とか、口々に叫んだ。

でも俺らだけが脅かされるのもムカつくんで、

次誰か来たときのためにと思って、フランス人形をそのままにして、

冷蔵庫の扉を閉じておいた。


次に俺らは、暖炉のある広い部屋に忍び込んだ。

扉の真正面の壁にデカイ暖炉がすえつけてあって、机とソファーもそのままに残っている。

何か面白いもんねぇかなと思って暖炉の中を覗き込むと、

暖炉の床に何か不気味な燃えかすが残っていた。

頭の無い、人の形をしたもの。

服は燃え焦げているけど、それがフランス人形だったんだろうってことはわかる。

それを見た時は、さすがに3人ともぞっとして、

「おい、もう帰ろうぜ!」ってことになった。

クルッとドアの方を振り向いた瞬間、全身が総毛立った。

開け放してあったはずのドアがなぜか半分閉じていて、

ドアのちょうど目線の高さの位置に、

焼け焦げたフランス人形の頭が釘で止めてあるのが見えたからだ。

部屋に入ってきたときには、確かにそんなものは無かったはずだった。

その時、冷蔵庫に入れっぱなしのフランス人形が気になった。

なんとなく燃やされたフランス人形を見てかわいそうな気がしたので、

三人で話し合って「あのフランス人形、冷蔵庫から出しといてやろう」ってことになった。


台所に戻って冷蔵庫を開けると、そこにいたはずのフランス人形はなくなっていた。

さっき冷蔵庫を閉めたのも、二度目に冷蔵庫を開けたのも俺自身だった。


その後は、3人で一言も発さずに脱兎の如く廃屋から脱出し、

廃屋が見えなくなって、ようやく息ができるようになった。

『ヘアピンが落ちてる』

853 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/04/19 21:00

同僚Tから聞いた話。


学生時代、Tが先輩(男)の家にいきなり遊びに行った時、

座布団の上にヘアピンが落ちてるのを発見。

何の飾りもない針金だけの黒いやつ。

「先輩、彼女できたんすかー(w」と冷やかし半分に聞くと、

先輩は「え?ああ、それか。捨てといてくれ」と言う。

聞いちゃいけないこと聞いたのかなぁと考えながら、

言われた通りゴミ箱のところまで行った。


捨てる時にふと気になって、不燃物のゴミ箱をよく見てみると、

空き缶やらカップ麺の容器にまじって、

今捨てようとしてるのと同じヘアピンが何本も捨てられているのが見えた。

「!」

Tは気持ち悪くなって思わずヘアピンを投げ捨てると、その様子に気づいた先輩が言った。

「この部屋わけわかんないんだよ。捨てても捨ててもヘアピンが出てくる」


聞けば、どんなに念入りに掃除をしても、気づくとヘアピンが落ちているんだそうだ。

テーブルの上、台所の流し台、本に挟まっていることもあるらしい。

「目が覚めた時に、

 枕元に5,6本落ちてた時はさすがにびびったけど、

 なんかもう慣れた」

と、先輩はあっさりしていた。

他にも、風呂の排水が突然詰まって、なんだろうと思って排水溝のふたを開けてみると、

真っ赤にさびついたヘアピンがごっそり詰まっていた、なんてこともあったそうだ。

それも1回じゃないらしい。

そんなことを話してる間も、あっちこっちからヘアピンが・・・。


全部先輩のイタズラかも?とも思ったそうだが、

帰る時に、自分の靴の中からヘアピンが出てきた時は寒気がしたって。

2人とも玄関には一度も行かなかったから。


なんだったんだろうな?

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