【ヒッチコック】古典ホラーと言えばこの人!ヒッチコックのおすすめ映画作品10選

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古典ホラーといえば「アルフレッド・ヒッチコック」

	

レベッカ

1940年にアメリカで公開、日本では1951年に公開された『レベッカ』です。それまでイギリスで活躍していたヒッチコックが、アメリカに渡ってからの初めての作品。同名の小説を原作としており、アカデミー賞最優秀作品賞と黒白部門の撮影賞授賞という功績を残した名作です。
ホラーではなくサスペンスですが、物語に加えて撮影方法もおもしろいのがこの作品の特徴。題名の通り「レベッカ」という女性をきっかけに展開していきますが、なんとレベッカなる人物は一度も登場しないのです。なのにその気配は感じる…。最高傑作といわれているのも納得の映画です。

舞台恐怖症

"Man Running"という短編小説をヒッチコックが映画化、日本では劇場未公開ですがテレビ放送もされた『舞台恐怖症』です。
愛人が殺人を犯したことで警察に追われる身となったジョニー。友人に匿ってもらうよう頼んで、別荘で隠れることに決めるのですが…というお話。ゆっくり淡々と進んでいく物語なのにずっとドキドキします。

知りすぎていた男

1956年にアメリカで公開、日本でも同年に公開されたサスペンス映画『知りすぎていた男』。1934年にイギリスで制作された「暗殺者の家」のリメイク作品です。劇中、夫人役のドリス・デイが歌う「ケ・セラ・セラ」は今でも口ずさむほど有名な曲。

有名すぎる劇中歌「ケ・セラ・セラ」がこちら↓

これを聞いたことがないという方はさすがにいらっしゃらないでしょう。世界的にも超有名な音楽で、しかもこの歌が物語の重要な伏線になってきます。けっせら~~せら~♪

間違えられた男

アメリカで1956年、日本では1957年に公開された『間違えられた男』。題名からも少しわかりますが、主人公が強盗に間違えられて逮捕されてしまうという物語。ヒッチコックが冒頭に登場して「これは実際にあった出来事をもとにした映画です」と語っています。またまた~と冗談半分でしたが、どうやらニューヨークで本当にこんな事件があったのだそう

めまい

1958年にアメリカで公開、日本でも同年に公開されたミステリー映画『めまい』です。”めまい”が原因で警察官を退職した男性が、ある女性と出会ったことで謎解きをし始めますが…という物語。”めまいショット”も有名ですが、物語のキーになる女性にも注目してみてください。こわいです。

サイコ

1960年にアメリカで公開されたサイコホラー映画『サイコ』。題名からすでにサイコパスっぽさ満点です。予告編を見ていただいたらわかりますが、恐怖シーンでの音楽はこれまた有名ですね。同名の小説を原作としていますが、これは歴史的にも有名な”エド・ゲイン事件”からヒントを得ているのだそう。ただただ恐怖です。モノクロが余計にこわいです。

1963年にアメリカで公開、日本でも同年に公開された『』です。ヒッチコックと言えばこれ!という方も少なくないでしょう。とにかく鳥がひたすら怖い物語です。が、視点を変えると登場人物の人間関係や嫉妬などの複雑な感情が垣間見える作品。
音楽という音楽が一切使われていないのがこの映画の特徴です。静寂のなかでボートを漕ぐ効果音があったり、何種類もの多すぎる鳥たちの鳴き声や羽音が響くのが不気味すぎます。

マーニー

1964年にアメリカで公開、日本でも同年に公開されたサスペンス映画『マーニー』です。強いトラウマに苦しめられたりおかしな行動を取ってしまう女性マーニーと、結婚した男性との物語。…これだけ聞いたら何がサスペンスなのかわかりませんが、とにかく見てみてください。心理学のような要素も面白い映画です。

引き裂かれたカーテン

1966年にアメリカ、日本でも同年に公開されたスリラー映画『引き裂かれたカーテン』です。冷戦時代のドイツが舞台の物語。紹介しておいてなんですが、本作はヒッチコック映画のなかでも”失敗作”だと言われています。が、(個人的には)かなりハラハラするシーンもあっておすすめ。

フレンジー

1972年にアメリカ、日本でも同年に公開されたスリラー映画『フレンジー』です。ヒッチコック映画の出発点であるイギリスで撮影、ロンドンが舞台の物語です。それまで評価を落としつつあった監督が、今作でふただび賞賛されたのだそう。ミステリーチックなスリラーという表現が正しいでしょうか。

古典ホラーの巨匠ヒッチコックは色あせない