【会社辞めます】絶対真に受けてはいけない!退職を引き止める上司が必ず言う言葉4選
劣悪な労働環境で「ブラック企業」と呼ばれる会社が増えており、今の仕事を辞めたい人は少なくないはずです。仕事を辞めることは当人の勇気ひとつでなんとかなるのですが、組織の都合上、何かにかこつけて止めてくる上司が必ずいます。そういう会社本位の上司が必ず言うワードがあるので紹介します。絶対真に受けないでください。
一番大切なのは働く自分自身の人生と心身の健康です。
人が足りない
「人員が足りない」「あなたに代われる人がいない」はサービス業の職場で多い決まり文句です。退職希望者の善意に訴えかけて、”あなたが辞めると会社が機能しない”とも言いたいようですが、言葉の本質は違います。
現在は労働人口が高齢化および減少しているので、あながち間違った意見ではありませんが、人気のある企業には自然と労働者が集まります。そういう企業は従業員に常に「仕事のやりがい」を提供しています。
つまりは、人が足りないのはその職場に魅力がないのが原因なので、退職希望者の所為ではありません。
また、会社に勤めていない人や求職者・転職希望者は常々いるので、退職者に代わる人材は能力を選ばなければいくらでもいます。
要は、上司は自分の仕事が増える+新しく人材を育てるのが面倒なのです。
他の社員に迷惑がかかる
「他の従業員に迷惑がかかる」も前項と同じような状況で言われます。こちらは退職希望者の罪悪感に訴えかける言葉を選んでいるので、パワハラを受けてきた人にはつらい一言です。
ですが、考えてみてください。
一番迷惑を被っているのは、安月給で仕事にプライベートの時間を食いつぶされ、心身に支障を受けている退職希望者自身のはずです。生きていく以上、すべての人に全く迷惑をかけないで生活するのは不可能です。
上司にはあなたの人生のために尊い犠牲になってもらいましょう。
辞めたら他に仕事なんて無いぞ
「ここを辞めたら雇ってくれる会社なんて無い」「履歴書に傷がつくぞ」は専門職の職場で多い決まり文句です。こちらも退職希望者の不安を煽ってきます。前項で書いたとおり、日本市場は人不足に陥っているので、仕事の内容さえ選ばなければいくらでも仕事はあります。また、履歴書で見られる部分は”1社当たりの勤続年数”と”残り何年働けるか”が大きく占めるので、1社~2社位の転職は大したことありません。
この事例を一番効きやすくしているのは、「自分にはこの職種の仕事しかできない」と職場に洗脳されて決めつけている退職者本人です。人間何事にも挑戦し続ければ能力は上がります。自分を信じて退職しましょう。
また、会社を辞めた後にこの言葉を引きずって、似たような職種・労働環境の企業に転職しないように注意が必要です。
あなたは真面目(優秀)
「あなたは真面目だから必ず出世する」は普段怒鳴り散らしている上司が、いきなり手のひらを返して褒め倒すパターンが多いようです。おまけで上司の出世苦労話が付いてくることもあります。一見、退職者のことを考えているようにも聞こえますが、労働者にとっての”真面目”と管理・経営側から見た”真面目”は少し語彙が違います。
すべての経営者が該当するわけではありませんが、劣悪な環境で人を雇う側の言う”真面目”は「コントロールしやすい」「文句も言わず従順」という意味を含みます。あえて悪い表現で言うと「奴隷」「操り人形」です。
そういう時は日ごろのやり取りを思い出してください。
本当に力を伸ばしたい部下がいたとき、上司は部下を人前で褒めるのが現代の定石です。
それが過去にあったか、今一度考えなおしましょう。
最後に
退職を決意した人は、職場に何らかの不満があったり、ある理由でその仕事に対する情熱を失ってしまったのだと思います。それは退職に対する揺るがない決意の元なので、他者に阻止され職場に残留した場合の方が後々更につらい思いをします。
やる気がないまま仕事を続けるのも職場の人々に迷惑がかかるので、すっぱり辞めてしまいましょう。
こちらの記事が退職したいけど心が弱っている人の救いになれば幸いです。
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