「スプラトゥーン」ハイカラシティーが岩田社長への愛溢れる追悼メッセージやイラストで埋め尽くされる
日本を代表するゲーム会社・任天堂の代表取締役社長・岩田聡さんが、7月11日、胆管腫瘍のため55歳の若さで逝去。関連記事:【訃報】任天堂の岩田 聡社長 、胆管腫瘍のため死去していた・・・享年55歳
それに対し、任天堂のWiiU専用TPSゲーム「Splatoon」(スプラトゥーン)の中にハイカラシティーというユーザーが集まる広場があり、そこで岩田社長への追悼コメント・イラストが続々と投稿されている。
岩田社長、たくさんの「遊び」をありがとう!
「スプラトゥーン」は、任天堂がオリジナルで新たに制作した作品で、オンライン対戦シューティングという、ゲーム初心者が参入しづらかったジャンルの敷居を誰でも楽しめるところまで下げ、6月下旬には世界累計販売数が100万本に達したゲームソフト。ハイカラシティと呼ばれる街では、対戦でマッチングしたユーザーのキャラクターがオフライン状態でも表示されていて、そこに「Miiverse」に投稿されたメッセージやイラストが吹き出しとして表示される。
スプラトゥーンの広場を散歩していると、本当に岩田社長は愛されてた方だったんだなぁというのが実感できました。
「直接!」の声がもう聞けないのは寂しいです。
改めてご冥福をお祈り致します。 pic.twitter.com/nDcRasIpvl
岩田社長自身、プログラマー出身で名作と呼ばれるゲームを作成。そのゲームを懐かしむように、岩田社長への哀悼の意を表す人のメッセージで画面を埋め尽くした。
岩田さんは、ファミコン時代からプログラマーとしてゲーム開発に関わり、「星のカービィ」シリーズ、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズ、「MOTHER」シリーズなど、オリジナリティ溢れるゲーム作品を世に送り出してきた。また、任天堂の社長に就任してからも、ニンテンドーDS、Wiiなど革新的な次世代機を発表し続け、ゲームの可能性を押し広げてきた。
代表取締役社長でありながら「いわっち」の愛称でユーザーに親しまれ、製品PR動画を配信する「Nintendo Direct」では、自ら出演し、司会進行や解説をつとめるなど、サービス精神旺盛な社長として知られた。
本当に、本当に急な訃報で衝撃を受ける任天堂、岩田社長ファン。「スプラトゥーン」を含め、多くの遊びを世界に提供してきた岩田社長の冥福を祈りたい。