「思いこみ」ヒューマンエラーをなくすために

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おはようございます、しんぎょうです。

「思いこみ」が激しいと自分でも自覚していたのですが、

先日、その「思いこみ」の激しさから、とんでもない失敗をしてしまいました。

簡単に説明すると、雰囲気だけで全く違う答えを思い込んでしまった、

その答えが、大失敗。で、相手を深く傷つけてしまったのです。

この病的なほどの「思いこみ」をなくすためまとめていきます。2017.12.5

『気』

の中には、「メ」と書かれています。

これは、「〆る」を表します。

つまり、「閉じ込める」という意味です。

これに対して、


『氣』

の中には、「米」があります。

これは、食べる米ではありません。

八方に向かってパワーを広げる意味があります。

「思いこみ」で画像検索したら、素敵な字がありました。

氣の中を変えた人は、誰ですか?

これから氣の字を使う時は、

できるだけ氣を使っていこうと思います。

「気」閉じ込められた思い、IN THE BOX状態から抜け出すために

「思いこみ」で検索すると上位に出てくる本があります、

それがこの『思い込みを捨てろ、人生は必ず変わる』でした。

思い込みを捨てろ、人生は必ず変わる

			
この本の解説、実践を詳しく書いてくれている方がいましたので、引用します。
エゴの声


まずこの本の概要を申し上げますと、

人間の中には「エゴ(自身に対する誤った思い込み)」が住み着いていて、

何かある度に私たちに話しかけてくるのです。

「オレは最低の人間だ」 「私は何をやっても無駄だ。変われないんだ」 「今まで通りの方がマシさ」

このようなエゴの声を聞くと、私たちは怒り、不安、恐怖、恥などの 負の感情を抱くのです。

例えば、人から何か悪口を言われたとします。 悪口を言われるのはほんの数秒なのに、

その後何時間も引きずることがあるでしょう。

その後何時間も引きずるのは、あなたの中のエゴが 何度も何度もリピートさせているため、ということなのです。


エゴの声に縛られ、身動きの取れない状態のことを イン・ザ・ボックス(箱の中)状態といい、

本書では箱の中から脱出する方法が書かれています。


方法の手順は

①自分がイン・ザ・ボックス状態にいることに気付く

②直面している問題を棚上げする、

③箱から脱出する為の問いかけをする、

④脱出した視点で棚上げした問題を見てみる


こんな感じです。


この手法をやると、エゴに束縛された状態(=箱の中)から脱出でき、 エゴの声を無視できるというわけです。

随分単純ですが、これがなかなか効き目があるのです。


どんな感じで進めていくのかは、次の私の事例で紹介してみます。

出典:『思い込みを捨てろ、人生は必ず変わる』エゴ、思い込みへの...

❶の思い込んでいるIN THE BOX状態に気づかないのが、

「思いこみ」なんですよね。

思いこみに気づくことができれば、ヒューマンエラーを防ぐことができそうです。

エゴ


1章で書かれているのが、「エゴ」と「本当の自分」について。

この本で定義されているエゴとは、P.22にに書かれている通りで、

「人間が自分自身に対して勝手に抱いている思い込み、 つまり、

限界という観念に縛られた心の中の抑圧された一部分」

となり、一言でいうなら「誤った自己イメージ」となります。


ニューアースでは「同一化がどうのこうの」と書かれていましたが、

あちらも「本当の自分」以外の下らないものに自分を同一化させることなので、

根本的なニュアンスは大体同じだと思います。


また本書には上手い例えが載っており、それは以下の通り。


「エゴとは、ブラスチック製のガスマスクみたいなもの。

被っていれば守られているような錯覚を覚えるが、実際は視界を狭められ、

外の世界の様子を感じることも経験することも制限されている」


「エゴは私たちを必要もない苦しみ、自意識過剰、罪悪感、不安、恐怖の中に押し込め、

本当の自分を見えなくしている。私たちはエゴに支配されている」

とのことで、エゴに支配されているが故に、私たちは下らないもの

(特に「お前はダメな奴だ」「お前が何をやっても無駄なんだよ」等の、頭の中の声)に年中右往左往し、

人生において「いらんダメージ」を受け続けているのです。

出典:『思い込みを捨てろ 人生は必ず変わる』解説まとめ

エゴ(間違った思い込み)にしたがって行動している自分は、他人の意見を聞けない。

自己中心的存在、自己評価を過大評価している、いわゆるエゴイストですね。

本当の自分

本書には「本当の自分10箇条」なんてものが書かれております。


1:本当の自分は、私たちが抱いている今の自分のイメージとは違う。

2:その(1の)事実を、私たちのエゴは何が何でも隠そうとし、

  私たちの人生を支配しようとする。

3:私たちが間違った自己イメージ(エゴ)を捨て、冷静に自分を見つめ直すと、

  自分自身や人生に対する誤解が明らかになる。

4:誤解が明らかになれば、私たちのエゴは全てを歪めて見せる錯覚だということがわかる。

5:本当の自分に戻ることは、 戻りたいという気持ちと戻るための正しいアプローチさえ身につければ簡単にできる。

6:本当の自分は私たちの中にすでに存在しており、私たちに見つけられるのを待っている。

7:いつでも、どんな状況でも、私たちは本当の自分に戻ることができる。

8:本当の自分は、過去の出来事や経験にまったく影響を受けない存在である。

  だから過去に傷つけられているということもない。

9:本当の自分に戻って自分自身を振り返ると、 私たちには欠点などというものは存在しない。

  だから私たちは欠点を正す必要がなくなる。

10:本当の自分に戻れば、自分には愛情、知性、思いやりがあることが分かり、

  生きる目的が明確になる。

出典:エゴに支配される苦しみ『思い込みを捨てろ 人生は必ず変わる...

いつでも、どんな状況でもエゴを捨て、本当の自分を見つめ、

正しくその場の状況を理解できるようになりたいですね。

エックハルト・トール~『反応し合うのはエゴの関係性』
イン・ザ・ボックス


インザボックスとは何かというと、 「自分がエゴ(本書では間違った自己イメージ)に閉じ込められた状態」

ということで、 まるで「箱の中」に閉じ込められているかのような息苦しさがあるから、

そのような名前がついたとのことです。


インザボックス状態になると、絶望、怒り、無力、不安、恐怖、妬みなど、

ネガティブな感情が絶えず浮かんできて、


「私が~だったら良かったのに」 「私に~さえあったら」 「~なのは私のせいだ」 などと、

あまりよろしくない思い込みに支配されるとのこと。


そしてそんな「劣った自分(もちろん誤った自己イメージによる思い込み)」というものが

他人にバレてしまうことに恐怖を覚え、

自分を守ろうとして外の世界に対して壁を張り巡らし、

どんな場面でも、感情を露わにして反応してしまうとのことです。


要するに「嫌な気分ばかりのろくでもない生き方」になるのが 「インザボックス状態」だということで、

この状態から抜け出すには、以下の4ステップを踏めば良いのです。

出典:イン・ザ・ボックスと脱出法『思い込みを捨てろ 人生は必ず変...

まさしく、気が閉じ込められた状態ですね。

話がずれますが、日本人の「氣」を「気」に変えて「氣」を閉じ込められた状態にしたのは、

戦後のGHQです。

以下のリンクに氣の話をまとめています、よければそちらもご覧ください。

脱出法


P.54からは、インザボックスからアウトオブボックスに移行する4ステップが書かれており、 それは以下の通り。


ステップ1:自分が、エゴに囚われた「インザボックス状態」にいることを自覚する

まずこれ。不安、怒り、心配、自己不信、劣等感、罪悪感、妬み、恐怖 これらを感じるとき、

自分はインザボックスの状態だと気付きましょう。

単に「あ、俺は今、誤った自己イメージに囚われているな」程度で良いです。


ステップ2:問題の棚上げ


もし目の前に問題があるとしたら、 エゴに囚われていては全く解決しないので、

問題はいったん放っておきましょう。


ステップ3:箱の外に出るための問いかけ


そしてこれ。これが本書の核となるもので、

「もし今、私が箱の中に閉じ込められていなかったら、 私はどんな気持ちでいるだろう?

何を感じるだろう?何をするだろう?何を考えるだろう?」

(人間関係や経済状況など、文言は状況によって変える←これ重要!)

と自分自身に問いかけ、その問に自分で答えるのです。

何か知らんけど、身体や気分が軽くなっているのではないのでしょうか。

「そんなことやっても無駄だって」とか 「お前の怒りは正当なものだから、好きなだけ怒っていろよ」

とかは全部エゴの声なので、言わせておきましょう。


ステップ4:問題を箱の外から見つめる


ステップ2で棚上げした問題をもう一度考えてみましょう。

出典:イン・ザ・ボックスと脱出法『思い込みを捨てろ 人生は必ず変...

僕の場合は、常にエゴに支配された状態であることを自覚しないといけません。

行動のたびに自問自答することを心がけます。

思いこみ、先入観

思いこみと同じような意味の言葉に「先入観」があります。

次は、先入観について考えてみます。

「他人から聞いた話を信じてしまう」


一部分だけを見て全てを決めつけてしまう
過去の経験にとらわれている

ここまで、いろいろな先入観のパターンを見てきました。

これらに共通することは何でしょうか。

それは、本来は参考情報程度にするべきものを絶対のものとしてしまうことです。


人から聞いた話は、数ある情報源のうちの一つにしかすぎません。

第一印象や、過去からのパターン類推も同じです。


無数にある中のわずかな情報だけにとらわれてしまう。

そして、それが絶対に正しいと考え、他の可能性を排除してしまう。

それが、先入観の正体なのです。

出典: 間違った結論を導く、「先入観」や「思い込み」をなくす...

ほんまこれ、

パターンに入りやすいのは、先入観や思いこみがあるからですね。

思いこみ、先入観をなくすための「意識の進化」

次回は、意識の進化について、まとめます。(予定)
『我(が)』を捨てる お話し集~斎藤一人 「あっというまに幸せになれる」
聴いているだけで、マインドリセットできる周波数。

Cleanse Self Doubt, Fear & Self Sabotage

著者プロフィール
Sharetube