毎朝髭を剃る時、何を使っていますか？おそらく多くの方が電動シェーバーと答えることでしょう。しかし、あえてここで剃刀を使うことをオススメします。剃刀には電動シェーバーでは決して真似できない様々なメリットがあります。電動シェーバーがいくら改良されても、剃刀が店頭から消えることは決してないでしょう。この記事では剃刀を使うことのメリットについてお話をします。

最近の電動シェーバーはかなり進歩しており、髭をより深い位置から安全に処理することができます。しかし、やはりそれでも深剃りや細かな箇所の処理は剃刀に軍配があがります。えらの下など、剃りにくい箇所の処理は電動シェーバーでは限界があります。そして髭をより深い位置から処理できるようになったが為に、そういう部分の剃り残しが目立ってしまいます。顔の隅々までしっかりと髭を処理したい方にはやはり剃刀を使うことをオススメします。カットではバリカンを利用している床屋でも、髭剃りにおいては剃刀を使用しているのは、やはりそちらの方がしっかりと剃れるからです。

剃刀は細かな部分を整えるのに便利だと述べましたが、もみあげの処理にも便利です。無精ひげの処理やもみあげの処理など、大量の毛を剃らなければならないとき、電動シェーバーでは役に立ちません。電動シェーバーが改良されていく中、依然として剃刀が使われ続けているのはこの為です。

剃刀は毛を剃ると同時に肌の角質までしっかりと落としてくれます。あなたは女性でも剃刀を使っていることをご存知でしょうか。もちろん女性にも髭が生えますし、それは当然のことなのですが、実は「角質を落とす」というもう一つの意図もあります。しかし、同時に肌を傷つけてしまうデメリットもあるので、アフターケアはしっかりとしましょう。

剃刀は刃の状態が悪くなったとき、交換すれば良いだけですので、メンテナンスの必要がありません。一方、電動シェーバーを正しく使うにはメンテナンスが必須となります。いくら電動シェーバーのスペックが高くても刃の状態が悪ければ、しっかりと剃ることができません。そして刃のメンテナンスは、しっかりするとなるとかなり面倒です。刃を取りだして水でしっかりと洗い、しかもそれを結構な頻度で行わなければなりません。実は剃刀の方が総合的に見ると電動シェーバーよりも手間がかからないのです。

フォーマルにせよ、カジュアルにせよ、髭の処理は身だしなみを整えるうえで非常に重要です。目先の利便性と手軽さだけを理由に電動シェーバーを使っている方は今一度剃刀にも目を向けてみましょう。