「300kgの米だわらを担ぐ女性」は現代の常識が通用しない。
昔の日本人女性は米俵を容易にかついでいた。
300kgの米俵をかつでいるとされる画像
はじめはなんの画像かと思ったかたもいるかもしれません。この画像には二人の女性が米俵をかついでいる写真がうつっています。
昔の歴史資料や人形もあるという
昔は女衆も力持ちだった、という写真がネットに出ているんだが、コレ、酒田の山居倉庫の写真で、山居倉庫には写真だけでなく、実際に5俵担いだ女性の人形を展示してあります。
『荘内藩の米札から山居倉庫米券への移り変り : ふるさとの歴史』 三上初子著 p.109に「女丁持ち」という写真があり,女性2人が5俵の米俵を担いだ写真があります。
出典:http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000071276
解説文には「戦後労働基準法の制定でその姿を消したが・・・」とあるので,戦前には実際行われていたようです。ただし写真の撮影年代は不明です。
出典:http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000071276
1だわら60kgはだれでもかつげるのが当たり前の時代だった
米俵一俵は60キロの重さがあります。いまの人にとっては持ち上げるのに一苦労、一日中あっちからこっちへと運ぶとなるとさらにたいへんです。けれども江戸末期に書かれた文書にはこう記されています。
「一俵の重さがいまのように決められたのは、成人した大人なら男女問わず誰でも持ち運べる重さだからだ」
現代人の身体能力の退化
いまの私たちは60キロの米を運ぶだけの集注観を体から失っています。ようするに、そのような身体観、体の捉え方が無自覚に失われて来ているわけです。
先日祖母の家を訪問した時にお米40kg分をもらってきたが、それでも担ぐのは楽ではなかった。
米だわらを担ぐ女性の人形
筋肉ではなく骨を使う
人体を見ると、筋肉の役割は骨を円滑に動かすこと。骨が動くとき、一部の筋肉は緊張し、反対の筋肉は緩むのです。例えば腕を曲げるとき、上腕はしまり、下腕は伸びます。骨が動くことでしまる部分と伸びる部分に分かれます。
骨を意識する際、水のようになめらかで姿を想像すること。骨は固めさせたらダメなのです。常に柔らかい状態を考える。結果として重たい荷物すら平気で持てる。
出典:「筋肉」よりも「骨」を使え!で女性が米俵をのせる画像にび...
この引用をみても何を言っているのかわからないと思います。わたしにもわかりません。