東京・足立区で45歳の長女が殺害された事件で、逮捕された妹らは現場をいったん離れた後、再び戻ってから通報していたことが分かりました。自殺に見せかける偽装工作の一環だった可能性があります。

　次女の江川悦子容疑者（43）とその交際相手の深沢薫容疑者（44）、そして、三女の小杉山真由美容疑者（37）の3人は5月、足立区の住宅で、長女の江川弘子さんの首を果物ナイフで刺し、ベルトで絞めて殺害した疑いで送検されました。その後の警視庁への取材で、3人は殺害後、いったん千葉県内の小杉山容疑者の自宅周辺に向かい、数時間後に現場に戻って110番通報していたことが新たに分かりました。自殺に見せかける偽装工作の一環だった可能性があります。3人とも容疑を否認していて、警視庁は動機の解明を急いでいます。

出典:妹ら、“姉の自殺”を偽装か　数時間おいて警察通報

東京都足立区江北の江川悦子容疑者（43）と小杉山真由美容疑者（37）の姉妹が、2人の姉の江川弘子さん（45）を殺害。

江川悦子容疑者の交際相手、深沢薫容疑者（44）と3人で、自殺を偽装するための工作が明らかになってきました。
この江川3姉妹は、地元では有名な資産家の3姉妹だそうです。
恵まれた環境にあった3姉妹にいったい何があったのでしょうか？

出典:足立区江北の江川悦子と小杉山真由美の姉妹殺人事件の口裏合わせとは？

さらに、警視庁は 3 人のスマートフォンを押収し、通話記録の解析を進めている中で、江川容疑者と、小杉山容疑者、江川容疑者の交際相手の深沢容疑者の 3 人は、LINE 上で「 まだ風呂に入らない 」「 今日はやめよう 」などと、江川さんの殺害計画を伺っていた書き込みをしていたことが判明した。これらのことから、3 人は計画的に江川さんを自殺に見せかけ殺害したとみられる。

また、3 人は江川さんを殺害した後、いったん千葉県袖ケ浦市の小杉山容疑者の自宅周辺に向かった後、再度、数時間後に現場に戻って 110 番通報していたことが新たに判明した。警視庁では江川さんが自殺したと見せかける偽装工作の一環だった可能性があるとみて、詳しい動機や経緯などを調べる方針で、事件の実態解明を目指す。

出典:江川悦子・小杉山真由美・深沢薫、江川弘子さん殺人事件-自殺に見せかけ殺害