【雑学】昨今話題だけどそもそも仮想通貨ってなに?

著者:
投稿日:
更新日:

2017年の暴騰により数々の大儲けした人、通称「億り人」を生んだ、仮想通貨バブルですが、興味なかった人にはわかりづらく、今更聞けない。「そもそも仮想通貨ってなに?」をご説明。

仮想通貨とは

最近話題になっているけど、そもそも仮想通貨ってなんなの?貨幣があるの?データ?という方に、まずは言葉の意味からご説明。
仮想通貨(かそうつうか、英語: virtual currency)は、法定通貨に対して特定の国家による価値の保証を持たない通貨のこと。

ヨーロッパ中央銀行は2012年に仮想通貨を「未制御だが、特殊なバーチャルコミュニティで受け入れられた電子マネー」と定義付けた。米国財務省金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)は2013年に仮想通貨を「本物のお金」の対義語と位置づけ、どの司法組織においても法定通貨としての価値を持たないものとして、ガイダンスを発表した。さらに2014年、欧州銀行監督局は仮想通貨を「デジタルな価値の表現で、中央銀行や公権力に発行されたもの(不換紙幣を含む)でないものの、一般の人にも電子的な取引に使えるものとして受け入れられたもの」と定義付けた。

出典:

	
日本では2016年に成立した新資金決済法の下では、「仮想通貨」は「物品を購入し、若しくは借り受け、又は役務の提供を受ける場合に、これらの代価の弁済のために不特定の者に対して使用することができ、かつ、不特定の者を相手方として購入及び売却を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの」又は「不特定の者を相手方として相互に交換を行うことができる財産的価値であって、電子情報処理組織を用いて移転することができるもの」と定義されている。
通常、通貨は国家や会社によって発行され価値を保証されているが、国家の経済政策や会社の運営方針による価値の変動リスクは常に伴っている。 一方仮想通貨は、利用者による仮想通貨自身への信用によってのみ価値が保証されているので、価値の変動を主導するのは利用者である。 現時点では日本では給与の支払いや税金の納付は日本円で行う必要があるので、仮想通貨を手に入れるためには日本円で交換する必要がある。600種類を超える仮想通貨が存在し、それらの推定時価総額は2016年4月時点で約80億ドルである

出典:仮想通貨 - Wikipedia

	
	

問題点も

仮想通貨は手形交換所がないので決済記録の義務が法定されていない。すなわち記録を同一の帳簿による義務がない上、具体的な期間で定めた記録保管義務がない。結果としてブロックチェーンの技術的特徴が法の抜け穴となっている。
また、過去に何度かセキュリティを破られ仮想通貨が窃盗されるというサイバー犯罪も怒っています。これはもちろん現実の銀行も同様に強盗のリスクはありますが、サイバー犯罪は、インターネットさえあればどこからでも行える、という点では、危険にさられる率は高いと言えるかもしれません。
	

著者プロフィール
Sharetube