こんなイベント知ってる?都内最大の食器販売会『テーブルウェアフェスティバル』に行ってみた
東京ドームは野球だけでなく年中いろいろなイベントをやっていますよね。1月末~2月上旬に毎年開催されている都内最大の食器販売会・テーブルウェアフェスティバルを紹介します。
世界各国のブランドが集合
テーブルウェアフェスティバルはその名の通り、キッチンインテリアに特化した展示・販売会です。今年でなんと開催25回目になる、由緒あるイベントです。入場料は前売り¥1,800/当日¥2,200で参加できます。ホテル宿泊券と合わさった割引チケットなども販売しています。QRコードチケットも導入されているので、入場はとてもスムーズです。
お客さんの年齢層は30代後半~60代の女性が多く見られますが、ちらほら同業者や飲食関連の若い方も見かけます。イベントブース内は撮影自由なので、いたるところでカメラのシャッターを切る音が聞こえます。中には、一眼レフを持参する方もいます。
食器自体は安価なものなら¥500~1,000で販売しているものもあるので、とくべつ高所得者向けのイベントというわけではありません。
ブースは大きく4つに分かれており、入場してすぐ正面に見えるのが特設ステージと特集展示ブースです。ステージでは毎年、食器好きな有名人(黒柳哲子さん等)やテーブルコーディネーターのトーク、チェリストの演奏などが催されます。展示ブースでは、今年はロブマイヤー・ロイヤルウースター・ウェッジウッドなどのイギリス製品を中心とした海外の有名ブランドや、作家ごとに風合いが異なる益子焼などが展示されていました。
ブース内で販売されている展示品もありますが、その場での販売が無い場合は注文・後日発送になります。
また、こちらの展示ブースには、著明人がコーディネートした空間展示があり、今年は雅楽家・東儀秀樹や書道家・紫舟、タレント・小倉裕子、ハープ奏者・篠崎史子などの手がけた空間コーディネートが展示されていました。
ドーム中央には、コンテスト作品の展示ブースがあります。テーブルコーディネートの部門が2種と作品部門が2種あり、メインの4人掛け部門は催事や祝日をテーマに、提供される料理まで想定された様々な趣向のコーディネートが見られました。主に子供の日・結婚記念日・金婚式などのテーマがありますが、心なしか今年はハロウィンをテーマにしたものが多い気がします。
作品部門では個性豊かな形状や模様の食器が立ち並びます。
食器を買うだけが楽しみ方じゃない
会場内の大半を占めるのが国内外ブランドの食器販売エリアです。有田焼・益子焼・京焼・波佐見焼・九谷焼・漆器・江戸切子などの有名どころだけでなく、木の器や国産洋食器など多種多様な食器が揃っています。たくさん買いすぎた場合も、三塁側ベンチのところにヤマト運輸の窓口があり商品をまとめて発送できます。
中には木製家具やアンティークアクセサリ・手ぬぐい等も販売されており、協賛企業のブースではABCキッチンスタジオの無料体験予約や、ハウス食品の奨めるテーブルコーディネート講座がやっていました。
また、ブース内に展示品のグラスでワインを試飲できる休憩スポットがあり、毎年とても人気を博しています。
歩き疲れた時は観客席に腰掛けて休憩が取れるうえ、会場内に喫茶もオープンしているので、ゆっくり時間をかけて場内を見て回ることが出来ます。
ドームから出た後も、東京ドームシティ内の施設で半券提示の特典が多々あるので、利用しない手はありません。
このように、意外と一日いられるイベントとなっています。
飲食事業にかかわりたいと思っている人は、自分の店/自分の料理に使う皿を品定めするのに有用だです。もちろん、家庭で使い勝手の良い食器も多くあるので、一度参加してみるのはいかがでしょうか。
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