進路に悩む学生必見!!大学の学科選びの3つのPOINT
一般的に、大学には「学部」と呼ばれる大きな分類があって、さらに「学科」という形で細分化されています。大学選びの際、この多すぎる学科は学生を悩ませます。筆者自身も似たような名前の学科でかなり迷いました。ここでは筆者の経験をもとに学科選びの際にPOINTを説明します。
①学科のカリキュラムを見る
学科のカリキュラムを見ると、1年時にやる専門科目・教養科目の概要、同様に各学年ごとにやることが書いてあることが多いです。理系に多いが、学部は違うが学科名が同じないし非常に似ていることや、学科の名前から学ぶことが分かりにくいことが時々あります。そんなときにカリキュラムを見ると学ぶことが分かるので目を通すと良いです。
②進路を見る
大学のパンフレットを見ると、必ずと言っていいほど学科ごとの進路が書かれています。文系であれば就職が大半だと思いますが、理系だと学科により就職と院進学の比率が相当異なります。次にそれぞれの詳細を見ます。就職であれば、公務員に〇%、メーカーに〇%のように比率で記載されていたり、具体的に企業の名前が書かれています。その学科に入ったからといって同じ企業に入れるとは言えませんが、就活の際にOB・OG訪問できる可能性があります。また院に関しては内部進学が多いですが、外部の大学院の進学先も書かれています。大学受験では合格が厳しい大学でも、大学院から入る場合の方が入りやすいところもあります。(東大がその一例)
③将来性を考える
これは特に理系に言えることです。興味があったからという理由で大学の学科を選ぶのは良いことだと思います。しかし、その学科の修士過程・博士過程へ進学した時に、教授になる以外に進路がほとんどない学科もあります。今は情報系の学科や電気系がおすすめと就活セミナーで聞きましたが、それもいつまでか分かりません。非常に難しいですが、数十年後の日本・世界の状態を予測して、専門性のある人材が必要となる分野に進むのも1つの選択です。
最後に…
理系に進学したから院進学しなければならないなんてことはありませんし、逆に文系だから学部卒で就職しなければならないこともありません。大学に入ると外的要因で考え方もかなり変わってきます。学科で人生は決まりませんが、専門性のある職に就きたいと現状考えているのならば学科はしっかり考えましょう。他の皆さんは、上の3点を抑えたうえで、必ず自分で選び、後悔のない学科選択をしてください。