人狼ゲーム 初心者のための解説
人狼ゲームのルール
とある平和な村に、人の見た目をした狼(人狼)が紛れ込みます。人狼は夜になると村人の誰か1人を食い殺してしまいます。
昼間は村人が全員起きているので、さすがの人狼も多人数には勝てないためおとなしくしています。
この昼間の時間で、村人たちは村に紛れ込んだ人狼を探しだして処刑します。
しかし人狼は人の見た目をしているので、誰が人狼か村人にはわかりません。
村には村人と人狼以外に、人狼かどうか見分ける能力をもった占い師や、人狼の味方をする狂人など、様々な能力、特徴をもった人がいます。
村人たちは彼らの話す情報を元に誰が人狼かを暴きだして、村から人狼を排除するため毎日一人ずつ処刑していきます。
村が全滅してしまうのが先か、人狼を処刑して平和が訪れるのが先か、村人達の生存を賭けた戦いが今はじまる!
人狼ゲームの特徴
道具は何もいらない(配役を決めるカードなどが必要)やることは話し合いと推理のみ
プレイヤー1人ひとりに配役が与えられる(人狼、村人、占い師など様々)
5人~18人程度で遊べる
人狼ゲームは極端に言うと3名以上であれば何人でも遊べます。
ただし、少なすぎるとおもしろくないので、楽しめる人数、という意味で5~18名程度としています。
100人などの大人数でのプレイも、ルールがしっかりしていれば可能です。
ゲームの進め方
人狼ゲームを行なう場合、ゲームマスター(GM)と呼ばれる、ゲームを進行する人が必要です。例えば6人が集った場合、ゲームを進行するゲームマスター1名、村人サイドは村人3名と占い師1名の計4名、人狼サイドは人狼1名、という配役になります。(配役は例です。占い師無しや、狂人を追加など、バランスは自由です。)
配役はプレイ人数によって変動します。10人でプレイする場合は、人狼が2名に増えたり、能力者が増えたりします。人狼が誰なのかは人狼本人とゲームマスターにしかわかりません。
人狼が複数いる場合は、お互い誰が人狼なのか知ることができます。
ゲームは、昼と夜のターン制です。
昼間は全員で話し合って、誰か一人を投票で吊ることになります。
なんの情報もないまま5人の中から人狼を見つけ出すのは困難ですが、配役の中に能力者を入れることで、情報が生まれ、非常に高度な頭脳戦となります。
夜のターンでは、人狼が村人サイドの誰かを襲撃して殺してしまいます。
人狼が全員吊られると村人サイドが勝利します。人狼は、村人と人狼の数が同じ(今回の場合村人残り1名)になると勝利となります。
人狼は相手が多勢の時はおとなしくしていますが、同じ人数なった途端、昼間でも襲ってくるため、人狼と村人が同じ人数になった時点で人狼の勝ちなのです。
プレイ人数が多くなると、村人サイド、人狼サイド以外に、狐などの第三の陣営が登場することもあります。