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教育問題から社会を考える…子役時代の有名キャスト多数!映画「鈴木先生」見どころ【ネタバレなし】

教育問題から社会を考える…子役時代の有名キャスト多数!映画「鈴木先生」見どころ【ネタバレなし】

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tolawotolawo
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教育問題から社会を考える…子役時代の有名キャスト多数!映画「鈴木先生」見どころ【ネタバレなし】
	
2013年、人気テレビドラマの劇場版として公開された映画「鈴木先生」。
原作の漫画(武富健治作)は、"普通の生徒"に向き合う教師を主人公にした新鮮なストーリーで人気を高めました。

実写版は漫画・映画ともに長谷川博己が主人公鈴木先生役を務め、本作ではほかに風間俊介窪田正孝など多くの演技派俳優が集結しています。

映画「鈴木先生」のあらすじ

特別問題もない平凡な中学校で教師として勤める主人公、鈴木(長谷川博己)。
彼が教師として自分に課したのは「普通の生徒に向き合うこと」。

一見問題のないように見える生徒と真剣に向き合うことで、
中学生の彼らが抱える些細な悩み、そしてそれらが発展させる重大な出来事に向き合おうとしていた。

己の教育方法に自信を持ちながらも、どこか不確かさが浮き彫りになりつつある日々。
ある日学校を訪ねてきた卒業生の白井(窪田正孝)には、「イイ子ちゃんだけ構っても、卒業したら忘れちゃうよ」と痛いところを突かれてしまう。

否定できない言葉を気にしつつ、鈴木はやはり自分の教育法を貫くのだが…。

物語のキー:平凡な日常に垣間見る教育問題

本作での主人公は当然鈴木先生ですが、物語の重要なテーマとなるのは"教育問題そのもの"と言えるでしょう。

鈴木先生が日々奮闘する教師生活のなかにはさまざまな問題が潜んでいます。
生徒のことをよく観察しつつ、一人ひとりの心と打ち解けようとする鈴木先生。

先生自身が教育方法に疑問を抱いている…という設定ですが、
鈴木先生だけでなく、生徒たちが次々に口にする教育方針への指摘には納得させられるばかりです。

そして「子どものために」と大人たちが決定することが、果たして本当に子どものためになるのか…

見どころ①鈴木先生の理想と現実

教育という観点から現実的なテーマを取り上げるシーンの数々。
しかし、この映画が比較的安易な気持ちで観られるのはコメディ要素も含まれているからでしょう。

とくに冒頭での小川(土屋太鳳)との公約宣言シーンは失笑必至(本人たちは真剣なのですが)。

そんな失笑シーンのほとんどが、鈴木先生の空想の世界での出来事。
教師として真剣に生徒と向き合う傍ら、"イケナイ妄想"を繰り広げるギャップにも要注目です。

見どころ②未来の大人が直面する闇

鈴木先生をピンチに追い込むキーマンとも言うべき勝野ユウジ(風間俊介)。

後半では彼が暴走して犯罪に手を出してしまいますが、彼もある意味では社会から淘汰された被害者だということが分かるでしょう。

そして勝野に注目すると同時に考えなければならないのが、現代の中学生らも同じ意見を主張しているということ。

「先生(大人)の言いなり」「イイ子でいること」を黙って続けた彼らが、結果的に犯罪を起こすことになってしまったのです。

見どころ③生徒役キャストの有名率

映画の公開が2013年であったことから、生徒役を務めたキャスト陣も立派な大人になっています。

ストーリーの見どころもたくさんありますが、キャストに注目して観るのもおもしろいかもしれません。

とくに話題に挙がったのは、土屋太鳳松岡茉優の2人ではないでしょうか。
土屋太鳳は、鈴木先生が華やかな妄想を繰り広げる小川役に。

松岡茉優はわき役中のわき役…な位置で堀の内役を務め、三つ編み姿を披露してくれました。

そのほかにも優等生の出水役に北村匠海、中村加奈役に未来穂香など…現在活躍する俳優陣の初々しい姿が観られます。

おすすめ度【★★★★☆】

★…鈴木先生の妄想シーンが入るので重すぎない
★…教育について随分と考えさせられる
★…子どもが大人になったときの問題もアリ
★…鈴木先生が、というよりも彼を筆頭にみんなで解決する物語
☆…突然現実的でなくなる

総評は星4。

全体では教育というテーマをシリアスに取り上げているイメージですが、随所に鈴木先生の妄想が入れ込まれるので楽しく見られるドラマジャンルだと思います。
学校問題にスポットを当てながら、彼らが大人になったときのことも考えるべきだ…というメッセージ性は誰もが見て取れるのではないでしょうか。

タイトルからは「鈴木先生が問題を解決していく」という印象が強いですが、
どちらかと言うと、鈴木先生の考え方が一石を投じて周囲の行動や結末を変えていく構成になっています。

したがって、「鈴木先生が波紋を広げるきっかけになる」と言ったほうが適切かもしれませんね。

そしてマイナスポイントは、突然非現実的な展開になること。
それまでが現実的かと言うとそうでもないですが、クライマックスで急にファンタジックな描写になってしまうのが残念。

賛否両論ある作品ですが、現代の教育方針を含め社会が抱える問題を考える良いきっかけになる映画だと言えるでしょう。

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著者プロフィール
tolawo

フリーランスライター活動中…。 まとめを含む記事の執筆、書き起こしなど。立派な実績はありませんので書きまくって腕磨きます。お仕事はTwitterから。