【だが断る】ジョジョの奇妙な冒険 第4部

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閲覧いただきありがとうございます。


さぁ6月に入りましたね。

6月と言えば、ジョジョ

という事でね、はい。


さてさて今回は2017年に実写映画化もされたました

荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)さん作 「ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない」

のご紹介をさせていただきます!

コミックで言いますと29〜47巻までのちょっと長いお話となっております!


タイトルにも載っている「だが断る」は目にしたり耳にしたりした方は結構いるんじゃないですかね?

第4部の名言だったんですねー誰がいつ言ったんでしょうねー


そして舞台は日本!!

前回は日本から始まりエジプトに行きましたが今回は終始日本!

しかも旅そんなしない!奇妙だけどそんな冒険しない!

1つの町の中で繰り広げられます!

では早速今回もお付き合いください( ′∀` )

前回記事はこちらを是非ご覧ください。

あらすじ

1999年日本。舞台はとある日本の1つの町で繰り広げられる。

M県S市にある杜王町(もりおうちょう)

かつてディオとの死闘を繰り広げ、ジョースター家とディオの因縁対決を終えてから十数年、

海洋冒険家となっていた空条承太郎はこの地に降り立った。


承太郎の祖父ジョセフ・ジョースターの遺産分配を調査する中、

なんと隠し子がいる事が判明したのだ。

子供の名前は東方仗助(ひがしかた じょうすけ)。16歳。

妻であるスージー・Qと一悶着の後、

ジョセフはスタンド「ハーミットパープル」で念写能力を使い仗助の行方を探すが、

そこには日本を震撼させたかつての死刑囚、片桐安十郎(かたぎり あんじゅうろう)が写り込んでしまった。


仗助と安十郎に何か関わりがあるのか、ジョセフに変わり杜王町にたどり着いた承太郎。


なんとか仗助を見つけることができるが、運悪く不良に絡まれていた。

穏便に済ませようとする仗助、しかし個性的な髪型をバカにされた瞬間

キレてしまった仗助は自らのスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」を発現させ不良を返り討ちにしてしまった。

そう、仗助もまた生まれつきのスタンド使いであり、しかもスタンドを使いこなすまでの実力を持っていたのだ。


対面を果たした承太郎は、この町に殺人鬼である片桐安十郎が潜んでいる旨を仗助に伝える。

同日、仗助はコンビニ店員を人質にした強盗出くわしてしまう。仗助の髪型をバカにしてしまった強盗は仗助にボコボコにされてしまうが、

その強盗には謎のスタンドの影が…


この強盗は、片桐安十郎のスタンド「アクア・ネックレス」に操られていたのだ。

そして片桐安十郎はスタンド使いになっていた事実も判明したのである。

片桐安十郎の次なる標的となってしまった仗助。

狙われたのは仗助の母親である東方朋子であった。

アクア・ネックレスが朋子に取り憑こうとした瞬間、間一髪で仗助のクレイジー・ダイヤモンドで助ける事ができるが、

その瞬間片桐安十郎はある人物を目撃してしまう。

仗助の祖父である東方良平だった。

警察官である良平は、過去に片桐安十郎を捕まえた人物であり

片桐安十郎にとっては因縁の人物であった。


この良平を片桐安十郎は殺害。

仗助と承太郎は片桐安十郎を捕まえる事を決意する。

捕まえた片桐安十郎から「石の弓矢」の事を聞き、承太郎も杜王町に滞在する事に。

仗助は祖父が守り続けた杜王町の平和の意思を受け継ぐ決意もする。


しかしこの杜王町には、更なる悪が潜んでいる事をまだ誰も知らない…

スタンド使い多くない?

はい。多いです。

お前もかッ!ってくらいみんなスタンド使えたりします。


実はこの第4部では、第3部で少しだけ触れた「石の弓と矢」(以下弓矢)が大きく関わってきます。

この弓矢、その昔全部で6本発見されたのですが、その内の2本はこの杜王町にあります!!

前記事でも紹介した通り、この矢に貫かれたものはスタンドが発現するか死ぬかです。

この町で何らかの目的の為に無作為に人々に矢を打ちまくってる人物がいるんですねー。


その人物とは…

そう!虹村兄弟です!!

誰ー!!

詳しくは後述しますが、兄である虹村形兆(にじむら けいちょう)と弟の虹村億泰(にじむら おくやす)は、自分の父親を助ける事ができるスタンド使いに出会う為に矢を打ちまくってたんですね。

それにより第4部に出てくるスタンド使いは殆ど虹村兄弟が原因であり、

また仗助の友達である広瀬康一(ひろせ こういち)も矢で貫かれてしまいます。


そのせいで東北地方中心都市郊外にあるニュータウン、人口約5万人の小さな町にスタンド使いがわんさかてんこ盛りになってるんですねー。

登場人物紹介

そんなてんこ盛りの中でも主要となるキャラの紹介をして行きたいと思います。


・東方仗助(ひがしかた じょうすけ)/クレイジー・ダイヤモンド

物語第4部の主人公であだ名はやっぱりジョジョ。しかし今作では不良に「仗助」の読み方をジョジョじゃんって言われただけであって、あまり作中ではジョジョと呼ばれていません。上記でも紹介しましたがジョセフの隠し子であり、承太郎の甥にあたります。口癖は「グレート」。

見た目に反して結構真面目で温厚なのですが、その個性的なリーゼントの髪型をバカにされると見境なくキレます。とんでもなく強いです。というのも、かつてディオが復活した時に仗助にもスタンドが発現しました。ですがホリィと同じように制御しきれず高熱で倒れてしまいました。

病院に担ぎ込まれますが、積雪の為道中立ち往生してしまった時見知らぬ青年に仗助は救われたようです。

その姿は学ランにリーゼント。その青年に憧れを抱いている仗助は、同じような格好をしてリスペクトしているわけです。

なので髪型をバカにされる=その青年をバカにされる

となるのです。

クレイジー・ダイヤモンドはスタープラチナと同じく近距離パワー型で人型のスタンドです。

スピードとパワーはスタープラチナに匹敵する程あり、更に仗助が激おこモードの時はそれを上回るらしいです。

ドララララララ…ドラァ!」とすんげーパンチを出します。

特殊能力は手で触れると、壊れた物体や負傷した生物を修復する能力です。

ただし自分自身は修復不可で、完全に消滅してしまったや内科的な病気を治す事、流れた血を戻す事などは不可です。

・空条承太郎(くうじょう じょうたろう)/スタープラチナ

ご存知第3部の主人公ですが今作も登場します。仗助の叔父に当たりますね。

この時は28歳になっており、海洋生物学者になりました。

結構学会に名を馳せているようで、第3部時代の不良じみた面影も無くなっているようです。

スタープラチナは第3部のラストで進化し、「ザ・ワールド」という1〜2秒時を止められる能力が携わっています。

また、承太郎もスタープラチナも強すぎてスタンド使いの間では有名になっており、出会ってなくても承太郎の事を知っている人物は結構いるようです。

・広瀬康一(ひろせ こういち)/エコーズ

仗助と同級生であり、身長157cmと小柄です。小さい者通し筆者は康一くんに親近感が湧きます。

最初は一般人でしたが虹村形兆に矢を射抜かれスタンド使いになります。

作中に出てくる変な人物に好かれる特性があり、結構振り回されます。

そして康一くんと関わったり仲良くなると、登場時よりもどんどん背が小さくなっていくという不思議な現象も巻き起こります。

エコーズは進化型のスタンドで、Act1〜Act3まであります。

康一くんの精神成長により進化していきます。

最初は卵の状態でしたが、Act1で幼虫みたいなエイリアンのようになり、Act2ですこしスッキリしたエイリアンのようになり、Act3で急に人型になります。

最初は結構可愛い感じで、能力も文字(擬音)を貼り付けて響かせ続けるというもの。

Act2でちょっとカメムシっぽくなりますが、モデルはアライグマのようです。

スピードが格段に上がり、発達した尻尾を切り離してそれを文字に変化させたりします。

だいたいはAct1と同じです。

そしてAct3、完全人型になり意思疎通ができる珍しいタイプ。丁寧な感じがしますが、「S・H・I・T」が口癖で結構やばい。

能力もこれまでと変わり、「3 FREEZE」という殴った対象の重さを重くする能力になります。

エコーズが近づけば近づく程重さは増し、30cmくらいまで近づくと地面にめり込むほど。

出典:画像 - 広瀬康一C.png

ジョジョの奇妙な冒険 Wiki
虹村兄弟の弟で、仗助と同じ高校に通っています。見た目は身長が高く強面で、

単純で直情的な性格です。

物事を深く考え出すと頭痛が起こるくらい頭が悪い。典型的脳筋キャラです。

がしかし、見た目に反して甘党らしく、

カレーは甘口のみ、憂鬱な月曜の朝はストロベリーとチョコチップアイスを舐めながら

登校することで心の慰めとしている程で、パワー型乙女んです。

初登場時は敵として現れました。上でもちらっと紹介しましたが

虹村兄弟は弓矢を使用しバシバシスタンド使いを増やしていました。

その理由は、ディオによって植えつけられた「肉の芽」が暴走したことにより

「不死の怪物」と成り果ててしまった自分の父親を殺すためです。

何をしても死ぬことができなくなってしまった父親を殺すことができるスタンド使いに

出会うために弓矢を使用していたんですね。

主に兄である形兆が動いていましたが、弟の億泰は兄の手伝いと肉体労働です。

その弓矢に貫かれた1人が康一くんなのですが、そこに居合わせた仗助と虹村兄弟がバトル!

仗助の勝利で終わりますが、「殺すスタンドではなく治すスタンドを探すなら手伝う」と

兄形兆に仗助が言ったことを聞き、億泰は改心をし共に戦いに参戦しました。

ザ・ハンドは右手で掴んだあらゆる物を空間ごと削り取ってしまえる人型のスタンドです。

筆者は結構この能力チートだと思ってます。

しかも削られた物や空間はどこに行ってしまうのか億泰にもわからないそうです怖すぎ。

ですが大技には予備動作というものが必ずあります。

右手で大きく弧を描くようにブワァンッ!!としなきゃいけないので、作中は敵本体を削り取ったことはありませんでした。

敵との間合いにある空間を削り取って一気に詰め寄るような使い方が多いです。

・岸辺露伴(きしべ ろはん)/ヘブンズ・ドアー

さあ初登場ですね!!

杜王町に住む人気漫画家で20歳。

ものっそい売れっ子漫画家ですが生粋の変人です。

杜王町生まれですが幼い頃に家族で東京へ引っ越し、そこで16歳の時に漫画家デビューしますが

東京はごちゃごちゃしてて集中できない、とのことで杜王町へリターン。

リターンと同時に弓矢に射抜かれました。

あらすじ部分には出てきていませんが、第4部には欠かせない人物です。

それもそのはず、「だが断る」はこの露伴先生の名言だからです。

最初は漫画のためなら自分が重傷を負おうと周りの人物の迷惑になろうと関係ねぃ!的なサイコパス的な

変人的なキャラだったのですが、結構人間味もあり知的でかっこいいんです。

ただ自宅は半焼します。

ヘブンズ・ドアーは対象を本にしてしまう能力を持つ人型のスタンドです。

これを喰らうと体が薄く剥がれて本のページのようになってしまい、

対象が人ならばこれまでの記憶や体験が文字として記されているので赤裸々になってしまいます。

更に!その本になった体のページに書き込みをすることで、対象の記憶や行動を露伴先生の思い通りにしてしまうこともできるのです。

これもチートですね。例えば、「急に後ろへ吹き飛ぶ」と書かれた場合は急に後ろへ吹き飛びます。

一般人がこれを喰らっている最中は意識がなくなりますが、スタンド使いがこれを食らっている時は意識はあるにしろ

体がページ(紙)なので這いつくばってカサカサするくらいしかできません。

・吉良吉影(きら よしかげ)/キラークイーン

杜王町に住む33歳のサラリーマンです。

容姿は整っており、何事も卒なくこなしますが周囲からの評判は良くも悪くもないような立ち位置。学生時代の表彰は「1位だと目立つしランク外だとバカにされる」と狙って3位を取ってきました。

平穏な生活を心から望んでおり、いたって真面目な人物なのですが

生まれつき殺人鬼です。15年間殺し続けてます。

吉良吉影は極度の手フェチで、初めてモナリザを見たときは手の美しさに勃起してます。

手が綺麗な女性を殺害し、手首だけをコレクションして持ち歩くようなサイコパスです。

集めた手首はテーブルに置き食事を取ったり、喋りかけたり、

はたまた指輪やバッグを買い与えてあげるなど恋人のように接します。

たまに舐めたりして遊んでます。

極め付けは、吉良吉影が大便後に手首達に拭いてもらうと幸せな気分になる変態なのです。

変態表彰だったら間違いなく1位です。

キラークイーンは近距離パワー型の人型のスタンドで、指で触れたものを爆弾に変える能力を持っています。

これも結構チートです。

爆弾に変えられた対象は、吉良吉影の思い通りの爆弾になるのです。

爆破の範囲や爆発箇所、対象本体を爆破させるのか、爆弾に変えた対象に触れた第三者を爆破するトラップを仕掛けるのかなど、まー幅広いです。

しかも爆発した対象は内部から爆発しますので、チリも残らず消え去ります。一般人には爆発が起きた事すら認識できないので、騒ぎにならないのです。

この方法で吉良吉影の手首コレクションは捗り、爆破された女性被害者達は最初の1人以外は「行方不明者」として扱われています。

また左手には「シアーハートアタック」という熱感知で自動追尾する第2の爆弾が存在します。

ドクロマークにキャタピラのおもちゃみたいな見た目ですが、「コッチヲ見ロ」「今ノ爆破ハ人間ジャネェ」とか無機質な音声を流しながら迫ってくる物体には流石に恐怖心を抱きます。

爆破力もしっかりとあり、またスタープラチナにオラオラされてもビクともしない頑丈さを持ち合わせているので吉良吉影のお墨付きです。

これはキラークイーンの技の1つであり、能力ではないのでスタンドルールには反してないんですねー。なのでシアーハートアタックへのダメージはしっかりと吉良吉影の左手にはリンクします。

そして物語後半には、第3の爆弾が発現します。「バイツァダスト」という、

ちょっとややこしいのですが簡単に言うと

時間を吹っ飛ばす爆弾です。

これがまさにチートで残酷なんです。

吉良吉影が立ち直れない程の絶望感に襲われた時に発動するのですが、

まず吉良吉影の情報や正体を知るスタンド使い以外の人物にキラークイーンを取り憑かせます。

そしてその人物に吉良吉影の情報や正体を聞き出そうとしてきた人物を爆殺してしまいます。

小ちゃいキラークイーンが出てきて爆殺します。

その爆発は時間をも吹き飛ばしてしまい、なんと1時間前に巻き戻されます。

そしてその1時間の間のあらゆる事はなかった事にされ、みんなの記憶から消されるのですが、

爆殺されてしまった事は揺るがない運命のようで

同じ時間になればキラークイーンに取り憑かれてる人物に接触しなくても再び勝手に爆殺されます。

これで吉良吉影の「平穏」を邪魔する不安要素が全て排除され、また吉良吉影自身も新たな不安要素が生まれた時の「絶望感」も1時間巻き戻されなかったことにされる、と言う

最強最悪のスタンドなのです。

これ都合よすぎんよー

見所

第4部は本当に登場キャラが多くて、まだまだ紹介しなくてはいけないキャラがいっぱいいるのですが、

今回は本当に主要キャラのみのご紹介とさせていただきました(´-`)


今作の見所としましては、冒頭でも書きましたが舞台が町という狭い空間で、

結構身近な舞台なのです!

そんな身近な人物がスタンド使いだったり、

身近な人物が殺人鬼だったりとありえなくはないお話です笑


これまではスタンドと言えばバトルをする精神武器でありましたが、

生活のサポートをしている者もいれば私利私欲の為に悪事を働く者もいます。

そしてサイコな吉良吉影、もうお分かりだと思いますがこの人物がラスボスです笑

隠せなかったですごめんなさい。

心から平穏な生活を送りたいのに殺人衝動が収まらない。

そんな絶対悪なのですがカッコよくもあり引き込まれるキャラです!!


登場キャラ全員が人間味が1番あるのも親近感?が湧きやすく

読みやすい作品ではないかなーと筆者は思います(゚∀゚)

あ、幽霊とか自称宇宙人とかも出てくるのですがご愛嬌で。

おわりに

長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございます!


毎度毎度長くなり本当にすみません!!!

1記事毎にどんどん長くなってしまってます。

皆様にも「フェチ」はあると思いますが、

吉良吉影に感化されて自己を満たす為に爆殺とかはするんじゃあないッ!

たとえスタンドが発現してもですッ!


次は第5部!

筆者が1番好きな作品です!これは熱が入るぞォォオォォオオ!!!

(長くなるぞォォオォォオオ!!!)


ではまたっ

著者プロフィール
Sharetube