アルコール摂取時のNG行動や摂取のリスクまとめ!医大生が解説
そもそもアルコールが体内で起こす反応は…
アルコールを摂取すると、体の中でアセトアルデヒドという物質に変化し、その後、酢酸という物質に変化して、体に害のない形に変化します。これが基本的なアルコールの体内での反応になります。
お酒を飲むと頭が痛くなる理由は?
結論から言うと、これは脱水症状の1つです。上記で説明した反応の中でアセトアルデヒドから酢酸に変化するときに、水が必要になります。
また、お酒には利尿作用があるため、体外へも水分が排出されてしまいます。
この2つの点によって、体内の水分の割合が減っていきます。よって、軽い脱水症状が起きてしまいます。
お酒を飲んで嘔吐してしまうのもこれが原因です。
【お酒飲んだ時のNG行動】
上記のお酒を飲んだ時に頭が痛くなる理由が分かれば当然NG行為となるものを上げていきます。
1.運動をする
2.お風呂に長時間入る
3.暑い場所に行く
この3つは脱水症状が表れている時に、汗をかいて水分を体外に排出してしまうため、当然NG行為です。他にも、基本的に汗をかく行為は脱水を促進させるのでダメです。
4.すぐに寝る
これは、本人は寝ているつもりでも、脳などの体は気絶していると感じます。
<そもそも日常的にお酒を飲むのは…>
缶1本程度なら…
缶1本程度であるならばストレスの軽減などいい兆候が多くあります。しかし、お酒は1gあたりおよそ7カロリーありますので缶1本であっても毎日飲むと太りやすくなります。
それ以上だと…
1日に缶1本以上飲む方は、ガンの発病率や、アルツハイマーの発病率、生活習慣病の発病率など多くのリスクがあります。また、飲むすぎはアルコール依存症になりやすく、これにより、うつ病や最悪の場合自殺に陥ることも考えられるため、お酒の飲み過ぎはもう一度考え直すことをオススメします。
終わりに
アルコールは少量であれば漢方などの薬としても用いられる程、体に良い影響を与えます。しかし、大量に飲んでしまうことで、さまざまなリスクが伴ってくるわけです。そのため、うまくお酒と付き合うことが必要です。
また、妊婦の方は有無を言わさず1日に飲む量は必ず缶1本以下にしてください。アルコールは胎盤を通り、胎児にも伝わります。これにより、胎児の発育の速度が遅くなるなどの影響が出る可能性が非常に高くなってしまいます。妊婦の方は、とにかくこの量を超えないことに気を配っていただきたいと思います。
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