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「うちの上司無能~」「今の若いのなに…」最近の、上司部下バトルを考えてみた

サムネイル出典:

殿堂

「うちの上司無能~」「今の若いのなに…」最近の、上司部下バトルを考えてみた

Author:
原田サキ原田サキ
Posted date:
「うちの上司無能~」「今の若いのなに…」最近の、上司部下バトルを考えてみた

いつの時代も上司VS部下

「ウチの上司無能ばっか!」「最近の若いのは…」なんてバトルは昔から繰り返されているようですが、最近ちょっと様子が違ってきているみたいですね。

逆パワハラ、マタハラなど「弱者」とされている側がどんどん「権利」を認識するようになって、声をあげる。それはそれで良いことですが、ちょっと行き過ぎではないかな…?と感じることが、ニュースやコラム、実社会でも増えてきました。またまた色々と考察してみたいと思います。

最近の傾向、部下側強し!

■部下から「管理能力を疑う」「部長失格」などというメールが何度も送られて悩んでいる管理職…という記事です。

これは極端な例だと思いますが、仕事どころか礼儀もままならない新入社員に、どうやって接したらよいのか四苦八苦する上司、先輩…という構図がこの所続いているみたいですね。ちなみに私自身の立ち位置は団塊ジュニアです。どんな理不尽な目にあっても、いつか仕事で見返してやる…!と黙々と耐えてきた世代です。最近はアラフォーから60代位の人の愚痴をよく聞く機会が増え、共感することが多くなりました。

私自身の経験ですが、茶托を使ったお茶の入れ方すら知らず、そこから教えた新人ちゃんに「相談に乗ってください!」と、他の先輩への批判を散々聞かされびっくりしました。聞けば前の職場でも皆で大騒ぎしてある上司を異動させたそうで…。

仕事よりも「自分の権利」。先に仕事覚えなさい、と言いたくなりました…。

やっぱりこれは外せない!?世代間格差!?

世代間でこんなに違うの?

■文章にすると長くなりますが、表になるとわかりやすいですね。それぞれの世代での考え方の違いなどは、その時の社会の様相や景気、主に使われるツール(スマホ、PC、手紙など)教育などで、ある程度傾向は似てくるなあ…と、長年社会人をして感じました。もちろん個人差はあります。表は小さいので拡大してくださいね。

「シニアガイド」さんよりお借りしましたが、インターネットの利用でくらべる世代間格差の記事は興味深かったです。

こんな背景も関係しているかも…

●「働く目的」では、過去最高だった昨年より減少したものの「楽しい生活をしたい」(昨年度42.6%→今年度41.1%)が過去最高水準で最も多く、続く「経済的に豊かな生活を送りたい」が(26.7%→30.4%)で過去最高を更新した。一方、「自分の能力をためす」は過去最低(10.9%→10.0%)、一時期増えていた「社会に役立つ」(9.2%→8.8%)は減少が続いている。…2頁参照

●「人並み以上に働きたいか」では、「人並みで十分」が過去最高を更新(57.6%→61.6%)し、6割を初めて超えた。減少が続く「人並み以上に働きたい」(34.9%→31.3%)との差も過去最高の30.3%(昨年度22.7%)に開き、2倍近い差となった。…3頁参照

●「デートか残業か」では、「残業」が(71.0%→68.5%)で「デート」(28.7%→30.9%)と、「デート派」が3割に戻した。…4頁参照

●「若いうちは進んで苦労すべきか」では、「好んで苦労することはない」が過去最高(29.3%→34.1%)となった。…5頁参照

●「どのポストまで昇進したいか」では、「社長」が過去最低(10.3%)で過去最高だった「主任・班長」の10.4%を下回った。また、過去最高水準の「どうでもよい」(17.4%)が、これまで一番多かった「専門職」(16.5%)を抜いて、今年は一番多かった。…6頁参照

出典:公益財団法人日本生産性本部 - 平成30年度 新入社員 働くこ...

●公益財団法人日本生産性本部の調査より。
■平成30年度の新入社員の意識調査です。

どんどん仕事よりプライベート重視の傾向が進んで仕事への意欲なくなっていますね。仕事は人並みで充分、苦労はしたくない、昇進はどうでもいい…。この世代が上司になる頃にはやる気のある社員と無い社員で、給与や待遇、能力差でかなり差が出るのではないかと思います。

この給与推移では…

言い分も分からなくもありません。26年までですが、平均給与の変化です。最近は少し上がっていますが、これではやる気もなくなりそうですよね。初めから会社や仕事に期待をしてないのかも。

さらに「何もしなくてもお給料がどんどん上がったんだよ~」なバブル上司と、「薄給でも理不尽でも耐えてきた」氷河期上司の両方とも相性が悪そうな気もします。

年収ラボより。

ところで、それぞれの気持ちと言い分!!

■新人側の言い分
新人が思う、一緒に仕事したくない先輩の指導の仕方

・気分によって態度が変わる
・すぐに大きな声を出す
・失敗を人のせいにする
・ やり方を教えない
・人格を否定するような言葉をいう
この指導では萎縮してしまいますね。良くないタイプの上司です。
地元の友人はパワハラならぬ逆パワハラをしまくっています。

「ヒラ社員3人分の給料貰ってそれは無いっすよ!コスパ悪いっすよ!」

悪気が無い所とナチュラルに声が大きいのが恐ろしい
ちょっと酷いですね…。すでに暴言、と言っても良いと思います。
新人そしてその仕事のプロでもある上司要するに簡単な話その職務への単なる結果と力関係しかないと思う上司が部下より仕事が出来ないなどありえないであろうそう言う上司は降格当たり前だし極端な事言えば社長よりも大きく利益が出せるなら独立した方が良いであろう日本の社会はあまりにも変な枠組みで労働環境が構成されているからこう言うことになる全ては実力が序列を作るまぁ歳とって仕事できないならその仕事辞めなさいよ

出典:「モンスター部下」なぜ生まれる? 広がる「逆パワハラ」に...

先程の「モンスター部下」記事に付いていたヤフコメです。要は仕事できない上司は降格か辞めろ、ですね。一理ありますが、まだ「実務」「見える能力」しか見えてないのかなと感じました。また、企業内で発揮する実力と起業で成功する能力は別物です。
■上司、先輩側の言い分
逆パワハラというか、新人っていう立場に甘んじて「できません」って言えばいいと思ってるのか、注意すると厳しすぎるって私が上から怒られることになるのほんとたいがいにしんたろう案件。
板挟み、大変です…。
今日は朝から新人に切れられ人間否定され気分悪っ。逆パワハラ。

自己主張ハンパない
人の事を否定するけど自分はなんなん?😡仕事を教わるという事が出来ていない。

又愚痴ってすまぬ(*_ _)ペコリ
自己主張の多さも実際に感じてましたが、同じなんですね。
何年前の記事ですか?
原因は育ちじゃないの?
精神年齢もどんどん下がりつつある。

今の人を育てるなら自分一人でできるビジネスに変えて言った方が良い
それぐらいのレベルの低さ 

出典:日本の「熱意ある社員」は世界最低級6% 原因は上司、部下の...

またまたYAHOOニュースでの”日本の「熱意ある社員」は世界最低級6%~”記事へのコメントです。上司側からバッサリです。

無能無能言う前にちょっと待って、管理職って?

課長以上になると労働組合員から外れるのが通例となっており、一般的な企業においてはこの労働者→経営側にシフトした課長以上が管理職だとされます。

ですが、これは労組を持たない企業や、中小、ベンチャー、または外資系企業などにおいては通例はなく、また肩書やポストも呼び名が違ったりしますので、一概に言うことはできません。

出典:管理職とは何か?管理職の役割と責任!どこからが管理職?定...

「みんなのお金ドットコム 」より、管理職の一般的な定義。

●管理職の仕事とは?

会社によって違ってきますが主任、係長は一般的に管理職ではなく、実務をこなしながらリーダーとして皆をまとめる「プレイングマネージャー」です。

またまた自分のことで恐縮ですが私もこの辺り。実務と皆の取りまとめの両方なので、時に頭がギュウギュウ詰め、かなりキツイ時もあるのが本音です。

それ以上の役職になると、会社にもよりますが実務はほとんどしないで「管理」が、仕事になることが多いでしょう。手や体は動いてなくても全体を眺め、把握して、適材適所や部署の方向性など色々と考えていることも多いので「仕事してない」「実務できない」と思われるのかもしれませんね。

やる気のない部下にはこう接してみますか?

まずは能力を5段階に分け、その段階に応じた対応策が書かれていますが、きめ細かやかでとても役立ちそうです。しかし読んでるうちに子どもを相手にしてるのかな…と少し切なくなりました。自分たちが新人の頃もこう思われていたのでしょうか。

新人さん、若い社員さん、一度考えてみませんか?

自分も含め「給与以上の働きをしてます!」と胸を張って言える人、いらっしゃいますか?ノルマの無い仕事では特にわかりにくいですよね。

その中でも若手の立場というのは、お給料をもらいながら、仕事と社会人としての勉強ができる恵まれた立場なんです。

また、大きな失敗などの責任は上司や先輩が取ってくれている会社がほとんどだと思います。そうしないと会社の信用がなくなるのです。嫌いで無能な上司が実は陰になりひなたになり、あなたを守っているかも。まだ見えないかもしれないけど、いつかそれが見えてくる日が来るのではないでしょうか。

また逆に社会に出たばかりの若い皆に仕事の厳しさや楽しさ、やりがいなどをしっかり教えるのも、先輩、上司の務めだなと改めて思いました。

お互いに良い所見つけたいですね

確かにパワハラ上司や使えない無能上司、そして使えない新人、逆パワハラ若手も実際にいるようです。周囲でも遭遇した話や双方からの悩みをよく聞きます。最近はノミニケーション(古い)も否定派が多く、人間関係がどんどん希薄になっているな、というのが個人的な感想です。まあ、それは個人の自由だと思っています。

ところで忘れていませんか?嫌な上司も人間です。使えない新人も同じく、人間。誰でも得意分野、苦手分野がありますし、そこをお互いにフォローし合うことで仕事がうまく回ることもあります。

何故、仕事を上手く回したいか。それは企業の生産性を上げて、結果として業績(売上)を上げるため。

何故、売上を上げるかですが、会社はお金の成る木ではありません。

会社を維持する膨大な経費や肝心のお給料になる「売上」は、社長や経営陣側の舵取りの元、社員全体で伸ばして作りあげるのが実際だなと感じます。やる気が持てず嫌々している仕事の対価であるお給料も、巡り巡れば自分たちで作っているのではないでしょうか。

だからこそ互いに嫌い合うバトルなんて止めて、お互いの考え方をある程度理解し合い、尊重する努力をしたいですね。

仕事を円滑に進めることは、会社の働き易さや生産性を上げるため重要だと思っています。理想論、と一蹴されそうでもね。

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著者プロフィール
原田サキ

3年ほどウェブライターをした後、現在は再び会社員に。 世の中に溢れる、隠れるたくさんの情報、特に社会的な疑問を色々と発信したいです。 個人的な趣味も♪