「虫」に「文」と書いて「蚊」
蚊の名前の由来のひとつに「ぶんっと飛んでいる細かいものだから」と言う説があります。漢字の本家中国では蚊・文、共に「ウェン」と読み、文には「細かい」と言う意味も含まれているそうです。ためになりましたが豆知識を語っている場合ではありません。今年もすでに刺されまくっております！ベランダのたんぽぽに（プランターで育てると意外と難しい。）水をやってはプスッと刺され、夕涼みがてらお買い物に行ってはプスリと刺される。一緒に居る家人はひとつも刺されていないのに、よくいる「蚊に好かれるタイプ」なので、まー良く刺されます。

蚊に思う存分血を吸わせると痒みが軽減するという説

ちょっとバカみたいな事をした経験がありまして、いつかの夏の終わり頃の話です。一匹の蚊がヨロヨロと私の腕にとまったのです。振り払おうとしたその時に、"ハエが手を擦り足を擦り" の如く すりすりとするんですよ。あたかも「叩かないで」とお願いする様に。そのまま見ていましたら当たり前にプスッと刺してきまして、バカみたいに血を吸うところも見ていたんです。（病んでたか？）見る見るうちに蚊のお腹は赤くなりぷっくりと膨らんで、終いにはお腹いっぱいになって飛べなくなってしまいました。蚊は存分に血を吸わせてあげると痒みが減るという説がありますが、そんな事はありませんで普通に思い切り痒かったです。因みに蚊はメスしか血を吸わず、普段は雄雌共に花の蜜など召し上がっているんですよ。産卵期だけ血を吸っているんですね。

蚊に刺されやすい人

多くの方が感じている「蚊に刺されやすい人がいる」「蚊に刺されやすい血液がある」という疑問ですが、確かに存在する事が解っています。刺されやすい人約20％で、以下の特徴を持つ方です。

①体温の高い方
②お酒を飲んでいる方
③汗をかきやすい方
④妊婦さん
⑤肥満傾向にある方
⑥暗い服が好きな方
⑦同じ条件なら（②以外）子供より大人
⑧足の常在菌が活発な方
⑨血液型O型の人

蚊は、こういった方を50m先から察知して、場合によっては狙いを定めて飛んで来ます。

このような蚊に好かれる条件に当てはまる人10人である地域に行きますと、集中してAの方だけが血を吸われ、また違う何処かの地域に行くとBの方だけが血を吸われ、またある所ではDの方が、という実験結果があります。まるで寒い北海道の人が味の濃い味噌ラーメンを食すかのように、蚊にも好みがあるらしいんですよね。

さて、以上の事が解ってもどうしようもない事もあります。今すぐ汗っかきを直せと言われても治りませんし、子供より大人、と言われてももう元には戻りませんよ。という事で蚊対策にはやっぱり蚊取器！色々な蚊取器をご紹介をしたいと思うのですが、販売されている蚊取り器の多くにカタコトのコピーや、粗悪品ではないか？と思われるレビューをたくさん見つけましたので、ご覧になってみて！

いいな、と思っても直ぐにポチっとせずにレビューを見て確かめた方がよさそうですよ。