意外と知られていない軽量の名作Linux
OSと言えばWindows全盛のパソコン業界ですが、OS自体が高く、また、古いパソコンも有効活用できる、と近年軽量Linuxの人気が高まっています。
昨今人気の軽量Linuxとは
軽量Linuxディストリビューション(英語: lightweight Linux distribution)とは比較的限られた計算資源のみで動作するLinuxディストリビューションである。軽量ディストリビューションには明確な定義は無いが、実例としてAbsolute Linuxのポール・シャーマンは「軽量には2つの意味がある。古いハードウェアでも動作することと、OSインタフェースがユーザーの邪魔をしないことだ。」と述べている。
軽量Linuxディストリビューション例
Lubuntu
Lubuntu(ルブントゥ、/luːˈbuːntuː/)はUbuntuから派生したディストリビューションであり、「軽量で、リソース消費量が少なく、省エネ」なことを目指したプロジェクトである。デスクトップ環境にLXDEを使用している。LXDEはOpenboxウィンドウマネージャーを使用することで、ネットブックやノートパソコン、旧型のPCなどのために軽量化を図っており、その点でLubuntuはXubuntuと共通しているが、最初のレビューによると通常インストールや一般的な使用状況ではXubuntuやUbuntuの半分のRAMしか使用しない。
Lubuntu/Japanese - Ubuntu Wiki
https://wiki.ubuntu.com/Lubuntu/Japanese
Lubuntuの日本語化プロジェクト。日本語にて詳しい解説が。
Lubuntuという名前はLXDEとUbuntuの組み合わせからなる。LXDEはLightweight X11 Desktop Environmentの頭字語で、Ubuntuはズールー語やコサ語で他者への思いやりを意味する。Linux MagazineのレビュアーChristopher Smartによる最初のテストでは、LubuntuのRAM使用量は通常インストール状態でデスクトップとして使われたXubuntuやUbuntuのほぼ半分であり、Live CDを使った場合1/3になることが示された。