押し寄せる不運・氷河期世代の愚痴を聞いて…しかし!実は幸せな世代かも?
またこんな目に合うことに
氷河期世代をしっかりきめましょう
この表で見ると氷河期世代は70年生まれ位から、80年半ば生まれまでですね。その中でも団塊ジュニアかそうでないかで、前半世代と後半世代にわかれそうです。案外と時代背景が違うので、今回は「氷河期」と「団塊ジュニア」が重なる、自分の世代の付近でまとめてみました。
表は日本経済新聞から。
物があまりなかった気がする幼少時
次の忍耐…中学生位
・殴って鼓膜が破れた・宿題忘れたら、歌に合わせながら往復ビンタの連打
・宿題忘れたら、鼻血が出るほどビンタ
・教科書を学校に置いていったら、指導室という殴り部屋に連れ込みビンタ
・指導室という殴り部屋があった
・音楽の時間に歌わなかったら背負い投げ連発
・学校にトランプを持っていったら、並ばせて往復ビンタ&腹蹴り
・エンピツに記名しなかったらクラスで裁判をさせて皆で刑を決めさせる。
1週間、朝から帰宅時間まで1日中正座させる。
・服装検査で不合格の場合、勝手に前髪を切る
出典:体罰を与える教師について、皆さんはどのようにお考えですか...
●YAHOO知恵袋で、「体罰を与える教師について」の質問に、団塊ジュニア世代の方が体験談を回答しています。
体罰、管理教育全盛
●中学生時代。体罰、管理教育全盛ですね。上の体罰経験談程では無いですが、近いものはありました。
そして角材や大きい定規を持った、対ヤンキー用の先生が睨みを効かせています。
校内暴力全盛は数年上の世代ですがまだ名残はあり、ヤンキー君&ヤンキーちゃんがいきなり取っ組み合いを始めたりするので、先生達にとって手がかかります。
そのためその他大勢の普通の生徒は一緒くたにされて、若干放置気味…。校則にも割と甘かった気がします。
過酷だった、まさに「受験戦争」
本当にそんなに多かったの
内閣府のグラフでは、第二次ベビーブーマーは1971年から1974年生まれの人とされてます。3年間しかないって短いですね。1番多いのは1973年生まれです。
大学の不合格率…
進学率が増えたかと思ったら人数が多いだけですね。団塊ジュニア、ダントツの不合格率です。グラフは「データえっせい」さんよりお借りしました。
数字でさらにわかりやすく
引き続き「データえっせい」さんより。この管理人さんによると、黄色マークの下の方のは、1990年に、1971年生まれが受験した年とのこと。半数弱が不合格になってます。
目の前で突然バブルが崩壊!!
就職率はこんなんだった…
1995年卒になります。就職氷河期のトップバッターです。それでも2000年辺りを見ると泣けてきそうです…。当時はPCや携帯がなかったので、はがきで資料請求を何十枚と書いても資料は来ない。多くの企業で「四大卒の女子の採用は控えております」と、記載され面接すらできない。
男子学生の内定も車のディーラーや消費者金融が目立ち、皆ピリピリしていたのを覚えています。
こちらのグラフも「データえっせい」さんより。
大学の就職活動もろくにしなかった50社応募して1社面接まで行けるか行けないかと聞いて
しょっぱなからやる気失せた
出典:【氷河期世代】語りませんか?【何でも可】 出典:就職氷河期 (2) : キャリア・職場 : 発言小町 : YOMIURI ON...
私は地方出身で寮生だったので、多くの企業が掲げる「女子学生は自宅から90分以内で通勤出来ること」という条件に適いませんでしたし、そのような条件がない企業には地方出身者が集中しましたので、私のような平均点の人間は採用に至りませんでしたね。 「発言小町」。女子学生には変な条件が付けられました。
耐える、耐える、社会人時代…
学歴別の就職率の推移です。ちょうど私の歳は高卒、短大卒か四大卒でバブルの恩恵を受けたかどうか別れています。
大学の偏差値が低いのがいけないのか、就職に有利と言われる学部だったのに、特に少ない女子は散々な目に合いました。コネを使ったり、資格を取り直したり、留学したり回り道も目立ちました。
男子も今でいう「ブラック企業」で黙々と耐えるか、転職を繰り返すか非正規になるか。
普通に就職した人も当然多いでしょうが、この世代の婚期の遅れや第3次ベビーブームがこなかったのは、自分の生活基盤を確立するのに時間がかかったのも理由の1つだと考えます。
「社会実情データグラフ」さんよりお借りしました。
この世代ってどんな感じの人?
ドライですよね。自分でも冷たいと思います。反感を買うと知りつつ、あえて言いますけど、社員を仲間だと思っていない。自分の仕事を成し遂げる道具のような存在。会社に人情なんていらないんですよ。
出典:一見優しそうなのに、部下に冷酷で無関心!最もやりづらい氷...
「ダイヤモンドオンライン」から。
「キャリアアップ」や「勝ち組・負け組」という言葉が生まれたことからもわかるように、「キャリアアップして年収を上げたい」、「同期よりも早く昇進したい」など、上昇志向や他者比較傾向が強いのもこの世代の特徴です。
出典:page=2"
「ZUU ONLINE」より。