シリアで殺害された湯川遥菜さんとは
内戦中のシリアで日本人が拘束
内戦中のシリアで日本人が拘束されたもようだ。在シリア日本大使館の馬越正之・臨時代理大使は17日、シリア国内で日本人が拘束されたとの情報が入り、16日夕、館内に現地対策本部を設置し事実確認を進めていることを明らかにした。拘束されたとみられる日本人の性別や年齢、職業などについては「事案の性質上、コメントを差し控える」として明らかにしていない。だが、インターネット上では「湯川遥菜(ゆかわ・はるな)」と名乗る日本人男性が、イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国」のメンバーとみられる男らに拘束されている映像が流れている。この男性は反体制派武装組織、自由シリア軍と行動をともにしていたとみられ、シリア北部アレッポで過激派に拘束されたという。
在シリア日本大使館は、内戦の激化に伴い、隣国ヨルダンの日本大使館内で業務にあたっている。同大使館は、安否情報や過激派組織側からの身代金要求などについて「承知していない」としている。犯行声明もないという。
尋問の映像が公開
昨今のイスラム情勢
イスラム国は最近、アレッポでイスラム戦線など他の武装勢力と激しい戦闘を展開。米情報関連企業のサイトによると、「イスラム国」の前身組織がことし4月、シリア北部で拉致したフランス人ジャーナリスト4人を10カ月ぶりに解放した際、1800万ドル(約18億円)の身代金が支払われたと報じられたという。
「湯川遥菜さん」とは
湯川さんは、自身のブログなどによると千葉市在住で民間軍事会社の最高経営責任者。地区幹部は湯川さんの解放を求めイスラム国と接触を試みているが反応はなく「日本を脅して身代金を取るのでは」と語った。湯川さんは7月28日、トルコ南部キリスの国境からシリアに入国し、「現場リポートを書きたい」としてイスラム戦線に同行。8月15日にイスラム戦線の部隊とイスラム国の戦闘を、カメラを持ち取材に行き、戦闘に巻き込まれて拘束された。
湯川遥菜さんのブログ、Facebookを確認
安江塁、ISISに湯川遥菜がPMC社長だと教える。
内戦中のシリアで、イスラム過激派組織「イスラム国(ISIS)」に日本人男性・湯川遥菜(ゆかわ はるな、Haruna Yukawa)さんが拘束されたのですが、ツイッターでは湯川さんのプロフィールをISISに教えてしまう人が現れ物議を醸しています。教えた人とは、安江塁(Rui Yasue)さんというジャーナリスト・通訳の方。ツイッターのプロフィールでは「Translation Service iRtibaT主任通訳」「英語とアラビア語の実務翻訳及び通訳、カメラマンです。たまに中東に取材に行っては講演会やってます」と書かれています。
また朝日新聞の「Asahi中東マガジン」に中東関連の記事を寄稿しているようです。
安江塁さんはツイッターで、ISISのメンバーとみられる男性に対し「This Japanese guy is CEO of a private military company(その日本人男性は民間軍事会社のCEOだ)」などとリプライし、湯川さんのブログ(武器を持っている写真がある)を紹介しています。
安江塁さんはその後ツイッターやFacebookでこの行為について「良くなかったと反省しています」「彼が無事開放されること、美しくかったシリアに一刻も早く平和が訪れること心よりお祈り申し上げます」などとしていますが・・・。
これがどういう結果を招くのか・・・。
また、安江塁さんの他にも、ISISがアップした動画などを通じてコンタクトした日本人がいるという情報もあります。
ネットはそんな安江塁さんに「軽率きわまりないな」「やっていいことと悪いことの区別つかないのかよ」などと批判の声もあがっています。
殺害
2015年1月24日、湯川が殺害されたとする録音がインターネット上に現れた。現地時間1月25日午後、ISILは宣伝媒体であるラジオ部門を通じて湯川を殺害したことを伝えた。
湯川遥菜氏の処刑シーンが公開されない理由
イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に拘束されていた湯川遥菜さんが殺害された可能性が濃厚となっている。まずは、湯川さんのご冥福をお祈りしたい。今回の湯川さんの殺害事件を受けて、世界各国の情報機関に独自の情報源を持つ危機管理コンサルタントのA氏に、事件の真相を聞いてみた。「残念ですが、湯川さんは殺害されたようです。ISはこれまで処刑シーンをYouTubeなどで公開してきましたが、湯川さんについては映像が公開されず、胴体の上に切り落とした首を載せた写真しか公開されませんでした。
ある中東の情報筋の話によれば、これにはIS側の都合のようなんです。湯川さんが処刑される際に命乞いをしたため、見るに耐えない処刑シーンになった可能性があると……。
これまでISが公開した処刑シーンは、処刑されるほうにも“武士の切腹”のような潔さがありました。これはISが意図的に狙ったものでした」(A氏)
確かに、これまで公開された欧米系ジャーナリストの処刑シーンは、抵抗することもなく、あまんじて死を受け入れるような印象を受ける。
「ISが処刑シーンを公開する理由は2つです。ひとつは外国人兵士の募集。もうひとつは資金調達です。欧米で“IS cool!”という言葉が聞かれるように、ISは“格好いい”をコンセプトにして独自メディアを通じて情報を発信しています。
ですから、処刑もイスラムを連想させる砂漠の真ん中で、遊牧民の古の流儀に従い首を切り落というやり方をとります。すべては、その姿に憧れを抱き兵士を志願する人々や、彼らに“希望”を感じた人々からの金銭的援助を集めるための“イメージ戦略”なんですよ。
また、当然ながら、ISは捕虜には『死んだほうがマシだ』と思わせるまで徹底した拷問を加えます。それによって、処刑される時には、捕虜は死地にありながらも『死によって苦痛から解放される』と冷静に死を受け入れるわけです。
しかも、これまで処刑された方はジャーナリストですので、ISに拘束されたら自分がどうなるのか、覚悟もあったでしょう」(A氏)
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