エノキ茸がどんどん高くなる?!その原因はズバリこれ!

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台風などの影響で、野菜の価格が高騰するのは毎年の事。でもですね?室内で育っているエノキ茸が高くなるのは不思議ではありませんか?エノキ茸以外でもスーパーなどでは既に価格高騰が始まって高くなっている物があります。特に高くなっている物は何だと思います?

 エノキ、舞茸、しめじ、ピーマンなどの袋物が高くなる!

現在スーパーで売られているキノコ類の中で松茸以外は99.9%栽培ものですよね。天然物が売られているのを見た事がありません。大きな工場の中で、天候に左右されず(停電時は省かせて頂きますが)すくすく育つキノコが、どうして野菜並みに高騰しているのか。

答えは、キノコの包装に使われている袋状になっているフィルムにあるのです。

 【全米が泣いた!】エノキ茸が商品になるまでの感動の物語

出典:ナニタベル

今日の献立にプラスきのこ

①培養

			
いきなり①が培養としましたが、この前に培地を作り、培地を詰め込んだビンを殺菌し、殺菌が済んでようやくえのき茸の菌糸を植えつける接種と言う作業があり、①の菌を育てる培養に入るんです。(100円前後で売ってくれてありがとう!って思っちゃいます)
今日の献立にプラスきのこ

②エノキ茸の栽培10日目の様子。可愛い♡

			
次の工程に行くまで、全員のエノキちゃんが均等に育つように温度を抑えて成長を調整します。ようやく瓶の口のところまで来たら、、、☟☟☟
今日の献立にプラスきのこ

③広がらないようにシートを巻いてあげます。

ケガをしたワンちゃん並みに大事にされる。
みんな同じように育っているか、傘の大きさは充分か、茎だけ伸びたりしないように慎重に管理をつづけて、ようやく、、、☟☟☟
今日の献立にプラスきのこ

④青いシートから顔を出しました!

			
今日の献立にプラスきのこ

感動しちゃいます。TOT

			

 さて収穫して包装作業に入ります。

瓶からエノキをスポンと抜くだけかと思いきや、計量して重さを均一にします。そして、専用の機械にフィルムをセットして包装するわけです。動画、面白いので見てみて下さいね♡途中、石油高騰の為値上がりしているフィルムが出てきますのでお見逃しなく。
	
今日の献立にプラスきのこ

ドバドバ出てくるエノキを箱詰めしていきます。

			

きのこフィルム 品質性に優れたフィルムで、えのき、ぶなしめじ、なめこなど、多様なきのこ類の包装に対応します

こちらを販売している企業さんも、値段交渉でさぞや大変な思いをされていると思います。
栽培工程は大分端折ってお伝えしましたが、日頃100円やそこらで買っているエノキはこうして作られています。資源がない日本では、こういった値上がりは仕方がないのかも、と思わざるを得ないのかも知れません。おまけに全国に届けるための輸送にガソリン代もかかり、ガソリン代の価格高騰も毎日株価のようにニュースになっているくらいです。付け加えて、運搬用の段ボールの価格も高騰しているんです。踏んだり蹴ったりとはこの事ですね。
 

 しいたけ、エリンギは意外と安定する

しいたけやエリンギ、舞茸などパックに入れられるものは、割と安価なラップで包装できますし、パックは再生されたものを使えますので、エノキ茸ほどの打撃はなさそうです。エノキ茸の弱点は横倒しが出来ない事ですね。重みで下の部分がどんどん傷んでしまいます。
 

 フィルムを使っている商品

他にも、フィルムを使っている商品はたくさんあります。ピーマンなどは、天候に左右されてそれだけでも安い野菜とは言えなくなってきているのにフイルムパックに詰められています。他にも、サラダ用の千切りキャベツなども同じくフィルム包装に頼っています。これら全てが、おそらく量を減らすか、値上げをしていくかのどちらかになっていくと推察されます。
 

 石油を原料としないパッケージ

とかね、いろいろ言いましたが食品パックをリサイクルの回収箱に入れた事が1度もないんです。今後、ええ、今後は、、、頑張ります!


最後までご覧頂きありがとうございました。

キノコ大好き♡ギンアンコ。

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Sharetube