インスタ映え抜群!ファンタジー感がスゴイ世界の神秘的な絶景
この地球上には、通常社会ではまず見ることがないような、奇妙で、禍々しく、そして美しい絶景が存在します。
その中には、普通に見に行けるものから、条件が揃わないと見られない奇跡の絶景や
過酷で命を脅かす危険があるなど、様々な場所があるのです。
改めまして、ごきげんいかがでしょうか。
今回はこの世とは思えない神秘的な絶景をご紹介していきます。
それでは、出発しましょう!
ヒリアー湖
オーストラリアのルシェルシュ群島の中のミドル島にある、見るからに毒々しい、いや、美しいピンク色をした湖。
湖の色がなぜピンクなのかは、完全解明には至っていません。
専門家による一説によれば、ヒリアー湖は塩分濃度が高く、
塩分を好むドナリエラ·サリナという藻類と、ハグロアバクテリアとして知られる
高度好塩菌が出す成分で、特にこのドナリエラが、直射日光を防ぐ為に、
カロテノイドという色素を大量に発生させているからでは?
と推測されているようで、
季節や気温によって色が変化することは無いそうです。
しかし、ここまで奇抜な色で存在するからには、動物や人にも、さぞや悪い影響があるのだろうと思ってしまいますが、
人は泳いでも大丈夫なようで、どうやら人体には無害のようです。
しかし、塩分濃度が高いため魚は生息していません。
ダナキル砂漠
ダナキル砂漠はアフリカ大陸東部、エチオピア北東部とエリトリア南部に広がる砂漠。青く澄み渡る空、足元に広がる緑や黄色の極彩色。水までも緑に見え、
その湿地はまるで、ドラクエの毒の沼地のようです。
地球上とは考えられない程の毒々しい奇怪さを放つこの絶景は、
地球にまだ生命が宿る以前、数億年前の姿と言われています。
この現実離れした壮大な景色を目にした人の中には、
「リアルナメック星だ!」と喜ぶ人も多いとか。
そして、ご覧の通りで想像できると思いますが、ここに辿りつくのにも、過酷を極めます。
硫黄やアンモニアなど有毒ガスも噴出し、さらには”硫化水素”という猛毒ガスまで
多々発生する事があり、ガスマスクは必需品となっています。
また、ダナキル砂漠は地殻が薄く、マグマがすぐ地表近くまで迫っていて、
いつ爆発してもおかしくない状態だと言われており、その影響で
気温が50度近くなることもあるのです。
さらには、ダナキル砂漠のすぐ北に、「エリトリア」との国境があり、紛争が時々あるようで、以前には旅行者がゲリラ部隊に、殺害された事件も起きている、
とても危険な地域なのだそうです。
絶景も環境も共に、この世の果てか終わりかと。
世紀末救世主伝説か何かのような美しくも危険な現実がここにはあるようです。
フライガイザー
本当にあったファンタジーワールド!もはやCGにしか見えないとても不思議で、美しいこの絶景は、アメリカ ネバダ州北部のブラックロック砂漠にある絶えることなく、噴き続ける噴泉塔「フライガイザー」。
ここに訪れた者を魅了してやまない、色鮮やかな大自然が創る芸術品。
複数ある噴泉に、その成分、その時々の水量などが長い年月を経て、
この神秘の岩を創り上げたのだといいます。