世界に存在する衝撃的すぎる食べ物 7選

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皆さんそれぞれに好きな食べ物、嫌いな食べ物があると思います。

これは結局「好き嫌い」なので個人の価値観によるものが大きいのですが、

これを食文化として、地域や国といった広い視野で見てみると、

日本の高級料理も、海外ではゲテモノ扱いされたり、また、その逆もあるのです。


改めまして、こんにちは!

今回は、世界で最も怪しいと発表された食べ物です!


中には、日本人にはグロいと感じられる料理もあり、マジで閲覧注意ですが、

覚悟はよろしいでしょうか?


それでは、見ていただきましょう!

クモのフライ (カンボジア)

いきなりゲテモノの登場です。

これはカンボジア料理の一品で、カンボジアのスクンでは、

このクモをガーリックオイルで揚げた料理が名物のひとつとなっています。

このクモはタランチュラの一種で、人の手のひらほどの大きさのものが一般的なようです。

味はタランチュラだけに「魚のタラとチキンの間をとったような味」とも表現されています。

食感は表面がカリカリしていて、中身は柔らかく「ジューシー」なのだといいますが、

揚げても見た目はそのままなので、そのジューシー感は日本人にとっては

嫌がらせか!と思う、必要ないジューシー感かもしれません。

カンボジアでは、クモは普通の食材とされ、「クモ酒」や「クモの炙り焼き」なども、

あるという事なのですが、「通」に言わせると、

クモはフライにして食べるのが最もおいしいと語っているようです。


プレーリーオイスターズ(カナダ)

牛の睾丸というインパクト抜群の食材を使った料理です。

これはカウボーイ文化の一つで、牧畜が盛んで牛の去勢が一般的に行われている地域の

伝統料理で、料理店やフェスティバル、牧畜を営む家庭でも食べられています。

見た目も、名前ほどグロい訳でもなく、むしろおいしそうと感じられる料理です。

歯ごたえもないほどとても柔らかく、味は淡泊でクセが無く食べやすい料理といわれ、

肉の味は弱いのですが、チキンのようだと感じる人もいるようです。


ホルモンなどの内臓系や白子が好きな人なら、クセになってしまうかもしれませんね。

バロット(フィリピン)

フィリピンに、バロットというとんでもないゆで卵が存在していました。

殻を剥く前はいたってごく普通の卵に見えますが、この卵の中身は

通常の黄身ではなく、ふ化寸前のほぼ雛鳥の形になったものが入っているのです。


その、バロットの殻をむいてみると、ヤバいですよ。

位置によって脳みそや内臓などが現れ、さらによく見ると、

血管や細い羽毛まで確認できるグロさですので、食べるにはかなりの勇気が必要です。

バロットの食べ方は、まず卵の先に穴を開けて、酢と塩を少しだけ入れ、

中に溜まっているスープを飲み干してから、殻を剥き中身を食べるのがスタンダードです。

気になる味はというと、卵、肉、モツ、軟骨のミックスなので複雑な味がするようで、

地元の人間でもバロットは「無理!」という人がいる超絶珍味でした。


ここまで見せておいて今さらなのですが、このグロすぎるバロットは

「検索してはいけない言葉」の一つに入っていたようです。

ハギス(スコットランド)

ハギスとは、羊の内臓を羊の胃袋に詰めて茹でたスコットランドの伝統料理です。

茹でた羊の内臓(心臓、肝臓、肺)のミンチ、オート麦、たまねぎ、ハーブを刻み、

牛脂とともに羊の胃袋に詰めて茹るか蒸した詰め物料理の一種で、

切り方や盛り付け方によっては相当グロく、地球外生命体と間違われ、食事を共にする

家族や仲間が絶叫しながら逃げ出すので、切り分ける際には、初心者は特に注意が必要です

味はこってりしており、スコッチ・ウイスキーを振りかけて食べるのが

「通」の食べ方だといわれています。

スコットランドでは一般的な食べ物で、既製品を肉屋で購入できるほどですが、

同じイギリスでもイングランド人には、ハギスをゲテモノ扱いする人もいるようです。


エスカモーレ(メキシコ)

メキシコのキャビアと言われることもある、巨大アリの卵を使った高級珍味です。

メキシコでは、虫を食べる文化があり、先住民の時代からその幼虫や卵も立派な食材とされ、現在も食べられています。その中でもエスカモーレは希少なことから、

高級食材として知られており、サイズはご飯粒大で、蟻の卵にしては大きめです。

バターで炒めたり、オムレツやタコスに入れるなど、様々な料理に使われる食材です。

食感はねっとりとしていて、見た目の卵のプチプチ感はそれほどなく、

濃厚でまろやかなナッツのような味わいだそうです。

地元の人からは、比較的抵抗なく食べられる虫料理とされていますが、

「それはあなたがメキシコ人だからだろ。」と言いたいです。

ハカール(アイスランド)

「不味すぎて、単品ではとても食べられない」

「最もうんざりする、ひどい味の食べ物」


などと、圧倒的に全否定されているハカールは、アイスランドの伝統保存食で、

バイキング時代から食べられているというサメを発酵させた食べ物です。

塩漬けにして発酵させたサメ肉を、吊るして4~5カ月かけて乾燥させ作るこの食べ物は

見た目のグロさはなく、むしろ美味しそうにも見えますが、大量のアンモニアを含んでおり、

その腐乱臭のようなとてつもない激臭が、食欲を木っ端微塵に粉砕します。


しかし噛み応えがあり、その独特の香りと舌先がしびれる感覚が良いとする人もおり、

改めて、世界の広さを感じる食材です。

カース・マルツゥ(イタリア)

もはや、完全に食べ物とは言えないレベルのチーズ。

羊の乳からできるチーズにウジ虫が湧いている、普通なら全力で完全廃棄するような、

何なら焼き尽くして完全消滅させたくなるような衝動に駆られるほどヤバい

イタリア・サルデーニャ地方伝統のチーズです。

ウジ虫は生きていて、飛び出てくるという、完全にホラー映画の世界。

地元の人は、「しっかりとした赤ワインとの組み合わせは、最高だよ。」と、

思わず耳を塞ぎたくなる、理解不能の事を口走るようです。