【雑学】モーツァルトの子守唄の作曲者は、モーツァルトではない
ベルンハルト・フリースという人が作曲した
モーツァルトの子守唄というタイトルからして、長い間モーツァルトが作曲したと認識されてきましたが、実はモーツァルトの子守唄は、オーストリアの作曲家ベルンハルト・フリース作曲による子守唄だと分かっています。
実は、モーツァルトの作ではないのです。
モーツァルトの子守歌(フリースの子守歌)』は、オーストリアの作曲家ベルンハルト・フリース作曲の子守歌。
「モーツァルトの子守歌」とは - フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ゴッター作詞、ベルンハルト・フリース作曲による歌曲。
静かで落ちついた雰囲気のこの作品は、音楽的特徴から長らくモーツァルト作曲とされていました。
出典:1歳の寝かしつけにおすすめ!クラシックの子守歌5選 長い間モーツァルト作曲とされてきたが、近年、ドイツの研究家がハンブルクの図書館で発見した18世紀後半頃の歌集に「フリース作曲」の記述を発見し、「フリースの子守歌」と改められるようになった。
有名な『モーツァルトの子守唄』は、最近は『フリースの子守歌』として表記されることが多くなった。ベルハント・フリースという人物が、F・W・ゴッターの詞に作曲して一七九六年に発表をした曲だということがわかったからだ。
その他情報
研究科ケッヘルがモーツァルト作曲と勘違いした
長年、モーツァルトが作曲したものとされ、ケッヘル作品番号K.350 がつけられていた
曲は長い間モーツアルトの作曲とされ、ケッヘル番号もK350とされてきました。
ケッフェル番号を設定したモーツァルトの研究家で有名なケッフェルも、これをモーツァルト作と考え、K.350を与え、1780年頃の作としています。
フリースはベルリン住みの医師だった
このフリースという人物は何者なのかというと、モーツァルトとほぼ同時代にベルリンに住んでいた医学博士で、たいへんな音楽好きだったという。
後年の研究により、モーツァルトと同時代の医師フリース(作曲家としてはアマチュア)の作であることが判明した。
実際作曲したのは、モーツァルトと同時代の医師・ベルンハルト・フリース氏というアマチュア音楽家であることが明らかとなりました。
モーツァルトの子守唄がどう聞いてもモーツァルトっぽくないと思ったらやっぱり違った。http://www.worldfolksong.com/sp/classical/mozart/wiegenlied.html …
「モーツァルトの子守歌」って、後から作曲者がフリースって人だってわかって、最近は「フリースの子守歌」ともいわれているみたい。始めから「フリースの…」だったらこんなに長い間歌い継がれていなかったかもしれないね。 href="https://t.co/4MYaVwtrNB" rel="nofollow noopener" dir="ltr" data-expanded-url="http://youtu.be/R1m1KPyqPKk" class="twitter-timeline-link u-hidden" target="_blank" title="http://youtu.be/R1m1KPyqPKk">http://youtu.be/R1m1KPyqPKk