健康食品・サプリメントによる健康被害
痩せるために、健康のために高額なエステやサプリ、健康食品、健康器具などはいりません。
マスコミや広告に踊らされて、大切なお金や あなたの健康を失わないでください。
健康食品の危害 相談件数は増加傾向
PIO-NETに寄せられた相談件数2015年 907件2016年 1877件
2017年 1851件
2018年 1680件(前年同期 1743件)
相談件数は2019年3月31日のもの(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
※PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)
国民生活センターと全国の消費生活センターをネットワークで結び、消費者から消費生活センターに寄せられる消費生活に関する苦情相談情報(消費生活相談情報)の収集を行っているシステム。
寄せられている危害・苦情 一部抜粋
インターネット通販で定期購入したダイエットサプリメントを飲むと下痢が止まらない。2回目の商品が届いたが、返品して定期コースもやめたい。
インターネット通販でバストアップサプリメントを注文した。全身に湿疹が出たのでやめたいが、3回の購入が約束と言われた。体に合わなくてもやめることができないのか。
カキエキスなど亜鉛含有の健康食品を2種類服用していたら、めまいに悩まされるようになった。亜鉛の過剰摂取は貧血になるらしいが、1種には亜鉛の含有量の記載がない。
ダイエット目的で購入した筋肉増強サプリで腎臓のクレアチニンの数値が上昇した。注意書きもなく販売していることが心配だ。
インターネットで見てお試しの妊活のサプリメントを購入した。2回目が届き、最低4回の定期購入と分かった。飲むとのどが痛くなるので、もう飲みたくない。
出典:健康食品の危害(各種相談の件数や傾向)_国民生活センター
プエラリア・ミリフィカ-若い女性に危害が多発!
◆プエラリア・ミリフィカ=マメ科のクズ(葛)と同属の植物の根◆バストアップやスタイルアップの健康食品に配合されている
◆PIO-NETに、プエラリア・ミリフィカを含む健康食品に関する危害情報が、2012年度以降の5年間あまりで209件寄せられており、特に2015年度以降増加しています。
・消化器障害や皮膚障害・月経不順や不正出血 など
強い女性ホルモン様作用を持つとされる成分が多く含まれている銘柄があります。摂取によりホルモンバランスが崩れるなど、思わぬ健康被害が発生するおそれがあるため、
安易な摂取は控えましょう。
キャンドルブッシュを含む健康茶-過剰摂取に注意
◆「おなかがスッキリするという植物を含む茶葉を購入し飲んでいたところ、効果があり過ぎる」という健康茶に関する相談が寄せられた。◆キャンドルブッシュ=医薬品として使用されるセンナの同属植物
センナと同様に下剤の作用があるセンノシドという成分が含まれている。
◆キャンドルブッシュを含む健康茶、全ての銘柄からセンノシドが検出
約半数の銘柄は、カップに2、3杯の量を飲むことで医療用医薬品と同程度の量のセンノシドを摂取 する可能性があった。
センノシド 副作用
*腹痛
*下痢
*腹鳴(お腹がゴロゴロ鳴る)
*悪心・嘔吐
*低カリウム血症
*低ナトリウム血症
*脱水
*血圧低下
雪茶―肝機能障害
雪茶は、チベットの高山に生えるムシゴケ(雪草)を乾燥させて作るお茶。・ ノンカフェイン茶
・ 脂肪分解率はウーロン茶の3倍以上
・ ダイエットに効果のある栄養素(アミノ酸18種類 etc)などを多く含む
・コレステロール値を下げる
・脳の活性化
・ガン予防
などに効くとされている。
報告されている健康被害
痩身目的で「雪茶」を飲用し、重篤な肝機能障害を起こした症例。五〇代の女性で、一カ月半後に下痢症状が出現。その後、全身倦怠感、腹部膨満感や肝機 能検査値の異常が出て入院しました。しかし、主治医が原因を精査しても不明、患者の家族がインターネットで情報を見つけ、やっと原因が特定できました 。
厚生労働省は2003年12月に「雪茶」による健康被害を公表しましたが、その後も販売されています。
CoQ10―好酸球性肺炎
◆CoQ10は、医薬品として70年代から心機能の改善を目的に日本だけで使われていた。現在では医療目的ではほとんど使われていない。
◆近年ではの健康食品としれ「活性酸素によるダメージを防ぎ、免疫力を高める」と、宣伝され販売されている。
報告されている健康被害
CoQ10の副作用 好酸球性肺炎60代女性。友人に、「健康に良い」と、CoQ10をすすめられ服用。
2~3カ月ころより咳が出はじめたが、風邪か花粉症だろうと様子をみていた。
良くならないので受診し、軽い肺炎といわれた。
クラビット錠を8日間服用後、クラリス錠を15日間服用しても改善せず、CoQ10の副作用を疑い、服用を中止した。プレドニンによる治療を53日間行い、完治した。
CoQ10のサプリメントの用量は、医薬品の常用量の3~9倍が宣伝されてる。医薬品の常用量30mg/日では消化器症状や発疹など軽微な副作用が1.5%。
サプリメントは医薬品の用量を大きく上回って摂取されることに注意!また、複合剤が増えていることも問題。
*人によっては悪心や頭痛、胸焼け、肝酵素上昇、光線過敏症などが出ることがあります。
*サプリメントや薬を代謝する働きが肝臓にはあるため、服用する量が多かったり身体に合っていなかったりすると、肝機能に障害が出ます。
*厚生労働省ではコエンザイムQ10を含む食品を摂取したところ腹痛や下痢などの消化器症状があったとの報告を受け、1日に摂取する目安量の上限を300mg以下としています。
グルコサミン―肝機能障害
報告されている健康被害
「植物由来のグルコサミン」による肝機能障害。70代前半女性、C型肝炎、便秘、高血圧症、逆流性食道炎にて、アムロジピン、オメラップ、マグミット、サプリメントとしてローヤルゼリー(10年以上)服用中。
関節痛で、植物由来のグルコサミン「HAC」服用を開始。
3週間後、整形外科を受診し、ロキソニンテープを処方され、疼痛管理をしていた。
服用開始2カ月後の血液検査でGOT/GPT:70/102、AL-P:967、γGTP:330
肝機能障害の疑いありと指摘さた。
3日後の検 査では、GOT/GPT:76/79、AL-P:1124、γGTP:408。
エコー施行しましたが、肝腫大などの異常所見なし。
ロキソニンテープによる 副作用の可能性も検討し、同剤を中止。
その1週間後、「急激なガクンとした疲れ」を訴えたため、両サプリメントを中止。
中止4カ月後 GOT/GPT:20/16、AL-P:309、γGTP:33に回復。
基礎疾患にC型肝炎があるが、服用前に検査値異常なく、経過をみるとグルコサミンによる肝障害の可能性が高いと考えらた。
メリロート―肝機能障害
◆メリロートは、ヨーロッパなどの温暖な地域に生息するマメ科の植物。◆ダイエット、むくみ、セルライトに効果的とうたっている。
◆メリロートを大量に摂取すると、知覚麻痺まひや一時的な肝障害を起こす可能性がある。
◆メリロートはワルファリンやアスピリンなどの血液凝固抑制薬との併用により、出血のリスクが増加する可能性がある。
報告されている健康被害
メリロートを食べた30歳代女性がやはり肝機能障害で入院メリロートとブルーベリーエキス、摂取した人に肝機能障害が発生した事例が静岡県と新潟県から寄せられた
危険なサプリメント
http://beautyhealthy.web.fc2.com/kikennasapuri.html
合成栄養素や増粘剤を多く用いた粗悪な製品(効果の期待出来ない製品)が多く出回っているのも悲しい事実です。
ビタミン・ミネラルなどの有効成分がほんのわずかしか含まれていないのにやたら高価なものや、
一方で手軽に購入できるがほとんど効果の期待出来ないお菓子レベルのサプリメント(栄養補助食品)
まであります。
調査したところ、
世の中に出回っているほとんどのサプリメントには、有害物質が含まれているのが現状です。
また、日本国内で販売されている90%は、
成分表に書かれている成分量が入っていないのが現状です。
それによって、健康被害が数多く出ています。
◆ファンケル 小麦粉が混入で「パーフェクトスリム」回収◆健康食品原料「ソイアクト」の一部に、殺菌目的でガンマ線を使用した可能性がある原料が混入していたことが判明
◆2002年前半に、中国製ダイエット用健康食品を使用した人々の多数が、それに混入された医薬品成分による副作用で肝障害を引き起こし、4人が死亡する事件が起きた。
◆イチョウ葉食品で皮膚障害や腹痛、下痢といった被害を訴える相談件数 増加。
◆300万人の会員をほこる「DHC」は健康被害例を隠ぺい
ビタミンサプリに要注意!健康被害のリスクが高まり命を落とす危険も…...
http://seiryokunaviplus.com/supple-knowledge/vitamin-healthhazard
サプリメントの中でも、特にビタミン系のサプリを継続的に飲んでいる方は多いのではないでしょうか? ビタミンは美容や健康に良いと言われていますよね。 しかし実は、それに反...
ビタミン剤も危険